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私は言わば調査兵団の兵士なのだ。

なんて中二病くさいことを思ってみた。

進撃の巨人は皆さんご存知だろう。
人類が巨人からの解放に命をかける物語。

104期訓令兵は、初戦で死地へ向かい、友を失い、死の恐怖を知り、、、それでも立ち向かおうと奮い立つ勇敢なる若者たちがいた。

私は、女優になることを夢見て、演劇を学び、小劇場に出演し、折れた。

今、また女優として生きられるように準備をしているのだ。

それを、ら進撃の巨人で例えると、
巨人を駆逐することを志し、訓令兵となり、初戦を迎え、調査兵団に入るか否か考えているところだろうか。

大分話が逸れているかのように思えるが、
久しぶりに進撃の巨人を見て私が思ったのは、

私はまた死地に向かうために回復を待っている、ということだ。

私を鬱病にしたのは間違いなく演劇なのだ。

人間関係、熱量の違い、責任、人目に晒される、自己解放必須、自己分析必須、突き詰めれば突き詰めるほど、周りとの温度差に拍車がかかる。
本気になれるものほど、他人と共にするのはしんどい。
もともとコミュニュケーションが苦手ならなおのこと。

なんでそんなに自分を苦しめた世界に戻ろうとしているのか。
知人に「凄いな」と言われて、初めて気づいた。

私は苦しみの先にある景色が見たいんだ。
私だけに見える景色が見たい。

エレンやアルミンが海を見たいと願ったように。

だからまた、戦うよ。
今すぐにでも戦いたいけど、死ぬとわかっているから、機会を待つ。
必ず戦って、勝ってみせる。
そして海を見るんだ。

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