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G.I.Gプログラムに参加してProfessional Cloud Developerに合格しました

TL; DR

2022年9月から12月に掛けて、第5回Google Cloud Innovators Gym(G.I.G.)に参加して、Professional Cloud Developerに合格しました!

Professional Cloud Developerの合格証明書

G.I.G.プログラムとは

Google Cloudのプロダクトやサービスについて学べる招待制特別プログラムです。私の所属会社から受講しませんか?とお声がけがあり、参加しました。期間は約3ヶ月。
プログラムの修了要件としては以下の3つです。

  • Courseraの所定コースを5つ以上完了すること

  • 月次で開催される必須セッションに参加すること

  • 認定試験に合格すること

まず、どの認定試験に受講するかを検討します。Professional Cloud Developer, Professional Cloud Architect, Professional Data Engineerの3つから選択できます。選んだ認定試験から受講するCourseraのコースを選び、5つ以上完了し、認定試験に合格すれば修了となります。

当時のスキルセット

Google Cloud公式にて、推奨される経験として「業務経験が3年以上(Google Cloudを使用したソリューションの設計と管理の経験1年以上を含む)」と記載されております。
さて、私の当時のスキルセットは以下のとおりです。

  • Cloud Run(2020年1月~)

  • Cloud SQL(2020年1月~)

  • Google Kubernetes Engine (GKE)(2020年9月~2021年3月)

  • Cloud Monitoring(2020年12月~)

  • Cloud Logging(2020年12月~)

  • BigQuery(2021年2月~)

  • CloudTasks(2021年6月~)

  • Cloud Pub/Sub(2022年2月)

  • Cloud Function(2022年2月~)

いわゆる2年半ほどのGoogle Cloudの運用実績があり、特にCloud RunやCloud SQL, Cloud Tasks, Cloud Function, Cloud Monitoring, Cloud Loggingに明るい感じでした。
Kubernetes(k8s)を一時期触っておりましたが、書籍で勉強してざっくり知識としては把握しているものの、実運用できるまでの技量は培われませんでした…

3ヶ月の動き

9月

Courseraは1コースにつき、複数のモジュールで構成されています。1日2モジュール完了を目標に毎日コツコツ実施しました。9月内でGoogle Cloudサービス全体の概要とIAMやセキュリティについて受講したと思います。

10月

同人誌即売会にサークル参加する予定があり、10月はほぼ同人誌の執筆活動に費やしておりました……。予め分かっていたことでもあるので、9月にコツコツとやっていた感じです。

11月

同人誌即売会を終え、改めてCourseraをコツコツ進める日々が再開しました。1日に何時間掛けられることができるのか?を9月中に計算していたこともあり、5コース完了までに1日いくつのモジュールを完了させれば良いのか?を逆算して、こなしていきました。

12月

ここからは受験対策をしていきました。G.I.G.プログラムの補習セッション(任意参加)にて、模擬問題を出題してくださっていたので、それをおさらいし、理論立てて回答できるようになるまで復習しました。

傾向と対策については以下のサイトを参考にしました。

データベースについては、Firestore, Cloud SQL, Cloud Bigtable, Cloud Spanner, BigQueryの特徴を把握し、どういったユースケース時に何を使うべきかを判別できるように覚えました。
Kubernetesはいろいろと問題が出てくることが想定されましたので、念入りにCourseraを復習したりしていました。

Google Cloudが公式に模擬試験をGoogle Formを用いて提供していたため、そちらを受講しました。

合格水準は公言されていないため、ほぼ完答できるようにと挑みましたが、補習セッションで出てきた問題が大半だったため、1回問題を解き、8割以上取れていたため、撤退しました。

受験前日にUdemyで模擬試験を購入しました。英語のほうが評価が高く、実際に問題を解きましたが、理解できる内容でしたので、私自身は問題なかったです。

Udemyの模擬試験は6つ中2つの問題を解き、それぞれ正答率85%、87%といった結果でしたので、そのまま本番を迎えました。

受験当日

2022年12月15日。会場は大阪府大阪市の梅田にあるPCカレッジ東梅田校です。オンラインでも受験できるようでしたが、いろいろ準備が必要だということで、安牌を取ってオフラインでの参加としました。
会場に到着すると荷物をロッカーに預け、受験前のしおり(英語)を読みました。受験前のしおりの英語文章はあまり馴染みがなく、ここで緊張度合いがピークに達します。
読み終えると会場に案内されて、問題を解いていきます。受験当時はUdemyの模擬試験みたいに見直ししたい問題にチェックがつけられるシステムだったので、気になった問題はチェックをつけて、回答していきました。
問題を解き終えたら、提出し、アンケートに答えると、その場で合格/不合格の判定が出てきます(!?)
難しいよ!と言われており、手応えもあまりなかったので、半信半疑で確認すると、「合格」の文字がありました。ここでガッツポーズを取ります。
スタッフさんを呼んで、そのまま流れで退出しました。

12月21日、正式に合格判定の通知をいただきました。

Professional Cloud Developerの合格証明書(再掲載)

合格祝いと修了記念品とAward受賞特典

Professional Cloud Developerの合格祝いとして、パーカーやマグカップのお好きなもの1つを選べました。パーカーなどは海外仕様でサイズ感がわからなかったため、私はマグカップを選びました。

Professional Cloud Developerの合格祝いのマグカップやステッカーなど

別途G.I.G.プログラムの修了要件を満たしたため、G.I.G.プログラム事務局からG.I.G.オリジナルラバーキーホルダーとGoogle Cloud特製タオルをいただきました。

G.I.G.プログラム修了記念品

さらに! G.I.G.プログラムから「もりあげてくれたで賞」を受賞させていただきまして、Award受賞特典としてGoogle Cloudロゴ入りMOGUロールクッションをいただきました。

G.I.G.プログラムAward受賞特典とゴンベのぬいぐるみ

所感

まずはこの機会を提供してくださった弊社とG.I.G.プログラム事務局様に感謝の言葉を述べさせていただきます。
Google Cloudのサービス全体の勉強を通して、いろいろなソリューションを学べたのが良かったと思っております。あるケースにおけるベストプラクティスは何なのか?をざっくりとアイデアを出せる段階に行ったのではないか?と思います。
また、苦手意識を持っていたk8sに向き合えたのも良い機会だったと思います。まだまだ運用に載せたことはないですが、知識があるのとないのでは違うと思うので、何かしら活かす機会があればと思います。

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