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好きな服が分からなかった私が、自分の声に気付き、耳を傾けられるようになるまで

小さい頃

小4くらいの記憶。親子が集まるパーティーで、母にミニスカを履かせられて、パーティーの場で泣きじゃくって、家に帰ってズボンに着替えた記憶。

昔から、母に服を買ってもらうときは必ず喧嘩していた。

好きなものが周りと違っていた。小さい時はおジャ魔女どれみではなく、弟と一緒に観ていたウルトラマンが好きだった。弟にあげるためにオレンジのマウンテンバイクに乗っていて、カッコ良くて好きだった。

かわいい服を着るのに抵抗があった。でも母の選ぶ服はかわいくて、おしゃれだった。自分は嫌だったけど、その服を着ると周りに褒められた。だから、母に判断をゆだねるようになった。かわいらしい服は、「着なければならぬ」と思って着ていた

大学

大学進学を機に親元を離れてからは母の価値観を客観的に見ることができて、いくらか楽になった。
でも、服は、実家から持ってきたものを捨てられずに、もやもやしたまま着続けていた。なかなか自分の好きを貫けかった。というか、もはやどんな服が着たいのか分からなかった

向き合うきっかけ

そんな私が服と向き合うきっかけになったのは、シェアハウスに住んだことだった。その前にも寮に住んではいたけど、寮は小さな社会であったのに対し、シェアハウスはあくまで、違う社会にいる自立した他者の集まりだと感じた。他者と近い距離で住むことで、改めて自分の価値観に気付き、自分がどうありたいのか考えるようになった。惰性で着ていた服を着る自分の姿が好きではないと自覚し、好きになりたいと思うようになった。

最初は、欠点を克服しようというテンションだった。服が似合わないのは化粧が下手なせいだ、太っているせいだと思っていた。なのでひたすらメイク動画を見たり、毎日筋トレをしてみたり。

それらの行動によって一瞬の自己肯定はできた。でも、動機は自己否定だった。欠点を克服するための行動は、その行動をやめたらまた自己否定につながる。なんか変だなと思って、やめてみた。

そしたら、少しずつ、自分に素直になれた。自分の好きな服、好きなあり方を選べるようになってきた。

姿勢をよくする、お腹が空いてない時は食べない、空いてる時は我慢しない。
服は基本的にシンプルなものを。上だけ何着か持って下は黒のスキニで合わせる。それかワンピース。毎朝選ぶ時間をかけずに済むもの。化粧にも時間をかけない。化粧はしたいときだけすればいい。
体を動かしたいという自然な欲求に素直になる。

自分を見つめ直した結果、結局、どう生きたいのか?という問いにつながった。そして「シンプルにかっこよく生きたい」という自分の価値観から離れた行動や格好が、自分のあり方を好きになれなかった原因だった

・髪をショートにして、染めた。茶色だけど、今までの中で一番明るい色。
そしたら、今までの格好から、少しずつ離れてきたことに気づいた。もっとラフで、もっと自然でシンプル。
あ、こういう自分が好きなんだなって気づいた。
・下北沢で、一目惚れで服を買った。メンズの服を売っているお店。
今までは服を選ぶ行為は心がすり減るようなイメージだった。今は好きな服を好きだから着るだけ。なんてヘルシーなんだろうと思った。

自分の声に耳を傾ける

周りの声をずっと聴いていると、自分の声が分からなくなることがある。
周りの声が正しいと感じることがある。そうやってもやもやしたまま日々を過ごしている人は、意外と多いかもしれない。

でも、もし小さなもやもやがあったら、自分の声に耳を傾けてみてほしい。

そして、その声を信じて耳を傾けられる人が増えたら、私は素敵だなと思う。



p.s.
スペシャルサンクス、髪を切ってくれた元シェアハウスメイトのかずま、そして「シンプルが似合う」と言ってくれたお洒落さんの現シェアハウスメイトのももか!

おまけ

私の住んでいる、コミュニティハウスアオイエでは、今月フリーレントキャンペーンをしています。
詳しくはこちらのnoteを読んでください。
アオイエは、他者と深く関わることで自分の声に気づくことができる場所、そして自分の声を信じる人を応援する場所だと信じています。


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いちむらあや

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「コミュニティハウス アオイエ」住人兼運営・コミュニティ「新しい贈与論」の世話人。日々の腹落ちをnoteで記録しています。少しでも、気付きのきっかけになれれば幸いです。