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【ココロ】インナーチャイルドはどこにいる?

人の意識には、自覚している意識である顕在意識と、無意識で自覚していない潜在意識があります。

普段意識できている顕在意識は、私たちの意識全体の10%ほどです。残りの大部分を占める90%が潜在意識なのです。

意識のほとんどを占める潜在意識には、過去の出来事や感情など、顕在意識では覚えていないことも、しっかりと記憶されています。

不要なものまで、なぜ記憶にインプットされてしまうのでしょうか?

顕在意識と潜在意識の間には、クリティカルファキュリティと呼ばれる判断のフィルターが存在します。潜在意識はとても素直で、現実と非現実の区別をすることができず、どんな情報でも簡単に受け入れてしまうので、外部からの刺激を顕在意識が判断し、このフィルターで防御しているのです。

このフィルターは、8〜10歳ごろにできると言われており、それ以前の幼少期は、外部からの刺激や情報をなんでも受け入れ、信じ込み、記憶します。成長して大人になっても、幼少期に取り込んだネガティブな記憶はそのまま潜在意識の中にあり、傷ついた自分が存在し続け、未完了の感情として様々な問題行動を引き起こします。

自分で望んでいない行動を引き起こさないためには、この未完了の感情を迎えに行く必要があります。ただその感情に気づき、完了させてあげるのです。

未完了の状態とは、幼い頃のあなたの気持ちが満たされなかった状態のことで、大人になった今のあなたが、その気持ちを満たしてあげると、その感情は満たされ、完了されていきます。

もしかすると、未完了の感情がたくさんあるかもしれません。ですが、無理に全てに取り掛かる必要はありません。今、向き合いたいなと思うことから一つずつ迎えに行ってあげましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

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