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【0歳ベビー】 島中を巡る! 沖縄宮古島の旅 後編(宮古島東急ホテル&リゾーツ)

こちらの記事の後編になります。

宮古島博物館

2日目の朝、ヴィラでチェックアウトを済ませ、最初は妻の希望で宮古島博物館にいきました。1時間くらいですべて見て回れるくらいの規模で、宮古島の文化や歴史・伝統にふれることができます。

伊良部島

博物館の後にファーマーズマーケットに立ち寄って、サーターアンダギーなどを買って伊良部島に行くことにしました。宮古島は周囲に橋でつながった離島が3つあるのですがその中でも一番大きな島で、たくさんのホテルや空港もあります。何より宮古島と伊良部島をつなぐ橋が綺麗です。あいにくの急な雨もあったのですが、橋を渡る頃には曇りにはなってくれました。

伊良部大橋

伊良部空港の近くに 17ENDという場所がありそこを向かいます。といってもビーチには子供を連れて降りるのはなかなか大変なのでメインは飛行機の離着陸を間近で見ることでした。ちょうど飛行機の出発の時間に間に合ったのですが、そこまで近くはなかったですね.. やはり通常の離着陸ではなく訓練の時間を狙う必要があるようです。訓練の時間を発信してくれているサイトやXのアカウントがあるので参考にされてください。ちなみにこの日は風が強すぎて飛んでいくかと思いました。

その後は、すぐ近くの「通り池」に向かいました。大きな池が2つあって海の中ではつながっているそうで、ダイバーにとってもスポットのようです。人魚伝説などもあるそうです。

そして展望台などにも行き、お昼ごはんは「ホテル イラフSUI」の中にある「TIN'IN」でいっただきました。この日は結婚式をあげてからちょうど3年目の記念日だったので少し贅沢をしました。料理はすごく美味しかったですし、モクテルもこれまで飲んだことがないようなものを提供していただき楽しめました。最後にはお祝いのメッセージ付きのデザートプレートをサービスで出していただけ、すごく素敵な時間を過ごすことができました。

この時、娘ちゃんには産まれてはじめて白のTシャツを着せたのですが、それがすごく可愛くて何枚も写真を撮ってしまう私。旅行中もずっと親バカ全開でした。

まごうことなき私の遺伝の天パの娘ちゃん

宮古島 東急ホテル & リゾーツ 

伊良部島から戻って東急ホテルにいきました。宮古島だと次の目的地まで基本は30分以内、遠くを設定しても1時間以内はつくことができます。途中の「畑の中のジュース屋さん」というところに寄ろうとしましたが、「完売していて次回は7月の発売です」という看板だけおいてありました…
東急ホテルはすごく大きくて駐車場も4つほどあるのですが手前のP1とP2はすでにいっぱいでP3に駐車してロビーへ。館内や朝食の説明を受けて部屋へ。私が予約した時にはすでにその部屋しか空いてなかったので選択肢はなかったのですが、おそらく一番オーソドックスな部屋なんじゃなかと思います。

泊まったお部屋 509号室でした

ツインベッドでしたが、くっつけて両サイドにベッドガードを設置していただけており、オムツゴミ箱、ベビーカー、バンボも用意してくださっていました。
その後にせっかくなら大きなお風呂に入りたいと思って調べてみると「シギラ黄金温泉」というのが近くにあるようなので向かうことにしました。

シギラ黄金温泉とはじめての娘と2人温泉

シギラ黄金温泉はシギラリゾートの施設ではありますが、外部の人でも日帰り利用することができます。水着で利用できる温水プールエリアと通常の温泉エリアがあり、最初プールを楽しみその後に温泉に行くことにしました。
プールは温水ではあるものの天気が曇りかつ夕方で気温がそこまで高くなかったことと少し寒いくらいでした。なので30分もしないうちに妻と分かれて温泉エリアへ。今回ははじめて私が娘と2人で温泉にいれることにしました。これまで温泉といっても部屋についてる露天風呂ばかりだったので娘にとっても大浴場は2回目です。
シギラ黄金温泉はまず更衣室にベビーベッドがあります。これがないと0歳だとほぼ詰みだと思います。また、洗い場にはベビーバスもおいてあります。なので比較的楽な方だと思うのですがあまりごきげんがよくない娘ちゃん、温泉に入っている間はなんとかなりましたが、洗い出したくらいから大泣きで大変でした。大泣きの中、自分を洗い、娘ちゃんを洗い、脱衣所へ行って娘を先に着替えさせ、自分が着替え、水着を脱水し.. とやっていくのがなかなかに大変でした。泣き声は外まで響いていたようで男湯から出ると妻が「大変だったね..ありがとう」と出迎えてくれました。

