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気づけば100レシピ、料理ノートを整理してみたので作り方を紹介

私の好きな料理研究家に、こんなエピソードがある。

その人は母として、料理家として、日々いろんなレシピに挑戦してきた。しかしある時「お母さんの料理で一番好きなのは?」という質問に詰まってしまった娘を見て、はっとしたという。目新しい、ワクワクするような料理もいいけれど、繰り返し食べたいと思える家庭の味を、忘れてしまってはいなかったか。

私が料理ノートといえるものを作り出したきっかけは、こんなに高尚なものではなかったけれど、「気に入った料理を繰り返し作れるように」という思いが根本にあった。

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ネットでいくらでも欲しいレシピが見つかる時代。「あれおいしかったけど、どこで見たんだっけ…」というレシピ迷子を撲滅するため、その日作るレシピをルーズリーフに書き出すようにしてから、かれこれ半年は経っただろうか。気づけば100レシピを突破していた(祝!)

1回ぽっきりで終わったレシピが大半だけど、繰り返し作るスタメンレシピもじわりじわりと増えている。最近では、そのページをめくって探すのが大変になってきて、一旦整理してみることにした。

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まずレシピの書き方について紹介しておこう。

私の場合はコツというほどのことはなくて、自分が分かればOK精神で書きなぐっている。レシピ元はネット記事、雑誌、書籍などなど。

レイアウトは最初に料理名(蛍光ペンでマーク)、材料、作り方の順。青字はそのあとに調べた加熱時間とか、へぇ~と思ったウンチクとか。食材の買い出し前とかに5分程度でささっと書く。

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整理するに辺り、繰り返し作っているレシピ名をメイン、副菜、その他でざっくりカテゴリ分けしてリストアップした。

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気づいてはいたが、圧倒的に鶏肉料理(メイン)が多い。レシピの仕分けをしている間は、なかなかリピートしたいと思える副菜に巡りあえないんだよなあとか、豚肉のレパートリー増やしたいなあとか、レシピ探しのアンテナをチューニングしている気分。つぎ図書館へ行くときに、野菜を使ったレシピ本を探してみようっと。

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リストアップしたメモをもとに、ルーズリーフを並び替えていく。使用頻度の高いものを前へ…ということで、鶏肉メインを先頭に持ってくる。

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バレットジャーナル方式で、スタメンレシピのあるルーズリーフにページ番号を打つ。

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最初のページにINDEXをつけて、完成!

100から20ちょいのレシピ数に圧縮されたけど、やろうと思えば1週間、レシピの違う鶏肉料理が作れると思うと感慨深い。自分好みの味で、間違いないと思えるレシピばかりというのは、自作料理ノートの強みだろう。

もちろん、今後も新たなスタメンレシピ獲得のためにチャレンジはしていくつもりだ。比率的には現状のスタメン6割、チャレンジ4割ってところかな。

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ちょっと汚れている感じも味だなあ、なんて。整理したての料理ノートを前に、大満足の金曜午前でした。

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