見出し画像

東京を歩いてみた「東京スカイツリー周辺」

「外に出たい」

今に始まったことでもないし、有り難いとすら思っている在宅ワーク。けれど、いくらおうち大好き人間とはいえ、ずっと家にこもっているのがイヤになる時もある。

とにかく週末出かけよう。かといって行きたい場所があるわけでもない。けど出たい。

居ても立っても居られず購入した東京の街歩きガイド本を手に、東京スカイツリー周辺を散策してみた。

来たよ押上

11:00am

ガイド本の数ある散歩コースから押上を選んだ理由は、私の出かけたい欲求に付き合う夫がスカイツリーに登ったことがないというから。

当日より少し安くなるということで、前日のうちに前売り券を買っておいた。これから快晴になる予報。

腹が減っては散歩はできぬ

絶賛ハンバーガーブーム中の夫が選んだ店

せっかく外に行くならおいしいもの、食べたいよね!

ということで、複合商業施設「東京ミズマチ」にあるハンバーガー屋さんでランチスタート。

お店の名前は、shake tree DINER TOKYO。お昼には少し早い時間帯で待たずにカウンターに座れたけど、テーブル席はすべて予約済みだった。

このハンバーガー、好き

通常のハンバーガーにハラペーニョをトッピング。フレンチフライとピクルス付き。

お肉がおいしい!! と思ったのと、ただ挟んでます、彩りです、というのではないフレッシュな野菜の存在感。素材で勝負して優勝してる。

狛犬と東京スカイツリー

腹ごしらえを終えて最初に向かった屏風博物館がお休みだった…ので、気を取り直して三囲神社(みめぐりじんじゃ)へ。

江戸の豪商・三井家とゆかりのある神社だそう。社殿の近くに三越旧池袋店から移されたライオン像が鎮座している。

目尻の下がった温和な表情をここいら辺の職人言葉で「みめぐりのコンコンさんみてぇだ」と言ったそうである

画像左側の解説文より

ガイドブックでも紹介されていた狛犬のコンコンさん。

コンコンさんと東京スカイツリー

境内からも東京スカイツリーが見える。

社殿の奥。緑の木漏れ日と赤い鳥居がきれい。

ちょっぴり異質にも思える東京スカイツリーの存在感。

牛嶋神社で牛の像を撫でる

「すみだ郷土文化資料館」(大人100円)に入る。

明治末期の人々で賑わう川沿いを再現したジオラマがおもしろかった。光と音の演出で昼から夜へと移り変わっていく。

戦争で空襲にあった人々の絵画も展示されていた。

資料館を出て、牛嶋神社へ向かう。

川から牛のような怪異がやってきて、病人や死人が出た……残された玉(石?)を奉ったのが牛嶋神社の由来

というのを、まさに資料館で知ってきたばかり。

自分の体の悪い部分と同じところを撫でると癒されるとわれる撫牛像。

そうとは知らず頭ばかり撫でてしまった、結果的にご利益があるかもしれない。

たばこと塩の博物館がアツかった

「ガイドブックのコースに入っていたから」という理由がなければ、存在すら知らなかった「たばこと塩の博物館」(大人100円)。

たばこと塩にどんな関係が? と思ったら、同じ建物にそれぞれの展示があるということみたい。他の地区から移設してきたらしく、建物自体がまだ新しくきれいだった。


塩の世界。あらゆる生命に欠かせない存在であり、そもそも物質としての美しさに目を奪われた。

1トン超えの塩の結晶。触っているとひんやり気持ちよくて癒される。うちに欲しい(本気)

量は違えど入っている塩の重さは同じ!

今回のいちばんの学びは、塩によって体積が異なること。

よく見るシェフのYouTubeで「塩を少しだけ振ってね…」といいながらエグいくらい塩を使っていてとても真似できないと思っていたけど、謎が解けた! 塩によって大さじ1って異なるんですよー

世界のたばこパッケージ
アンティークなたばこ入れ
たばこについてくるおまけ(!)のカード

たばこの展示は、パッケージといいグッズといいどれもかわいい!! 非喫煙者だけど欲しくなっちゃう。

実際レトロパッケージのマッチが販売されているからお財布の紐ゆるめすぎに注意

町と東京スカイツリーを撮ろう

今回は東京スカイツリー周辺をお散歩、というのがテーマだから、押上の町をぐるぐる歩きながら、圧倒的な存在感の塔を見上げてはそわそわ、パシャパシャ

押上天祖神社(おしあげてんそじんじゃ)の狛犬とともに。

こちらのショットもお気に入り。

十間橋から水面にうつる影とともに。ガイドブックにはもう1箇所、鏡に写して東京スカイツリーを撮れるフォトスポットが載っていたのだけど巡るのを忘れてしまった…

ちなみにガイドブックというのがこちら

世界のビール博物館でかる~く

東京スカイツリーにのぼる指定時間までまだ少し時間があったので、ソラマチのビアホールで軽く一杯。

たっぷり歩いてカラカラの体に染み渡るッ

東京スカイツリー展望デッキ・展望回廊

いよいよ16時半からのチケットで東京スカイツリーの展望台へ。

「さっきあそこ歩いた」「けっこう歩いた」「王貞治の手形があった学校じゃん(あったんですよ)」等、語り合う

霞がかっているけれど奥に富士山、はっけん!

わかる…?

スマホカメラ、ズームの限界…ディズニーシーのタワー・オブ・テラーとプロメテウス火山も目視できる

せっかくなのでさらに100m高い展望回廊にも行ってみると、デッキよりもガラスが突きだし下のほうまで一眺できる(なんなら展望デッキの天井が見える…)ちょっと怖かった

ただ、回廊内はヒーリングミュージック的な音楽が流れていて、このサウンドが妙に沁みるんだな。

グッズコーナーにCDあったら本気で買って帰ろうと思ったくらい(なかった)。もし音源知っている方がいたらコメントもしくはSNSで教えてほしいです🙇‍♀️

そして押上に別れを告げ、乗り換え地点で蕎麦屋呑みをして帰った。外に出るって最高だな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?