晩ごはん難民

もともと友達からも「宮古島は店も限られるし、みんな行くところが結構固まってるから事前に予約しておいたほうがいいよ」とはアドバイスをもらっていたもののと、子連れかつはじめての宮古島で時間通りに動けるか不安だったので晩ごはんは一切予約していませんでした。案の定、黄金温泉を出てから色んなところに電話しまたがどこも予約でいっぱいでしたが、東急ホテルの近くの「うるか」という居酒屋さんが空いていたのでそちらへ

沖縄料理にオリオンビールを満喫しました。提供も早くて料理も美味しくて大満足でした。隣の席の家族連れの子どもたちが娘ちゃんに興味津々だったのが可愛かったです。そしてその日は帰って、東急ホテル内のコンビニで買ったブルーシールを食べて寝ました。

東急リゾート朝ご飯(ニライカナイ版)

朝ご飯はビュッフェスタイルの「ニライカナイ」と、定食+少しビュッフェスタイルの「やえびし」から日毎に当日に選ぶことができます。3日目の朝ごはんはニライカナイにしました。離乳食やおかゆなどもあるので娘ちゃんの朝ご飯は持っていかなくてもそれで済ますことができました。後から知ったのですが離乳食はどちらのレストランを選んでも提供してもらうことができます。

提供していただける離乳食

与那覇前浜ビーチ

与那覇前浜ビーチは宮古島の中でも一番と言われるほど綺麗で大きなビーチです。東急ホテルはこのビーチ沿いに建っておりホテルの敷地からビーチにそのまま向かうことができ、ビーチパラソルなども宿泊客は無料で使うことができます。まだ少し海に入るには寒い頃でしたが泳いでる人もいました。
娘ちゃんを再度波打ち際に立たせて見ましたが、やはり怖い様子で泣いてしまいました。その後少しパラソルの下で遊んでいましたが退散。滞在時間は20分ほどだったと思います。やはりもう少し大きくならないと海では楽しめないかなという印象でした。

H&Mで買ったサングラス(どれだけかけても一瞬で取っちゃう)

その後東急のプールで遊ぼうかと思いましたが、水温もそこまで高くなさそうだったのでやめておきました。やはり本場は夏かなとも思いつつ、0歳児とくるならkれくらいの暑すぎず、日差しもまだ優しい3月くらいはちょうどいいと思いました。

来間島

ホテルをレンタカーで出発してこの日は来間島に向かいます。橋でつながっている離島の1つで東急ホテルからは一番近いです。橋をわたってまずは「楽園の果実」で軽くデザートをいただきました。全然昼食メニューなどもあるのでお昼ご飯にもオススメです。パフェもすごく大きくて食べごたえがありそうでした。近くのベンチに娘ちゃんを座らせて写真を撮っていたんですが、明らかに焼けていて「焼けたね〜」というと何が面白いのかずっと笑っていました。

日焼けした娘ちゃん

そして展望台に行ったりしながら、長間浜に向かいます。ここはドラマ「TRICK」の3の最終回のロケ地なんですよね。私は「TRICK」が本当に大好きなので絶対に行きたかった場所の1つでした。阿部寛さん演じる上田のように自分も浜に全身埋まろうかと思いましたが、さすがにレンタカーなどが砂まみれになるかと思い断念。(長間浜には駐車場・トイレはありますがシャワーなどはないです。)仲間由紀恵さん演じる山田が座っていた場所に、娘ちゃんを座らせて写真を撮ったりました。

