発達障害的、書字困難は不器用がゆえか。
~母として当事者として #発達障害 目線での徒然を書いています。発達障害らしさを感じ取って頂けたら嬉しいです。
昨日↓の続きです。
検査をしてもらうべく、講師の先生にメールを出しました。
昔受けた検査を引っ張り出してきて、久しぶりにじっくり見ました。
先生の講演を聴いてから見ると、検査結果も違って見えます。
視覚認知や音韻意識については問題がなさそうです。
息子氏の書きの苦手さは、単に不器用さのせいかなと思ったり・・・
でも「読み書き障害」は「読み」や「書き」の「正確性」と「流暢性」の困難さなので、状態像としてはそれには該当しているとは思います。
「世の中の大多数の人は、ひらがな・カタカナについては間違えることがまずありません」
という先生の言葉は衝撃でした。
確かに仰る通り。
「文字⇔音」の変換は「低次の読み書き」といって、脳が意識することなく自動的にできるようになるものらしいです。それを間違えるということは、自動化が成立していない状態なわけで、困難さを呈することになるそうです。
低次の読み書きには苦手さがあっても、「文字⇒意味理解」という「高次の読み書き」については困難さがない人が多いのだそうです。文字は読めないし書けなくても、文字を見たら意味は分かる状態。だから、学力的には問題がないそうです。
そんな状態を当人も周りの人たちも努力不足だと思い込んでいて、診断や支援に辿り着けていない人、いっぱいいると思います。そんな子ども、マジでいっぱいいると思う・・・
世の中がパソコン中心になってきたので、生きやすくなっているのは間違いないとは思います。
息子氏も、パソコン入力はめちゃくちゃ早いですし、それで乗り越えてきているところがあります。漢字を書こうと思うと、だいたいこんな字だったはずという雰囲気はぼんやり覚えているけれど、書けないらしいです。でも、変換キーを押して出てくる文字から正しい文字を選択することはできます。
ただ、先日書いた職業訓練校の願書のように、まだまだ手書き文化は残っているわけです。そういう職場を選ばないように、そのためにも専門家の意見書を頂戴しておくことは大切かと改めて思いました。
以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。感謝しています。
だんだんよくなる!未来は明るい!
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