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平飼いとこだわりの餌で育てられている『ありさかさんちの庭先卵』

またもや、こだわりの品に出会いました。その名も『ありさかさんちの庭先卵』。ただ、公式なホームページはない商品でして。色々なところで紹介されているものを引用して紹介させていただきます。

まずは1つ目の紹介です。

ゲージ飼いではなく、すべて平飼いでストレスなく育ち、飼料も遺伝子組み換えをしていないとうもろこしをはじめ、地元の豆腐屋さんのおからと、米ぬか、フスマ等を配合し、発酵させたものなどの独自飼料を与えています。
鶏種は最近、テレビなどでも紹介されて人気のある岡崎横斑(おかざきおうはん)です。健康的に育った鶏の卵は、殻がしっかりしていて、味もコクがあり、おいしいです。一度お試し下さい。

そして2つ目

その土作りを支えているのが、夫の満さん。
満さんは平飼いで鶏を飼っていて、その鶏糞を畑に撒くことで美味しい小麦粉や野菜が育つという、素敵な循環の仕組みが作られています。
ただご夫婦二人三脚の姿が素敵というだけではなくて、ものづくりに取り組む探究心や好奇心も素晴らしいのです。
満さんの育てる鶏たちは、満さんの手作りした餌を食べています。その材料はおから、ふすま、
もみ殻、ゴマの搾りかす、魚粉、牡蠣殻、など。
この「餌」を私たちも見せてもらったことがありますが、とってもいい匂いがして美味しそうなんです。
おからは地元のお豆腐屋さんのもので、100%遺伝子組み換えの無いものを。小麦粉のふすまは、もちろん有坂さんの小麦粉を。
素材選びからそれらの調合までこだわる
満さんは、博識高い方で、普通は廃棄されてしまうものを生かし、それらの素材を「発酵させる」という工夫もしています。
有坂さんの鶏たちを見学させていただいたこともありますが、いわゆる「臭い」がなく、皆、綺麗な姿をしています。そんな元気な鶏達の糞を、有坂さんご夫婦はご自分達の農業に活かしたり、地元の若手農家が使う肥料に譲ったりしているのです。ここまでおはなしすれば、有坂さんの卵の味も伝わる事でしょう。毎週、南牧村から店舗のある佐久市平賀まで、満さんが卵を配達に来てくれます。
その卵は、臭みが全くなく、すっきりときれいな味。「無味無臭」ということではなくて、とてもピュアな味がして、他の卵とは確かに違うのです。


この2つの紹介を読むだけでも、こだわりが伝わりますよね?鶏と農業が良い循環、良い生態系を育んでいる。以前こちらの映画を見たからこそ、このような生産が本来はとても重要だと考えるようになってきています。


さて、そんな『ありさかさんちの庭先卵』がこちらです。

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割ってみるとこのような感じです。
見た目では伝えるのが難しいのですが、殻の内側にある膜がしっかりしているようで、卵を割るときにその違いを感じます。

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凄く濃い味とか、黄身が掴めるとか、いわゆる「こんな卵が良い卵だ!」という主張は感じませんが、でも鶏が美味しい餌とのびのび遊んで育った中で産んでくれた卵をこちらは頂いているということを感じることができる優しい味がしました。

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