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発達障害的、中学をどう決めたか・通級指導教室編。

~母として当事者として #発達障害 目線での徒然を書いています。発達障害らしさを感じ取って頂けたら嬉しいです。~

 発達障害息子氏が進学先をどう決めてきたか、番外編?です。

 息子氏は小学5年生で発達障害の診断を受けました。その時点で通級指導教室を希望していたのですが、担任の段階で却下されていました。「息子氏よりももっと通級に通うべき生徒はいる」的な理由でした。なんせ学業には問題がなかったことが、当時の先生方にとっては問題意識を薄めてしまう原因だったと思います。

 息子氏には、中学に見学に行った時点で、通級指導教室の見学にも行きました。その前から発達障害の相談機関で定期的に面談をしてもらっていたので「相談機関の先生みたいに、定期的に相談に乗ってもらったりできる先生がいるから会ってみよう」というような説明をしました。息子氏は、相談機関の心理士さんを自分の兄のように慕っていたので、とても好意的に受け取ったようでした。

 息子氏は、通級指導教室の先生に一目惚れ(笑)
 母は事前に母だけで相談に行っていたので、知っていました。通級指導教室の担当の先生が、息子氏好みの超かわいい先生であることを。

 学業には問題がないのだけど学校生活に苦労しているという話も、先生はすぐに分かってくださったので、この先生にぜひ中学生活の伴走をお願いしたいと思った次第です。

 そこで中学校進学希望を出す小学6年生の秋タイミングで、通級指導教室の適応にして頂くべく、再度お願いをしました。その時は、息子氏がなぜ通級指導教室を希望しているのかということを便箋4枚分に書き連ねました。高校時代に得意だった小論文が如く、希望理由を説明しました。

 その効果か、申請希望が校長➡教育委員会まで届きました。
 教育委員会の方が、息子氏の普段の様子を見に、息子氏の小学校を訪れたという話を聞きました。

 そして、通級指導教室の申請には、中学校へ行って知能検査WISCを受ける必要があると言われ、行ってきました。

 WISCを学校で受ければ、もし通級指導教室への申請が通らなかったとしても、息子氏の能力の大きな凸凹が分かってもらえると思いました。息子氏は小学校4年生の時に初めてWISCを受けましたが、心理士さんも「あまり見たことがない」と言うほど大きな凸凹の持ち主なのです。

 それらの審査を経て、中学校から通級指導教室に通えることになりました。

 結果的に、その通級指導教室のある中学校に進学し、中学3年間ずっと、一目惚れのかわいい先生が担当してくださいました。
 ADHDらしく、通級指導教室に行く時間割を忘れて、すっぽかすことはあっても、嫌がることはありませんでした。
 辛いことがあったとき、何度も何度も助けて頂きました。私も、担任の先生との面談の後に泣きながら通級指導教室に駆け込んだことも何度もありました。本当に感謝しています。中学卒業の時に、通級指導教室担当の先生から母宛にお手紙を頂きましたが、今でも宝物です。

 以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
 今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。感謝しています。

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