[モンテッソーリの四則演算]幼児が取り組む算数教育

モンテッソーリ教育を忠実に再現する幼児教室を開設して一年。それまでは英会話教室や個別コーチングで子どもと関わっていたが、子どもの本質や特性が本当の意味で見えてなく、何処か大人の色眼鏡をかけて子どもはこんなもんだと思い込みで見ていた。

モンテッソーリ教室での毎日は非常に興味深い。子どもの興味や行動は非常にスピーディーに感じる時がある。打ち上げ花火の様に急に空に打ち上げられたかと思えば、瞬時に大空に花の様に開花する。そんな感じで今まで全く興味を示さなかった割り算を子どもが自分で割り算版の教具を手に取り、机に運んでやり始めた。過去に2回ほどやり方を紹介はしてはいたが、しっかり取り組んだ事はなかった。この後何問も割り算の問題を要求してきて、最後にはもっと大きな数!と目を輝かせ1時間程の時間を費やす。

この動画の5歳児さんは9問の割り算問題に集中して取り組んでる姿です。
指先の三枝を使い細かいビーズを板に乗せる作業を見てとっても、幼児には簡単なことでは無さそうです。しかし数への欲求と共に様々な側面で間接的に発達に繋がる様に1つ1つの教具が作られている。具体物に触れて実体験を積むことをモンテッソーリ教育では重要視しており、その後沢山の経験を経て抽象の暗算へと移行します。

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