明治時代から続く『相馬醤油』さん
いやー、改めてまだまだ全然紹介しきれない佐久の名店や特産品。
佐久には古くから続く13ある酒蔵だけでなく、今も続く老舗がほかにもあるんです。
今回は明治時代から続く『相馬醤油』さんを紹介します。
店というか、もう本当に作っているところで販売しているという感じです。
お店に以下が飾ってありましたが、今の『相馬醤油合資会社』になったのは、昭和二十三年。
でも、『相馬醤油』自体は以下サイト内にありますし、お店の方にもお伺いしましたが、明治時代から続く老舗屋さんなんです。
お店で売られていたのは、数種類の『醤油』と『味噌』と『甘酢』。
味噌も1年間かけて作られているこだわりもの。
醤油も数種類あったのですが、お店の方のオススメの『こだわりのしょうゆ』を購入してみました。
お店の方からのオススメポイントとして、「うまみ成分の数値が1.8もあるんだよ」と言われたんです。正直よくわからなかったのですが、値段もちょっとしか差がなかったのでオススメを鵜呑みに購入してみました。
さて、「うまみ成分の数値が1.8」ってどれぐらい凄いのでしょうか?
調べてみることにしました。
まず以下の『職人醤油』さんのページが出てきたので、こちらから引用しますが、
なんと、1.8は『特級』の中でも『超特選』の部類になる最上級のもののようです。(確かにこれはオススメポイントだ。)
さらにより詳しく、この『超特選』の意味を知りたかったので『キッコーマン』さんのページを見てみたところ、このような解説がありました。
しょうゆは「しょうゆ品質表示基準」によって「特級」「上級」「標準」に区別されています。これらの等級は「うま味」の指標といわれている「窒素分」 の含量や色度(色の濃淡)などで決まります。全窒素分の基準は別表のとおりです。
しょうゆのうま味成分であるグルタミン酸をはじめ多くのアミノ酸類は窒素の化合物です。窒素分の含有量が多いほどうま味成分の多いしょうゆ、ということがいえます。
また、特級より窒素分が10%以上多いしょうゆ(こいくちでは窒素分1.65%以上のもの)には「特選」という表示ができます。さらに、こいくち・たまり・さいしこみしょうゆでは、特級のなかで窒素分が特級規格より20%以上高いものに関しては「超特選」という表示が許されます。
その他にも、特級を意味する「特醸」「優秀」、上級を意味する「上選」「優良」などの用語の使用法が、「しょうゆ品質表示基準」のなかできちんと定められています。 ただし「極上」や「最高」という用語を使うことはできません。
んー、ちょっと難しいなぁ…。
購入した醤油はうまみ成分が1.8あるが、濃口醤油・たまり醬油・再仕込み醤油じゃないから「超特選」表記ができないってことであってるのかな?
んー、ちょっと不確実なことを書いている気もしていて不安ですが…
でも、購入した醤油で食べてみたのですが、味がとても濃く美味しかったのは間違いありません!(個人的な感想です!)
あと、この『相馬醤油』さんのお店の向かいの雰囲気がとても良い。
こちらは『相馬酒店』という系列のお店のようなのですが、今は1種類のお酒しか扱っていないということ。
凄く雰囲気が良い場所なのにもうほとんど使っていないようです。
まだまだ魅力的なものがある佐久ですが、時代の流れと共に継続が難しくなっているものがあるのも事実。地元の良いモノがちゃんと地元で使われて残っていく・受け継がれていくように考えていきたいですね。
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