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1年目は大変お世話になりました。2年目もよろしくお願いします!

1年(とちょっと)が経過しました。去年の3月28日に引っ越してきて、2日目には大雪。寒さの洗礼を受けながらスタートした生活も無事1年を終えました。

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移住前に「こんなことがしたいなぁ」と思っていたのはキャンプ畑体験ぐらい。あとは具体的に考えていたことはなく、楽しそうな・面白そうなお誘いにどんどん乗っかっていったら、とてつもなく充実した1年目になりました。(大変お世話になりました。)

そもそも、まず想定外だったのは何といってもコロナウィルスの影響によるリモートワーク。新幹線通勤を予定して書いたnoteの表紙画像がなんだか恥ずかしくなるぐらい…笑。

おそらく新幹線通勤をしていたら、これまで通り平日は東京へ。つまり、週2日長野にいる予定が週7日長野に。単純計算(するものなのか?)で3.5倍も想定より長い時間を地域で過ごせるようになったのは、自分自身で感じる自分は余所者だ感を少し取り払って、様々な活動や行動のブレーキを外すのにつながったと思います。(実際はまだまだ新人ですけれども)

さて、1年目を終えて、せっかくだからnoteで何を書こうかなと思ったのですが「こんな体験が楽しかったよ!」であったり、「こんなことが困ったよ。笑」みたいな体験談はたくさんあるのですが、1つ1つが濃すぎて書ききれないという気持ちもあり、せっかくだから『この1年目で考えていたこと』を書いてみようと思います。

その1.自己紹介で困る

少し落ち着いてきた昨年の夏前ぐらいから、徐々に地域や保護者つながりで色々な方と直接お会いする機会も増えてきました。その際に挨拶と自己紹介をする流れで気づいたのですが、『自己紹介に困る』です。
ただ、この"困る"という経験はとても良い気づきでした。

"困る"理由は2つありまして、1つ目は東京にいたときは、仕事関連の方以外と全然かかわっていなかったんだなぁという気づきです。これはかかわる人数ではなく、かかわる方の幅が会社員を中心としたかなり狭い幅だったと気づきました。
そして2つ目はその幅にもつながるのですが、東京にいたときは「何されている方なんですか?」という質問に対して、まず所属(会社)、次に肩書や職種というのがイメージです。ただ幅広い方と接する自己紹介の場合、まず職種(仕事内容)なんです。農家をやってます。建築をやってます。医者をやってます。飲食店をやってます。・・・。

となると、私は職種としては「ファンベースプランナー」なのですが、これは伝わらないよなぁ・・・と。ファンベースはたまに知ってくださっている方がいるのですが、さらにプランナーが伝わらない気が…。
少し補足の短縮形として「ファンが気づいているイイトコロを知って、そのイイトコロを伸ばす企画やお手伝いをしています。」という説明を追加してますが、それで伝わっている気がしてません。
(もし気になっている方がいらっしゃれば、今度はもう少し自己紹介のお時間ください。笑)


今の仕事にやりがいも誇りも持っていますが、でもそのおかげで『例えば、こういうことをやったりしてます』というものがあるといいなぁ・・・と思うようになり、結果的にその意識が行動として、その2・その3につながった気もします。

その2.コミュニティのありがたさ

その中でも移住者が多い(最近移住10年ほどの方から聞いた話によると、親が移住者だとその子供は移住者ということなので、少なくとも孫にならないと地元民と認めてもらえないようですが。笑)地域だからなのか、ポツポツとコミュニティがあったり、コミュニティが出来つつありました。
その中でも、私が特にお世話になっているコミュニティが2つ。


1つ目が『さくほジーバ共和国』です。

たまたまですが、こちらを運営している方が元々広告代理店出身の方で、数年前に佐久穂町の委託事業者として移り住まれてきたとのことで、自己紹介がスムーズに進んだこともあり、1つ目のコミュニティに入っていく上で、個人的には大変助かりました。(巡り合わせも大切)

先日も人生初の味噌づくりを体験させていただき、秋ごろの自家製味噌完成が楽しみです。


2つ目が『リモート発酵コミュニティ NUKADOCO』です。

こちらは、まさにコロナ禍の中で立ち上がったものです。コミュニティの立ち上がりって、こんな感じなんだなぁと思うぐらい「果たして、何の会なんだろう?(何の会になっていくんだろう)」という感じはありつつも、徐々に色々な企画が立ち上がっていき、このコミュニティのおかげで私はだいぶ楽しく過ごすことができたように感じます。

その中で、私は例えば、インターネットラジオを始めることになったり、

旅行の企画なんかも一緒にさせてもらいました。

どの企画も自分自身が楽しませていただいており、かつ良い経験です。
またNUKADOCOメンバー(ヌカ人)中心で行った塩尻ツアーの際に、ふと見渡すと「飲食店経営」「発酵食アドバイザー」「医者」「まちづくりプロデューサー」「IT支援アドバイザー」「ライター」「お片付けのプロ」などなど。
まさに幅広い方々が一緒に何かをするというつながりができてきており、嬉しい機会が作れています。

その3.企画を通じて、つながりが濃くなる

そんなこんなで、まさにコミュニティでの出会いやつながりをベースに、最近ではチャリティーオンライン上映会の企画をご一緒させてもらったり。
(2月から毎月やっておりますので、ぜひ232の情報をフォローください!)

先日の佐久穂町のイベントでは、ライブ配信リポーターまで担当させてもらうことになりました。

※どちらもボランティアスタッフとして、運営・サポートをさせてもらいます。

色々な企画って実行するときに、新しい発見があったり予想外のこと(時にはトラブル)が起きたりしますよね。ただ、その1つ1つを通じて濃くなっていく楽しい関係性が出来つつあることが一番大切と実感しています。

最後に・・・

畑やキャンプが楽しめたらいいなぁと思っていた去年の今。
まさか1年後に、コミュニティを運営して、ラジオのパーソナリティをして、イベントのリポーターをして、上映会の企画運営をして・・・なんて全く思っていませんでした。笑

きっかけは『自己紹介に困る』だったかもしれません。ただ改めて思っているのは、そんな企画1つ1つを通じて「プランナー」として、自分自身の地域での存在意義 = 役割 = 誰かの役に立てればという機会を求めていたのかもしれません。

また、最後にこの一年で私自身のこととして気づいた、もう1つ「私は参加者でもサポーターでも主催者でも楽しめる」ことです。これは個人的には良い発見でして、時には参加者として(内容や気持ちによっては見ること自体を)楽しみたいという時もありますし、主催者の方を積極的にサポートすることで楽しんでいるときもありますし、主催者として楽しんでいるときもあります。

この『参加者』『サポーター』『主催者』の3つのかかわり方をさせていただきつつ、2年目も色々な方・色々なことを楽しみたいと思っております!

まだまだ佐久の2年目新人として、今後ともよろしくお願いします!
そして、これからかかわる皆さんやお会いする皆さんも、よろしくお願いします!


古民家の民泊宿を運営することに!(2022年9月更新)

改装していた古民家の民泊運営の相談を受け、この度夫婦で運営することになりました。ご宿泊の検討いただけると嬉しいです。移住や佐久・佐久穂地域周辺などのことに関心がある方であれば、お話しできればとも思います。宜しくお願いします!

▼一日一組限定の一棟貸し『古民家宿黒澤邸hanare』
https://sakuho-kurosawatei-hanare.com/

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