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【マインドフルネス】4種類のストレスと呼吸法

現代に生きる私たちは、常にストレスにさらされていると言える状況にいますが、マインドフルネスではストレスには4種類あると分類しています。

物理的ストレス、生理的ストレス、化学的ストレス、心理的ストレスです。

・物理的
引っ越しなどで環境が変わった時、室内環境(気温、光、音など)

・生理的
体の調子が悪い、痛みがある、病気

・化学的
添加物、空気中の化学物質、花粉

・心理的
人間関係、仕事、不安、イライラ

交感神経・副交感神経からなる自律神経は、視床下部でコントロールされていて、この交感神経と副交感神経がバランスよく働いている状態が良いとされています。

ですが、上記のようなストレスに晒され続けると交感神経が過活動になり、バランスを崩してしまいます。

では、どのような対処ができるのでしょうか。

運動、ヨガ、マッサージ、瞑想があげられますが、自律神経の中で唯一私たちがコントロールできるのが「呼吸」です。

今日は呼吸法を一つお伝えしようと思います。

〜息を待つ呼吸法〜

①まず、心地よいところに寝転がり、自然な呼吸を続けてください。

②呼吸が落ち着いてきたら、体からの自然な呼吸を感じ、次に息を吐くときに長く息を吐ききります。

③必ず呼吸が起こることを信じ、次の呼吸の衝動が体の内側から起こるのをじっと待ちます。

④呼吸が起こってきたら、自然に呼吸をし、次の吐く息が終わるところまでを見届け、力を抜き、また次の呼吸が起こるのを待ちます。

これを2分ほど続けてみましょう。

理想的な呼吸とは、深くてゆっくりとした呼吸です。この息を待つ呼吸法を行うことで、副交感神経優位のリラックスした状態に入ることができます。

ストレス要因をなくすことは簡単なことではないですが、瞑想や呼吸法などを日々の生活に取り入れ、ストレスとうまく付き合っていくのがいいですね。

You can’t stop the waves but you can learn to surf. 

(来る波を止めることはできないが、その波をどう乗りこなすか学ぶことはできる)

ジョン・カバット・ジン

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

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