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デビューから18年。8年ぶりに本を出します。〜作家・藤沢あゆみの作家復活物語

藤沢あゆみです。
2003年の12月に初めての本を出版して、18年で27冊の本を出版しました。

2021年9月24日。
28冊目となる本「乗り切る力」が発売されます。

自ら出版社さんに提案し、企画が通ったのは、2020年9月。
まさにコロナ禍まっただなかでした。

2020年。
あらゆるビジネスがあおりを食い、ただでさえ厳しい出版業界は、言わずもがな。そもそも本屋さんに行くひと自体が激減しました。

そんななか、なぜ自らこの企画を売り込んだのか。
そこには突き動かされるような思いがありました。

「コロナのような誰のせいでもない理不尽を乗り切るために、わたしに世のなかにできることはないの?何億も寄付したりはできないけど、何があってもだいじょうぶと思えるサバイバル能力はあるよ、それを知ってもらうには・・・そうだ本を書こう!」

コロナで企画を通すのは難しいかなとか、どんな本ならこの世のなかでも読んでもらえるかなみたいな次元を超えていてもたってもいられず、わたしはこの本を書き始めました。

2020年4月。
誰にも頼まれていないのにブログに「乗り切る力」というタイトルをつけてコラムを書き始めました。


その日のうちに目次を作り、100のトピックを書くつもりで、1日で100の章立てを書きました。

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25個くらいのコラムを書いた夏の終わりのある日。

コロナ禍の世のなかに提案したいなら、自分からこの企画の存在を出版社さんに知らせないと一生気づかれない。

わたしは、ある編集さんに「乗り切る力」の話しをしました。その編集さんは、2016年に、一緒に仕事をしましょうと打ち合わせをして、その後企画がまとまり切らずにいた方でした。

「WITHコロナをテーマに原稿を書いています。もしもご縁があれば、この世のなかに提案できればと思います」

出版社さんのカフェで編集長さんにお会いして、途中までかけている原稿を託して一ヶ月くらい経った頃でしょうか。
企画が通らないのかな、ならば次の手段を考えようかなと思いかけたそのとき

企画が通りました!とご連絡をいただきました。

いくら以前に、一緒に仕事をしましょうという話があったとしても、ではどんな企画でも通るのかといえばもちろんそんなことはありません。

さらには、出版企画が通るのも年々狭き門になり、コロナ禍の2020年はさらに状況が厳しい状態でした。

そんななか、企画を会議にかけてくださっていて、無事通ったのでした。

わたしが、前回出版したのは2013年12月。
なぜ、この8年間、本を出さずにいたのか?

そしてコロナまっただなかのいま、自分から売り込んでまで出版をしたのか。

実は、昨年2020年。
あと一冊、本の企画が通っています。

2020年は、まさにわたしにとって、作家復活の年となりました。
2008年に、わたしは一年で8冊の本を出したことがありますが、当時、3冊の本を毎日朝昼晩に分けて同時進行で書いていました。

いまのわたしは
当時の自分に近い感覚でいます。

題して「作家復活物語」

数年前、降ってわいたように、こんなことばが浮かびました。

生涯100冊出版。

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実はこのことばは、何年か前、
わたしの母が78歳で人生を終えたとき

ひとの人生は無限じゃないな。
だけど生きているひとには無限の可能性がある。

自分の人生において無限の可能性を生ききったと言えるには何をしたらそうなるだろう?とふと思い出てきたのが

生涯100冊出版

ということばでした。

それを実現するには少々ハードだけどやってやれなくもない。

本を出すとは、世のなかに自分のアイディアを提案できること。
もしも自分が生きているうちに、100のアイディアを提案できるとしたら・・・。

わたしはこれまで27冊の本を出しているから、あと73個の提案ができる。
その73個が、自分だからできる、世のなかのためのアイディアだったら。

時折、今後の自分の人生を決定付けるようなことばが浮かぶことってありませんか?

わたしにはそんなことがあって、自分のことばの通りに人生の舵を切ってきた感じがします。

作家になったときは、服飾デザイナーだった自分が体を壊し、今後の人生で自分だからできる仕事をやっていきたいと思ったとき浮かんだ

社会に顔があるひとになりたい

ということばが、アマゾンに自分の本が売ってある作家という仕事に導いてくれました。

そしていま

生涯100冊出版

ということばに導かれようとしています。

だけどこのことばが浮かんだ2016年から、実際に本の企画を通す2020年まで実に4年間、わたしはそれを実現できず、動いたのは2020年でした。

コロナが、わたしを動かしたと言って過言ではありません。

そしてもうひとつ、浮かんだことばがありました。

還暦でベストセラー

わたしは年齢非公表ですが、次の本「乗り切る力」がベストセラーになったとしても還暦でベストセラーではありません笑。

還暦でベストセラーを出すには、今後何年も本を出し続けられる活動をしていく必要があります。

ベストセラーと言えばわたし自身、10万部を突破できた本が2冊あるけど、もしも還暦のとき10万部を突破できるような本が出せたら、このミッションは達成です。

10万部・・・3万部でもベストセラーと言ってもいい?

これから、そんな作家を目指していきます。

メールマガジンから出版デビューして、ここまで27冊の本を出させていただきました。著者歴18年目。といえば、毎年一冊か2冊本を出し続けていればできなくもないペースです。

だけどそんなコンスタントではなく、2008年に一年で8冊本を出したかと思えば、何年か本を出さず、2013年に最後の本を出し、8年ぶりに出版するというイレギュラーな活動です。

ですが、これからはかなりコンスタントに本を出し続けなければ生涯100冊は望むべくもないと思います。もちろん、還暦でベストセラーも。

だからわたしにとってこれからの著者人生そのものが
作家復活物語なのです。

9月24日に発売される「乗り切る力」
この本は、すべてのコロナ禍を乗り切るひとへのメッセージであると同時に、自分自身の人生を乗り切る宣言です。

作家第二章開幕宣言となる本。
これからnoteで、本音かつリアルに、わたしの作家人生、そしてこれからのことを語っていきたいと思います。

題して
「作家・藤沢あゆみの作家復活物語」

リアルな作家の世界を覗いてみたいあなたも
本を出し続けている作家仲間のあなたも
作家復活ってなんぞや?とちょっと興味を持ってくれたあなたも
たまたま読んでくれたあなたもよかったらお付き合いくださいね。

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