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日光いろは坂/スポーツ一本歯下駄ippon bladeで激坂RUNレポ。坂道RUNで得られる効果。<実体験>


こんにちは。ippon blade369インストラクターAyari✼です。
私については、ぜひこちらへ↓


さて、先日、スポーツ一本歯下駄ippon bladeで、日光いろは坂激坂ランニングに行ってきました。

おふざけの楽しいYouTube動画はこちら↓


日光いろは坂の起源は山岳信仰によるものです。782年、勝道上人(しょうどうしょうにん)が初めて二荒山(男体山)山頂を極め開山してから、信仰の道として利用されるようになりました。日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ観光道路です。

すべて一方通行で、下り専用の第一いろは坂と上り専用の第二いろは坂の二つの坂を合計すると48か所もの急カーブがあります。

そのカーブごと「いろは48文字」がつけられいることが「いろは坂」の由来です。カーブごとに「い」「ろ」「は」・・・の看板が表示される急坂が続き、標高差は440m。

特に第二いろは坂(上り専用)途中の明智平展望台からの眺めは抜群で、第一いろは坂を望むこともできます。

東部鉄道さんのHPを参考にしています↓詳細はこちらへ。

っとここまでは、一般向けの記事。
noteブログでは動画にも載せることのできなかったあれこれを、皆さんにシェアしたいなと思います。

実はippon blade開発者であり代表の小平天氏は、日光ウルトラマラソン100kmで「いろは坂」を走っているとき、烏天狗に会っているんです。強い竜巻のような風が吹き、上を眺めたらそこに烏天狗がいたそうな。このお話はかなり神秘的なお話なので、ぜひ本人から直接、聞いてもらいたいなと思います。

ippon bladeはまだこの世に誕生していなくて、他の一本歯下駄で走っていたそうですが、「やはり、もっと身体構造に則った一本歯下駄を作らないとダメだ。」っと覚醒したことが、ippon bladeのはじまりです。その時、自分を中心とした竜巻のちょうど真上に烏天狗が羽を羽ばたかせ団扇を扇いていた。

お?いきなりスピ系の話?っと思うかもしれませんが・・
日本人は縄文の頃から大自然に祈りながら生活していましたし、そこから山岳信仰が始まったのですから、おかしな話ではないと思います。
姿形は見えなくても、自然の中で広大な空を眺めた時や、フッと肌を風が撫でたことがきっかけで、今の自分に必要な大切な一粒のことに気づく。そういう体験は霊感があるなしに限らず誰でも、ごく当たり前にあると思います。

一本歯下駄の起源は約1400年ごろといわれていますが、はっきりとはわかっていません。山伏や僧侶が山の傾斜を一本歯下駄で登ると楽だったそうなので、修行によく用いられていたそうですが、江戸時代では女性が雨の日に裾が濡れないように、サラッと粋に履いていたりもしたそうです。

確かに、一本歯下駄で坂道を登るのは、テコの原理で中心から少しだけ前に重心をかけていくだけで、スイスイ進んでいくので、女性の私でも急坂を楽に登ることができます。

もう、この感覚はとてもおかしくて愉快な「重力遊び」です。
人は、不安定な環境の中で自分の肉体の重みを感じてゆらゆら揺れながら中心にバランスをとろうとすること自体に「癒しの効果」を感じるようにできているのだと思います。っということで、「ippon bladeは乗ればその楽しさがわかる」ものですが、そればっかりも言っていられないのが、インストラクターの役割でもありますので、私が、ippon bladeでの激坂ランニングを大好きな理由と、あくまで私が実体験した身体的効果になりますが、まとめてみました♪

①ハムストリングからお尻の深部の筋肉(深層外旋六筋)を鍛えることができる。キュッと上がった賢いヒップへ。

近年、桃尻トレーニングが流行っていますね。
でも、スクワットなどでお尻の表面の大臀筋や中臀筋などを鍛えても、骨盤の中のインナーマッスルである深層外旋六筋などが、ガッチガチだと「筋肉は大きく発達しているのに使えない筋肉」が育つだけだと思っています。
「現場で使える賢い筋肉」って、やはり階段の登り降りや坂道でしっかり働いてくれるヤツ。そのためには、踏ん張って太ももの前側(大腿四頭筋)で受け止めるだけではなく、膝裏を伸ばしながら後ろから押し上げるようにハムストリングから深層外旋六筋までをしっかり使っていくこと!