海中公園

その後は来間島を後にして、今後はかなり北の方にある海中公園に向かうことに。途中で人気のハンバーガーショップの「ダグズ・バーガー」でお昼ごはんを食べました。店の前につくと結構な人が並んでいて、店頭のiPadで受付を済ませて駐車場や周りを散策しながら1時間弱待ちました。駐車場は店の目の前とすぐ近くにもあって、そこは10台くらい?駐めることができます。バーガーはすごく美味しくて結構なボリュームがあったのに一瞬でなくなってしまいました。

その後海中公園まで車で30分ほど運転。ここは海中にいくのに必ず階段を通るので最初から抱っこ紐の方がいいと思います。海中施設の窓から海の中の様子を見ることができます。昼頃には珍しくサメやウミガメも姿を現したそうなのですが、私達がいた時間帯には珍しい魚はいませんでした。でも娘ちゃんは興味津津で窓の外の海を覗いていました。

アマガー

次の目的地までの途中にある古い井戸を妻が見てみたいということだったので宮古島内に3つ存在するガーと呼ばれる貯水井戸の1つ「アマガー」を見に行きました。
ちなみに超怖かったです。下のサイトの人が結構詳しくレポートしてくれてます。

岩でできた階段を降りていくと、iPhoneのライトじゃほとんど意味がないくらいの闇が広がっていて、進んでいくとポツンとコンクリートでできた大きな貯水桶のようなものがあるのがライトでぼんやり浮かび上がるんですよね。で、近づいてみるとなぜか桶のふちの部分に黒縁の真新しいメガネ置いてあるんですよ。なぜ..? コナンだったら確実にこの桶の中に死体沈んでるやんと思って妻に言うと「もう帰ろう..」ってそそくさときた道を戻っていきました。

イムギャーマリンガーデン

次はイムギャーマリンガーデンに向かいました。こちらも ドラマTRICKのシーズン1のロケ地にもなった場所です。ちなみにここ個人的には結構好きでした。

景色もすごいよかったです。娘と頂上でライオン・キングごっこして遊びました。

ライオン・キングごっこ

「おふくろ亭」事件

その後に「おふくろ亭」という宮古島で超人気の沖縄料理の店に行きました。ここは予約不可で開店前から並ぶ店ということで開店30分前に到着しましたが、すでに結構な人が並んでいました。駐車場はまだ空いていたので駐めていましたが、駐車している途中にも、後から車できた人が駐車する前に次々と列に並んでいき、宮古島のゆっくりした時間の中で久々に東京を思い出しました。
駐車して列に並んだところで「完全に現金オンリー」であることに気づき所持金を確認すると7000円でした。(ちなみに私は0円)少し心もとないと思い近場のATMを調べると徒歩25分のところでした。車でいくとすぐですが今車を出すともう駐車できないのは目に見えていたので仕方なく妻と娘ちゃんを置いてガンダしました。久々にあんなに走ったのですぐに足も肺もおかしくなりましたが、とにかくガンダ。そしてようやくたどり着いて汗だくでキャシュカード入れて引き落とし金額まで入れて、最後「取引中です」の画面になって安心していると「お使いのキャシュカードはご利用できません。」泣きました。
そしてもう意気消沈して走って帰ると、どうやら1巡目で入れるはずが店員さんの勘違いだったようで2巡目の先頭になりました。まぁこれは仕方ないですね。ちょっとこの後の予定があったので1巡目の人が食べ終わるのを待つのは厳しくて断念しました。

おばあ 

晩ごはんがなくなったのでもうスーパーでなにか買おうと思って立ち寄ると、急に齢80以上のあばあに話しかけられました。
「どこから来たの?」と言われ、東京ですと答えると「東京!?大都会ね!!」と驚きつつなぜか吉幾三の「俺ら東京さ行くだ」を歌い始めます。この一瞬で妻が青森出身だと見抜いたのでしょうか。(吉幾三も青森出身)
そして私に「旦那さんイケメンやねぇ」と言ってくれます。「ほら、あれ、なんだっけ… 『嵐』!!」とまで言ってくれます。「ありがとうございます。よく言われます。松潤ですよね。」と冗談で返しているとそんな返答は何も聞かずに「櫻井翔!!」と言ってくれました。人生ではじめて言われておそらくこれが人生で最後ですが翔くんに似てると言われて、おふくろ亭事件で廃れた私の心は少しだけ回復しました。そんな楽しいおばあとの会話でした。

