塩昆布と生クリームと
イタリアンシェフの日高良実さんのYouTubeで「魚介のクリーム煮に塩昆布を加えると旨味が引き立つ」と知った。
塩昆布と生クリーム。一瞬「ゲッ?!」となる組み合わせだし、味の予想がまったくつかない。…のだけど、日高シェフが言っているし「おいしいかも?」と好奇心が湧いてくる。
彼の動画(最後にURL貼ってます)を参考に、扱いやすい食材や分量を考えてみた。
塩昆布と魚介のクリーム煮
材料(2人分)
冷凍エビ・イカ 約200g
ツナ缶 1缶
トマト 1個
グリーンアスパラガス 1束
白ワイン 150ml
生クリーム 100ml
塩昆布 約10g
塩、黒こしょう、オリーブオイル 適量
魚介は冷凍でなくてももちろんいい、ホタテでもあさりでもイカでもエビでも何でもOK! アスパラのかわりにブロッコリーでもいいかも。
下準備
トマトは湯むきをして細かく切る
冷凍食材は解凍して水気をしっかり拭き取り、塩こしょうで下味をつける
アスパラガスは固い部分の皮を剥いておき、食べやすい大きさに切る
トマトの湯むきは、ケトルで沸かしたお湯を丼ぶり等に注ぎ、お尻部分(へたの反対面)に十字の切り込みを入れたトマトを約1分沈めておくとペロンとむける。その際は切り込みのほうを上にして。
作り方
オリーブオイルを熱したフライパンで魚介とアスパラを炒める、色付き出したら水気を絞ったツナを投入
いったんフライパンを火から外し、白ワインを加える ※フランベ注意!(アルコールでフライパンから火が出るやつ)
改めて火にかけ、ふつふつしてきたら、トマトと生クリームを入れて煮込む
味を見つつ、塩昆布を加える。トマトがとろっとしてきたら完成
初回に作ったときは、ツナ缶のかわりに鮭缶を使ってみた。それはそれで良かったんだけど、食べられるとはいえ骨が気になって却下。
舌触りという意味で、トマトの湯むきはやっておきたい。皮ごと入れてもいいけど、このひと手間で料理のランクが一気に上がる。トマト缶を使うのもありかな。
そして味、べらぼうにうまい。まず魚介と塩こんぶが合わないわけはないし、汁というかクリームスープ全部飲み干しちゃうレベル。
塩昆布と生クリーム、そしてトマトの組み合わせがベストマッチなのだ。トマトの酸味と昆布の旨味、生クリームのまろやかさ。トマトでほんのりピンクに色づいたクリームの見た目も愛らしい。
コスパ的にはあまりよくないメニューだけど、2週間に1回くらいは作りたいな。
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