お産からはじまる子育てvol.1
この暮らしの原動力となった、マダガスカルの女性の暮らし。
その中でも一番の衝撃は、当たり前のように家で子どもを産んでいたことだった。
村の人たちが家で産むことを選んだのは、そのお産がいい!というよりは、経済的な理由で病院に行けないことや、そもそも子どもを産むために病院、という選択肢がない、という理由だったかもしれない。
でも、その暮らしを見て初めて、「生きてる!」と思った。
それ以来、日本人である私たちの暮らし、教育に対して、疑問を感じるようになった。
なぜ、今の日本では、出産=病院なのだろうか。
なぜ、親も学校も、子どもを産むことを教えてくれないのだろうか。
出産スタイルの変化は、私たちの暮らしにどんな変化をもたらしたのだろう。
生きるために本当に必要なことは何だろう・・・
私がずっと気になっていた、環境破壊や戦争、貧困、子どもへの虐待や鬱や自殺・・・
それらの問題の根本的な原因が、暮らしにある気がした。
まずは、村の人たちのように、「生きてる!」を実感できる暮らしがしてみたい。
女性として、子どもを産み育てる、という当たり前の暮らしがしたい。
家で子どもを産む、という私の挑戦が始まった。
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