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発達障害的、中学をどう決めたか・中編。

~母として当事者として #発達障害 目線での徒然を書いています。発達障害らしさを感じ取って頂けたら嬉しいです。~

 大学生息子氏の進学先をどのようにして決めてきたかシリーズ。中学校の選び方、の続きになります。こちら↓の前編を先に読んで頂いたほうが分かりやすいかもしれません。

 小学6年生の秋に、進学を希望する中学校を1校に絞って提出する必要がありました。当時私の住む地域では、市内の市立中学校ならばどの中学校でも進学を希望できるという制度がありました。学校によって部活動に差があるので、それを理由に地元以外の中学校を選択する子も少なくありませんでした。

 当時の息子氏は、小学4年生からのいじめがそのまま6年生まで続いていました。ストレスが強いと、ぼーっとしたり髪を抜いたりすることが増えていました。その結果「変な行動をする子」というイメージが周りの同級生の中で定着し、それがさらにストレス行動を増やすという悪循環に陥っていました。

 そんな中でも、ごくわずかですが、仲良くしてくれる子もいました。

 そのイメージから脱却するには地元以外の中学校を選択する方がいいのかもしれない、でも地元のわずか仲良くしてくれている子に賭けてもいいのかもしれない。そこでも悩みました。

 そこで、まずは候補を3校に絞りました。
 候補A:通級指導教室あり。バスで1本で行ける。
 候補B:地元の隣。通級指導教室あり。辛うじて歩いて通える範囲内。
 候補C:地元中学。8割が地元小学校からの生徒で、小学校からの引継ぎが濃密。通級指導教室なし。

 とにかく見てくるしかない、と思い、まずは学校公開日に私ひとりで見学しに行ってきました。

 中学校も見比べてみると、全然印象が違いました。
 候補Aは、うるさく雑然としたイメージが強かったです。
 候補Bは、すれ違う生徒さんがみんな挨拶してくれました。
 候補Cは、実際に歩いてみるとそこそこの距離があって候補Bと通学時間はそれほど変わらないように感じました。

 通級指導教室にも見学させてもらいました。小学校の間は、どれだけお願いしても「勉強はできているから通級指導教室の対象にはならない」という扱いでした。
 実際に中学校通級の先生とお話しさせて頂いて、我が子の特性を簡単に伝えただけでものすごく理解してもらえた感覚がありました。思春期ど真ん中の大切な3年間なので、ぜひ通わせたいと思いました。

 これまた長くなってきましたので、続きはまた今度。

 以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
 今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。感謝しています。


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