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心配性娘の学校行き渋り、その後


夏休み明け、コロナの不安から登校、給食が怖くて学校へ行けなかった次女のお話の続きです。

長くなったので3部作なのです。汗


なんとか学校には登校できたけれどギクシャクしていた次女。
担任の先生は本当に根気よく対応してくださって、頭ががあがりません。

給食を乗り越えるのもそうですが、体育の着替えも気になって固まる次女なのです。

2週間が経ちました。
依然として緊急事態宣言は続いています。
感染者は減ったものの、以前と比べるとかなり多いです。

『コロナが怖くて学校行けない子どもが、行けるようにする』ような話ですが、かなり難しいなと夜な夜な思う出来事です。

前記事にも書きましたが、次女が『怖い』と思う感覚が正しいかもしれない。今は集団で教室で生活してる場合じゃないかもしれない。

私から見ても、安心安全!とは言えない状況なので、次女の防衛本能に対しては肯定的に理解していて、でも、ではこの先どうするか、次女の社会的活動をここで止めるとして、学校で得られる事を何割、家庭だけでできるのか。

と、天秤にかけて考察を繰り返す日々です。

小学校の学習については、取り戻せると私も夫も思っていてそこは良しとして、
もっと大切な、小学校に行く事で得られるもの。

それはまず人との関わり。(と、私は思ってる)
お友達、担任の先生、担任以外の先生、分団の上級生と下級生。

おしゃべりや遊びを通して心で感じること。
思いっきり体を動かすこと。オンライン授業にして学習だけ粛々と要綱通り進めば良いんじゃ無いよな、と。

幸いにも、担任の先生は非常に細やかにその辺りをわかってくださる先生で(これも私が勝手に思ってる。)、毎日登校はする次女にとても上手なアプローチをしてくれていました。

怖い気持ちを正面から理解してくれる、給食を食べることがそんな重要じゃない、だから怖いなら帰れば良いよ、それより学校には行きたいって思って、学校を楽しんでる、そこが先生は嬉しい、と何度も(ココ大事)繰り返し言ってくれる。

物理的に安全じゃない学校かもしれないけれど、この安心感。

次女は『先生はわかってくれた。認めてくれた。自分のこの感覚は間違い!ダメ!変!じゃなかった』と安心したと言うのです。

大丈夫だから!行きなさい!
と私が言ったり
学校で先生も友達待ってるから!
と先生が言ったり
正直、子供に大人から強制的にでもあくまでも表面的には明るく、登校を半ば無理矢理促せば、泣きながらも行くと思う節もあります。

でも、それは大人の都合、ですよね。
もちろん、仕事をしているので途中で抜けてまた再出社は心身共に大変。
先生の仕事も増やしてしまう。その事に気を遣ってしまうストレスもある。

子どもを今、教育している面から言うと子どもの気持ちがやはり最優先。
大人としての活動と子どもを育ててゆく事の両立なのだから、大変で当たり前。どうこなしていくか、特にまだ幼いから緩急の付け所も丁寧に考えなければと思っています。難しいんだけれど...

今週は行き渋る朝もあったけれど、毎日登校しました。給食は3回食べる事ができました。
でも来週、また1回も食べれなくなることも想定内です。

どうやっていたって、時間は流れて、過ぎていくんです。だから出来るだけ、なし崩し的にしたくない。

心苦しいながらも、もう少し担任の先生にもご協力頂きながら長いスパンで見守っていこうと思っています。もすこし気楽に、丁寧に。


読んで頂きありがとうございました♡
まだ続きそうです、この話。

ゴールは無いです、何がゴールかわかんない。笑

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