![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46195281/rectangle_large_type_2_9c311b461f4f0e50c1f92dc346e0afc3.jpeg?width=800)
同じ世界なのにね
私は二つの世界に住んでいる。
同じ東京で、同じ日本で、同じ地球で。
私はインターンを二つ掛け持ちしている。どちらの会社にも良い点があってどちらにいくべきか迷っている。
一つは恋人、一つは結婚相手。そのくらい違う
恋人は刺激がある。
毎日が新鮮で忙しない。日常では味わえない世界を私にみせてくれる。
結婚相手は安息を与える。
どんなに辛くても優しく優しく。当たり前の幸せを教えてくれる。
あなただったらどちらがいい??
「何もにもなりたくない」この考えがなければ私は間違いなく恋人を選んでいた。いろいろな世界をみて、恋人を自慢して特別な自分になろうとするだろう。
だけど、今の私は違う。
人生で何が大切なのかちゃんと持っている。
私にとって幸せは何か、何をしたいのかもわかっている。
結婚相手に今後のことを相談した時こう言われた。
「そんな焦らなくていいんじゃないんですか?」
新卒の「頑張りたいんです」と言う気持ちにこの言葉を返す大人がどれくらいいるだろうか?
私自身焦っている自覚なんてなかったし、日常に大切に生きようと思考を変えていたところだった。
それなのに焦っているように見えていた。事実、焦っていた。
また無意識に。
それを見抜いて救ってくれた。
刺さる言葉は突然やってくる。
私は泣きたくなって、堪えて、zoomを閉じた後
泣いた。
私は私の首を締めてしまう。
私の会社には首輪を外し自由に息をしている人しかいない。
彼らは人生三周目だろうか?煩悩を持っているのか?
優秀であり人格者だ。
なんて素敵な場所だ。
私は結婚相手になりたいとその時に気がついた。
私は誰かの結婚相手になりたい。
恋人を否定はしたくない。
恋人によって世界は大きく前進している。
だけど、疲れた時。終わりにしたいと思った時、
結婚相手という選択肢を持って欲しい。
私は何度救われているか。
私もそういった場所を作りたい。誰かの結婚相手になるために。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?