劣等感は手放せるのかな
人と比べて落ち込むことはありますか?
今日はアドラー心理学の読書会で、
自己受容や、自分や他者への信頼について考えました。読んでいる本は『劣等感と人間関係』。
ほんとに面白い本です。コミュニティで話すと色んな視点がもらえて、自分を見直す、本当に有難い時間です。
この読書会に参加して改めて思ったのは、
劣等感を手放して、自分を受け入れるということはなかなか簡単にできることではないよなぁと。
でも数年前の私と比べると、
少しは自分を受け入れて、好きになってきていることにも気づきました。
今日は、過去を振り返りつつ、
どうやって変化してきたかな?
という気づきを書こうと思います。
劣等感に気づくまで
劣等感が自分の中に根付き始めたのは、
中学受験、大学受験で失敗した(と感じた)頃からかなぁと思います。(彼氏ができないこともかなり劣等感でした(笑))
その後、就職活動でも見事に面接で落とされ、劣等感がピークに。
競争社会でことごとく、負けた(と捉える)私。
(大した努力もせず)
あー私って頭悪いんや。
いいなーみんな好きな人がいて。
私はみんなより(あの子より)できないんや。
私って残念な人なんかも。
結婚・出産を経て、多少の上がり下がりはあるものの、根本的な考え方(捉え方)は変わらなかったので、劣等感はしっかりとその存在感を維持しづつけていました。
はたから見たら特に問題もなく、平凡で幸せっぽい人生。でも心は何となく満たされてない。
自分には何もなくて、自信がない。
だから自分を出さないようにして、
他人と比較して、安心したり、落ち込んだり。
このままじゃ嫌だけど、こんな私だし…。
でも子育てのフェーズに入ると、さすがに自分を誤魔化せなくなってくるんですよね。
なんでこんなに小さい子どもに毎日イライラしてるんやろ。子育てもまともにできない私って…
子育て本を読んで、セミナーに参加して、色んな知識や情報を得ても、
それを扱う人間を見直さないと、なかなか現実は変わらない。根本的な自分の「何か」を変えないと。
でもその「何か」が全然わからなかった。
その「何か」に気づいたのは、コロナが本格化してきて、1ヶ月登園自粛となり、娘5歳、息子3歳の2人と自宅軟禁状態が続いた頃です。
とにかく毎日をどう乗り切るかに必死で、これではいかんと色々検索して引っかかったのが
マザーズコーチング。
その講座を受けて、色々気づいたうちのひとつに、何かネガティブな感情が出る状況になると、すぐに劣等感を引き出してしまう思考の癖に気づきました。
誰々は○○できてるのに、私はできてない
お母さんなら○○であるべきなのに
どうせ私は○○だからな
思考の癖(解釈の仕方)を見直さなあかん
その事実に気づいた時は結構ガッカリしました。
無理やん、と思ったからです。
自分が自然に感じること、口から出てくる言葉を見直すってどうやるん?
子どもは刻一刻と成長してるのにそこから着手ですか?!間に合わへん!
劣等感を手放す方法
でも文句言ってても始まらないので、
まず着手したことは、人と関わること。
自分をよく知るために、信頼できそうな人から教わったり、ひたすら話を聴いたり、自己開示したり。
今も多様な方々の考え方を知り、とにかく日々視点を増やしているところです。
そして、今読んでいる本には、こう書いてありました。
そうですよね。普段こういう考え方をしていると、出来なかった時、自分で自分の首をしめることになります。
あと、最近これはいいと思ったのは
やりたかったことに挑戦してみることです。
これも劣等感を手放すにはいいなと感じています。
「(不安ですが、)挑戦させてください✋」
と、手をあげる行為だけで、だいぶ自己肯定感があがります。
挑戦しようとしてる私、ええやん。 好きよ。
コミュニティの偉大さ
こういう自分と出会えたのも、心理的安全性抜群の、HUCとマザーズコーチングスクールという存在のお陰です。35歳にして、私の人生はようやくスタートできた感覚です。
今は、日々の小さな自分のイイネ👍
をたくさん見つけて、
自分も他人も応援できる人になりたいです。
劣等感を今すぐ手放すのは難しいですが、
まずは自分の思考の癖、
感情の整え方などを
一緒に見直してみませんか?(◎C͜ ◎-)
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