スパ

3日目の朝に妻が大型システムリリースお疲れ様ということでスパを予約してくれたのでホテルに戻った後にスパへ行かせてもらいました。自分も行きたいだろうに本当に感謝で胸いっぱいで向かいました。メンズデラックスという2時間のフルコースでした。

なんか4年くらいスパやマッサージに行きたいと言いながら1回も行かなかったのですが、やはりいいですね。体は連日の抱っこでもやは筋肉痛だったのですがだいぶリラックスできましたし、目の疲れがだいぶ楽になりました。
よし次は5年後ですかね。今度妻にも行ってもらおうと思います。

東急リゾート朝ご飯(やえびし版)

最終日の朝ご飯は「やえびし」にしました。どっちかというと私はこちらの方が好きでした。0歳児がいるとビュッフェで取るのも大変ですしね。こちらの方が人が少ないこともあってだと思いますが、店員さんの心遣いも行き届いており、ニライカナイでは出してもらえなかったベルト付きのベビーシートを出していただき、離乳食も提供してもらえました。料理もすごくおいしかったです。

まいぱり

東急ホテルをチェックアウトして隣にある「まいぱり」という果樹園に向かいます。チェックインのときに散歩コースの無料券をいただいたので使わせていただき本当に完全0円で楽しむことができました。

色んな沖縄の色んな植物を間近で見ることができますし、ヤギがいてそのへんに生えている草を餌として与えることもできます。娘ちゃんはまだ怖がることもなかったです。またブーゲンビリアなどの東京じゃ見れない花も見れて楽しかったです。

平安名埼灯台

最後に灯台のある平安名埼に向かいます。途中、初日に食べた古謝そばに負けず劣らず人気な「丸吉食堂」でお昼ご飯を食べました。ソーキそばのソーキがめちゃくちゃ美味しかったです。やっぱり沖縄はそばが一番おいしい。

そして最後の宮古島ドライブを楽しむように平安名埼へ。到着後はたくさん歩いてちゃんと灯台も登りきって最後の宮古ブルーを堪能しました。全国には登れる灯台が結構な数あるというのもこの時に知りました。今後娘ちゃんと他の灯台も機会があれば行こうと思います。

東京へ

平安名埼灯台からレンタカー屋へ向かい、ガソリン満タンにして返却しました。ちなみに東京より 10円/L くらい高かったです。ホテルと空港でいくつかお土産を買いました。雪塩が出しているお菓子が美味しそうだったので会社用や友達用、親用にたくさん買いました。娘ちゃんのTシャツも買いました。
帰りの飛行機はクラスJだったので行きよりも快適でした。窓の外を不思議そうに見る娘ちゃんがかわいい。

窓の外に興味津津な娘ちゃん

東京につくと当たり前ですが結構寒くてびっくり。荷物を受け取って車に乗って家に向かいました。高速は激混みしているらしくiPhoneに従って下道で帰りました。

終わりに

いかがだったでしょうか?やっぱり夏っ子なのか娘ちゃんが宮古島についてからずっとご機嫌で活発でいつも以上にずっと話していて、やっぱりいい刺激になるのかなと思いました。やっぱり2人でいく旅行に比べて自由度は減るし疲労度は増えるんですが、幸福度はさらに増すことを実感しました。
妻も旅行中も授乳のことを考えて、2拍目はお酒を控えてくれたり、スペの予約をしてくれたりと色々と気遣ってくれて嬉しかったです。

宮古島は島中巡ったんですが、個人的には絶対にここに行きたい!、絶対にこれが食べたい!ってものがなかったので比較的に時間や気持ちに余裕を持って過ごしながら、青い空、宮古ブルー、サトウキビ畑などを目いっぱいに堪能し、のんびりした時間を過ごせたのがすごいよかったかなと思いました。オススメのスポットです。また、前編でも書きましたがやはり0歳児連れだとどうしたってコンドミニアムタイプのヴィラがよかったです。

また来たいと思える素敵な島でした。数年後にまたこれたらいいな。

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