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トマトとバター溶け込む、衝撃の牛皿
「トマトは湯むきをしたら、おいしいやつだ!」
休日の昼下がり、コーヒーのお供にパラパラとめくっていた本の中で見つけた牛肉のレシピ。アレンジというほどではないけれど、牛肉と炒めるトマトは湯むきをしてみてはどうだろう。そのほんのひと手間で、もっととろけるようなおいしさになるに違いない、とひらめいた。
これはもう、試すしかない。
トマトを湯むきするために小鍋の水を沸騰させる。おしりの方(ヘタの反対側)に浅く十字の切り込みをいれて、グツグツしたお湯に数秒沈ませる。皮にシワがよってきたらトマトを引き上げ、冷水につけて皮をむく(つるんとむけて気持ちがいい)。
角切りにした湯むきトマトと、半月状にスライスした新玉ねぎをフライパンに入れ、塩、砂糖を軽く振って、火にかける。全体を馴染ませるように炒める。
その横で、再び小鍋でお湯を沸かす。沸騰したら、牛肉をさっと茹でて、赤みがなくなったらザルにとり、よく水分を切っておく。
さてフライパン。野菜から水分が出てくる→煮詰まってくるのステップを踏んだら、牛肉を投入。お好みの量のバターと醤油で味付けしたら、お皿にもって完成!
✳︎✳︎✳︎
いやはや…ビックリした。
お昼はご飯の上にのっけて丼物としていただいたのだけど、驚いたのは一旦冷蔵庫で寝かせて、晩酌のおつまみとしてレンチンした後のこと。
いや、なに、この、旨味…!
時間を置くことで味が染み込み、昼に食べた時よりも旨味が倍増しているじゃないですか…!
牛肉とトマト、新玉ねぎ、バターそれぞれのおいしさが混ざり合い、溶け合い、ひとつになることで衝撃の旨味、爆誕…!
なんといっても舌触りなめらかで、酸味のカドがとれたトマトの風味と、バターの組み合わせの素晴らしさったらもう…(ため息)
油断ならないおいしさとはこのこと。安物とはいえ、されど牛肉だから頻繁には作れないプチリッチメニューだけど、リピート確定です。
きっと新玉ねぎの甘さもおいしさに一役買っているのだろうから、できれば旬が終わらないうちに、もう一度くらい作りたいな。
【覚え書き】2食分の材料目安
・薄切り牛肉 300g
・新玉ねぎ 大1/2個
・トマト(湯むきしたもの) 1個
・バター 10g
・しょうゆ 大さじ1.5〜
・塩 少々
・砂糖 少々
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