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3年後の未来を思いっきり描いたら1日中落ち込んだ話

「自然と事がはこぶ」私になる!
私が、コーチとして活動を始めたときに、掲げていたコンセプト。

未来への目標を掲げて、それに向かって行動できるように伴走するコーチングが目につく中で、あえて、私は「自然の流れに委ねる」的なコンセプトでコーチングをやっていきたいと考えていました。


外資系企業に新卒から20年勤務し、ワーママとしても10年、フルタイム勤務に男子二人の子育てという、、、やること満載+予測不能な消耗の日々から、何とか抜け出したかったのが3年前の状態でした。

そこから、様々な自己投資もしながらコーチングにたどり着いたのですが、その一連の流れの中で、「自然と事がはこぶ」という体験を重ね、そのゴリゴリ感のない軽やかさに魅了されたのです。


外資系企業時代は、上から降ってきたターゲット(目標、ゴール)を達成するために、自分を律し、がむしゃらに追い込んで、その先に何かに到達できることを信じて突き進んでいくモードで日々を回していたのですが、それはもう疲弊しきっていたので、その反動が大きかったのかもしれません。

もう、目標を設定して、ゴリゴリ攻略していくモードには飽き飽きしていたのだと思います。

そして、働き方を緩めるために、日系企業に転職し、複業としてコーチの活動を始めるのですが、その一連の流れの中でも、自分で目標を設定してそう仕向けたというよりは、「もうそうならざるを得ない」みたいな流れの中で自然と進んできた感があり、それが何とも自然体で心地よかったのです。

つい、ゴリゴリやってきた人は、その馬力で事を動かそうとしてしまいますが、ミドルエイジにもなると、体力も気力も追いつかず、空回りしがちです。
今までの戦法(何なら成功法則)が使えなくなるという現象に戸惑ってしまうことも、、、。


でも、そこでさらに頑張りを重ねて克服していくのは、もうさすがに辛すぎて、、、
そんな体験から、行きたい未来をなんとなく見据えながらも、自然の流れに抗わずに、期が熟すのを待とうという形で、会社員卒業に至るまでの2年半を過ごしたのです。


今振り返っても、その時期は、流されてみる、委ねてみるというような感覚が、私に必要だったのだと思います。


さて、ここから本題です!

会社員卒業とともに、私も、そろそろもう一歩ブレイクスルーしたいという思いがあり、久しぶりに私自身がコーチングを半年間受けることにしたのです。

そのコーチングが、「行きたい未来を意図し続けること」を徹底的にやるところからスタートしたのですが、、、

最初は、この目標設定・達成的な手法に、まだ少し抵抗が残っていたのです。

ただ、自分自身も、私がクライアントにコーチングをする中でも、もっと未来に向けて進めるようになりたい(したい)と思っていたところでもあったので、自分自身がどう変わって行けるか、実証実験してみたい!という気持ちが勝り、進んでみることにしました。



そして、3年後に行きたい未来をひたすら意図してみたのですが、これが、パッと思い浮かんでも、どこかで「ウっ」と詰まる感じがして、なかなか自由に描けない・・・

なんとかそんな気持ちを振り払いながら、イメージしてイメージして、時間をかけて、「行きたい未来」が描けたのですが、、、



なぜかその翌日、メチャクチャ落ち込んだのです…><


「行きたい未来」を描いてワクワクするはずが、、、
なぜ落ち込む??

正直、メンタル的に1日ずっと落ち込んでいることなんて、最近、あまりなかったので、なんでそんな状態になったのか、自分でも不思議だったのですが、、、

落ち込みから這い出た後に、よくよく考えてみたところ、

描いた未来に対して「まだ到達できていない自分」にフォーカスしてしまったことが原因だとわかりました。

自分に足りていない部分に焦点が当たってしまう「ない」視点・・・。

「ない」視点ではなく、「ある」視点にフォーカスする

コーチとしては基本的なことなのですが、いざ自分のこととなると見えないものですね、、、。

「こんな未来を掲げておいて、できなかったらどうしよう、、、」

「できなくてがっかりするくらいなら、最初から現実路線の夢にとどめていた方がいいのでは?」

なんて心の声がどんどん出てきます・・・

要は、自分にがっかりしたくないんですよね。
だから、防衛線を張るような思考に陥ってしまう・・・


子どもの頃は、楽しみな行事の前なんて、無邪気にワクワクできていたのに、、、

人生のどこかで、すっごく楽しみにしていたことが何かの理由でキャンセルされるみたいなことが起こり、テンションが頂点から谷底に落とされるかのような体験を積んじゃうと、

どこかで思いっきりワクワクすることを、自分で制限しちゃう癖がついてしまっているのかもしれません・・・(大人、悲しいーーー)


そんなこんなで、1日落ち込んだ末に、どうしたか?


「ない」視点の思考があることはないことにできないのでw
「そういう自分いるねー」と、認識したうえで、横にポンと置いておく。

そして

描いた未来の先に、それが手に入ったらどんな気持ちになれるのか?

その気持ちにフォーカスを当てて、子どものようなワクワクを思いっきり味わうことにしたのです!

その手前の何が実現できてもできなくても、私の欲しいのは「この気持ちの方だった」ということを忘れずにいたいです^^

きっと、その気持ちが手に入る手段は1つに限定されないはず!
もしかしたら、今すでにあるもので、その気持ちを味わえるかもしれません。

そう!

やっぱり大事なのは、「ある」に目を向けること。


今日も最後までお読みいただきありがとうございました!



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