お尻だけ大きい野生動物なんて不自然ではないですか?

前腿はすっきりと。でも、ハムストリングにはしっかり筋肉がついていて、そこからキュッと上がったメスライオンのような使えるお尻は、単純に生物共通でかっこいいと思います!

これが、ippon bladeでの激坂ランニングで育つ実感があるから、やめられないです♪


②骨に働きかけるオステオカルシン効果で若返り!

身体を根本から若返らせるには骨に刺激を与え、若返り物質「オステオカルシン」をしっかりと分泌させてあげること。皮膚細胞にサイクルがあるように、骨も常に生まれ変わっています。でも、適度な衝撃を与えなければ、当然、それに耐えられるだけの骨しか生成されません。大人の骨は約3年で生まれ変わると言われているので、3年間、運動不足で動かない生活をしていたら、その生活習慣に見合った骨が作られていきます。
んん・・・。そう思うと、ちょっとゾッとしますね。
ippon bladeは見てもわかるように、スニーカーのように衝撃を吸収するクッションなどありませんから、骨に刺激を与えることになります。「その衝撃に耐えられる骨を作って」っとメッセージ物質を発するから骨芽細胞が増え、骨形成を行うのでippon bladeランニングを3年間続けたら、全身の骨が強くしなやかに生まれ変わっていきますよ♪
事実、これも私は体験済みでippon bladeランニングを3年続けた今、細胞レベルで身体全身の生まれ変わりを実感しています。骨密度など、ビフォーアフターで計測できていないのが残念ですが、筋質は記録済みですので、またシェアいたしますね。

激坂ランニングで、特に降りは「骨に衝撃」きますね〜笑
大腰筋の起始(はじまりの部分)まで、ガンガンに刺激を感じますよ・・!
ってことは、内臓への刺激ももちろん。


③自分の足で山を登って降りてくる。そんな自分に、生物として自信がつく。

だって、それをippon blade一本歯下駄で出来るんですよ 笑!
エクストリーム体験ですね。そして、何よりシンプルに楽しいです。
今回の「日光いろは坂」を登っていくと頂上に男体山があります。
ここは明治5年ごろまでは「女人禁制」だったそうです。(牛馬も)
なので、昔はいろは坂は、女性は途中までしか登れませんでした。
今も固く女人禁制な奈良県の大峰山もありますが、やはり何か意味があって決まっているのだと思います。

それは、ただ女性が生理などがあり不浄なものだから。っという理由以前に、登ってしまうと生理サイクルのバランスが崩れたり、霊的なこととか何かあったのかもしれません。

今は、女性も入ることができる男体山。
いろは坂を自分の足で走って登っていく。女性としての身体の制約を少し超えたところの強さに辿り着いた喜びを「いろは坂ランニング」で、私は感じられました。それと共に、女性の身体の可能性はやはり未知なのだと。

だからこそ、傲慢になってバランスを見失ってはいけないのだと思います。
月の満ち欠けのリズムと、切っても切り離せないことをよく自覚しつつ、自分の身体を研鑽し続ける。

まだまだ、ちっぽけな私には未知すぎる道です。

気づいたことの報告に脱線しましたが以上です。

他にもいろいろあるのですが、止まらなくなるのでこの辺で・・・。

ippon bladeは、もちろん、お家の中で履くだけでも十分楽しい。

少し外に出て、平地の公園をお散歩すれば世界がもっと広がります。

そこから山に入っていくと、さらに不安定な環境が待っています。

でも、その分、野生としての危機感が働き、自分もまだ知らない新しい身体の動きがふと生まれたり、もっと大きな何かとのつながりを感じられたり、想定外のことが起きるのかもしれません。

ippon blade ランニングは、こんなにも身体的にいいことがたくさんあって、こんなにも魂をワクワクドキドキさせてくれる。

でも、こんなにも多くの日本人がまだ知らない。

だから、もし何かのご縁でippon bladeに出会ったら、ぜひippon bladeランニングをしてみてください♪

やはり、ここまで説明しても最後はこれですね。

「体験したら、その楽しさがわかる!」

ippon bladeランニングが日本のベーシックなスポーツになっていくまでの、今、その過程です。めちゃくちゃ楽しみです!

■Ayari✼Instagram


■TENARI HP/体験レッスンやオンラインのレッスンもしています。お気軽にぜひ。


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