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独立前のわくわくとドキドキを記録しておく

この春に会社員をやめて、個人事業主として独立する予定。

30代は刺激も多く、仕事仲間が友人にもなるような楽しく心理的安全性も高い会社を2社体験させてもらった(間に1社別業界のベンチャーも試させてもらったけど結局この業界が好きで戻った)。

存分に働くことを満喫したからか、30代後半に子供を産んで戻った時、価値観と仕事の優先度のずれにとても悩んだ。なんかもう子供をずっと預けて、具合悪そうでも病児保育に預けて、それでも働きたい、と思ってないな、と。

99%の運と1%のこれまでの努力のおかげで、働き方を緩めても成り立つ状況になっていたけど、なかなか働くことをやめられない状況が続いていた。

そんな時に、業界でリストラの嵐。自分も万が一対象にしてくれないだろうか、と思っていたら見事になった。

一瞬は悔しかったけど、確かに最後の時期のパフォーマンスは子供の発熱を優先しきって、お金に見合ったものを出せていない、とも思っていなかったので納得感も高かった。

他部署からもお誘いをいくつかもらい、自分の仕事を評価してくれる人もいたんだな、と自己肯定感を削らずに済んだこと、そして、これなら何か困ればまた場所は探せるな、と打算的な安心感も得たので、これもいい機会、と会社を辞めることにした。

予想外だったのは、知人からすぐに仕事のお話が来たこと。しかも、とてもサービスに共感する社会的意義の高い話が二つも。「ああ、これはどうにかやりたいな」と思った。それは今まで「なんだか幸運に恵まれすぎてきた」自分が、社会に恩返しできる機会だな、とも思った(このあたりは最近読んだ「世界は贈与でできている」の感想に絡めて改めて書きたい)。

私は子育てを24時間やるのは性格的に無理だな、と思っていたので、会社を辞めても保育園続けたいからどうにかせないかんな。。。と思っていたけど、この話があったおかげで『独立』という道が決まった。

「'限りある時間'を使ってでも、やりたい子育てと仕事」で自分の毎日を満たすことができる、なんて、ちょっと前の自分は思ってもいなかったので、本当に会社の決断に感謝しかない。笑

しばらくは子供が熱がでても、心おきなく優先してあげられる程度の量を請け負いながら、毎日をわくわくして過ごそうと思う。

*見出しの写真は、今回の決断を後押しした2冊。kindleで買うと、表紙の写真とか撮れなくてちょっと残念。

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