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パールの人になりたい

引き続き、ジュエリーに懸想している話。今の価値観をつらつらと。

ダイヤモンドはまだ早い

宝石といえば何を思い浮かべるか。私は誕生石であるガーネットが好きなのでいの一番に挙げるのだけれど、全人類共通なのはもちろんダイヤモンドだろう。

ダイヤモンドへの興味は元々薄くて、というのも無色透明の輝きであるがゆえにつまらないというか、どんなデザインのモノも婚約指輪であるように見えてしまうのだ。

この前山梨のダイヤモンド専門店でダイヤの採掘・研磨・売買の話であったり、クラリティ(透明度)や蛍光性の話であったり、カラーダイヤモンドの話であったり、そういうのを実物を見せていただきながら(買えないのに・・・)勉強させてもらうとっても貴重な機会があった。

資産・文化として非常に興味深いモノであることは重々に理解できたのだけど、やっぱり自分の身につけるモノ・保有するモノとしてはちょっとまだしっくりこないのであった。精神年齢がそこまで達していないというか。もちろん価格面も大いに関係しているのだけど。

自分の身につけることを考えたときに最も興味を惹かれたのがいわゆるファンシーカットである、ラウンドブリリアントカットを横から見た形💎のカットで、市場ではペンタゴナルとかシールドカットとかのカテゴライズで稀にあるカットなのだけど、それで一粒ダイヤのネックレスを作って常に身につけるのはいいかもしれないと思った。いつかルースで運命の出会いがあったらやってしまうかも。

いつも御徒町に行くとカラーストーンばかり見てダイヤモンド専門店はスルーしてしまいがちなのだが、今度機会があるときは勇気を出して入ってみようと思う程度に興味を持ち始めた今日この頃。


あこや真珠もまだ、ちょっと早い

で、次に日本の宝石といえばというところであこや真珠になると思うのだけど(石じゃないけど)、あこやは敷居が高い!

真珠はダイヤ以上に好きな人が多いイメージなので、TASAKIとかMIKIMOTOとかブランドモノなら文句を言う人も少ないと思うのだけれども(ブランドってそういうところにも価値があると思う)、ノーブランドのあこやを身につけようものならすれ違う女性全員から値踏みをされるのである。・・・被害妄想である。

とはいえさすが原産国、ダイヤモンドと比較してピンキリで入手しやすい印象はあり、その中でもぶっちぎりがあこや真珠ガチャであろう。私はこれを4回やったことがあって、3年前道後温泉で3回やってその中の一粒グレーパールのネックレスを自分用・他をお土産に、今年北海道に行く手前の羽田空港で一粒パールのネックレスを引き当て、2本愛用している。

グレーの方は照りもないしエクボもあるしだけど色がかわいくて気に入っていて、ホワイトの方は値段のわりには大玉で照りも悪くない当たり玉で、何より気軽に使えるのが良い。だってガチャガチャだもん。おばさまに嫌味ったらしく素敵ねと言われたとしても(被害妄想)、ネタになる由来があるのは強い。

ただやっぱりいいモノは当然それなりのお値段がするし、扱いもきちんとしなきゃだし、指輪になると急に冠婚葬祭感が出てきてしまうしで、まだもう一つ、ピンと来ないのであった。


淡水パールの自由さ

その分淡水パールは石の中の貴石と半貴石の関係のようなもので、あこやと比べて希少性が低くお求めやすい上に色も形もデザインも自由自在である。

気づけば白・ピンク染め・ブルー染めと3本もネックレスを持っていて、もうめっちゃ可愛い。ピンクとブルーはコーディネートを選ぶけれど、基本私はどシンプルな格好しかしないのであまり合わないときがなかったりする。
お手入れもあこやほど気を使わなくて大丈夫・・・だと勝手に思っているけれど、まあ真円の照り照りなあこやと違ってそもそも形も輝きもまばらなので、多少擦れたりしても大きく変わらないところが使いやすい。

とか言ってるけど全然使っていなかったのである、これら。
戸棚を整理して使いやすい位置に配置したので、年末からどんどん使っていくぞー!という気持ち。今日も早速ピンクをつけている。


そんなこんなのクリスマスプレゼント

あこや真珠の指輪になりました。
この流れであこや!?って感じなんだけれども、あこやの周りをタンザナイトとブルートパーズでぐるっと囲んだデザインのカジュアルに使えそうな指輪を見つけてしまい、わ〜これ!夏に白Tにジーンズで嵌めたい!!と思ってしまったや最後気付いたら地金のプラチナ変更とサイズ変更をお願いしており。

納期はちょっと先になるけど夏に使いたいのでOK。今から非常にワクワク、このワクワク感がクリスマスプレゼントと言う感じ。

ジュエリー相当のものを購入するのは結婚指輪以来なのだけど、淡水パールをがしがし(丁寧に)使った上であこやも普段使いする女になりたいなと思う20代最後のクリスマスである。


おわり。

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