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同じ世界なのにね

私は二つの世界に住んでいる。

同じ東京で、同じ日本で、同じ地球で。

私はインターンを二つ掛け持ちしている。どちらの会社にも良い点があってどちらにいくべきか迷っている。

一つは恋人、一つは結婚相手。そのくらい違う

恋人は刺激がある。

毎日が新鮮で忙しない。日常では味わえない世界を私にみせてくれる。

結婚相手は安息を与える。

どんなに辛くても優しく優しく。当たり前の幸せを教えてくれる。

あなただったらどちらがいい??


何もにもなりたくない」この考えがなければ私は間違いなく恋人を選んでいた。いろいろな世界をみて、恋人を自慢して特別な自分になろうとするだろう。


だけど、今の私は違う。

人生で何が大切なのかちゃんと持っている。

私にとって幸せは何か、何をしたいのかもわかっている。

結婚相手に今後のことを相談した時こう言われた。

「そんな焦らなくていいんじゃないんですか?」

新卒の「頑張りたいんです」と言う気持ちにこの言葉を返す大人がどれくらいいるだろうか?

私自身焦っている自覚なんてなかったし、日常に大切に生きようと思考を変えていたところだった。

それなのに焦っているように見えていた。事実、焦っていた。

また無意識に。

それを見抜いて救ってくれた。

刺さる言葉は突然やってくる。

私は泣きたくなって、堪えて、zoomを閉じた後


泣いた。


私は私の首を締めてしまう。

私の会社には首輪を外し自由に息をしている人しかいない。

彼らは人生三周目だろうか?煩悩を持っているのか?

優秀であり人格者だ。

なんて素敵な場所だ。

私は結婚相手になりたいとその時に気がついた。

私は誰かの結婚相手になりたい。

恋人を否定はしたくない。

恋人によって世界は大きく前進している。

だけど、疲れた時。終わりにしたいと思った時、

結婚相手という選択肢を持って欲しい。

私は何度救われているか。

私もそういった場所を作りたい。誰かの結婚相手になるために。





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