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私の講義✧♡色と人間の不思議な関係④

 黒子のバスケの作者が色の性格を漫画のキャラクターに使っていたように、人間が色の力を使ってきた歴史はけっこう長い。

 大昔から人間は、洞窟に絵を描いたり、自分のカラダに色を塗ったりと生活してきた。例えばインディアンの顔の色彩は、先祖の魂を呼び起こす(緑と青)とか、魔よけ(赤)とか色々な意味を持っている。

 オーラソーマの本に書いてあったことをここに引用すれば、中世では治療する部屋の色が治療する箇所に対応して違っていたり、近代で言えば、青い軟膏が傷の治りを早くしたり、などのことがあるという。
 青のライトで犯罪が減ったり、刑務所のピンクのライトでケンカが激減したなどの話も引用されていた。

 私が勉強したカラーセラピーは、自分が気になって普段から集めている色、またはどうしても避けたい色など、色々な色の意味を知って、自分で自分の気持ちをひも解いて行動を起こしたり、考えたりしようというもの。

 「選んだ色が、あなた自身なのです。」

 私がこの授業で、生徒に好きな色のレポートを書かせてその話を聴くと、本当に自分がその色そっくりで選んでいる人、または、全く自分には似ても似つかないのに憧れて選んでいる人、今の自分に必要で選んでいる人、色々なパターンがあった。

 実は虹の7色は人間の体の中に存在する色なので、今、自分が気になっている色の意味を知り、自分はこのことに関心があるのかなど、自分で考えて理解して色を使うことができるようになると面白い。そして、自分にはこの色が自分に足りないと気づいたら、積極的にその色を生活に取り入れるということができる。何しろ、本人が意識してもしなくても、色がそこにあるだけで、カラダは影響を受けるらしいのである。

虹の7色と人間のカラダの関係

 人間には背骨に沿って7つのエネルギーセンターがある。
 それをチャクラという。
 このチャクラが虹と同じ並びで、人間のカラダの中にあるということなのである。

 これは、インドの考え方だ。
 インドは最先端の科学も切り拓いていくし、チャクラと言ったヨガに関係する古代からの目に視えない知恵を大事にする不思議な国である。
 ちなみに子供たちは、「ナルト」というアニメで「チャクラ」という言葉を学習している。親よりも、ずっと進んでいるのだ。

 チャクラと聞いてピンと来ない人は日本流にいうと、丹田(おへその3㎝下の部分)もチャクラの一つであるし、恋をしたり、何かに感動したりすると、頭ではなく、胸の部分がちりり、と痛む経験が、あるのではないかと思う。そこが、ハートのチャクラである。

 そしてカラダの部分と対応することが、色に新たな意味を追加していく。

 紫:頭頂部(人生の目的などスピリチュアルな要素をつかさどる)
 ⇒紫は高貴な色という認識があるが、やはり頭頂部。
 藍:眉間・第三の目(直観・霊感・意志などをつかさどる)
 ⇒第三の目。超能力
 青:喉(ヒーリングやコミュニケーションをつかさどる)
 ⇒喉。人と話す機能を持った場所。
 緑:心臓・ハート(愛に関わることや調和・バランスをつかさどる)
 ⇒ハート、愛
 黄:身体の中心・胃・肝臓(感情やすでに習得された知識をつかさどる)
 ⇒自分の好きなモノを集める、知識を集める、消化しようと胃に入れる
 橙:へそ・腹(性など生命的要素や感性・創造性をつかさどる)
 ⇒大腸の場所、黄色で集めた知識が知恵に変わる、腑に落ちる
  身体にいるものと要らないものを分ける場所⇒手放す
 赤:足(サバイバルの問題や現実、身体的要素をつかさどる)
 ⇒実行力。地に足つける。

 生徒向けのパワポを作っている時に面白いことに気が付いた。

 この世の中に大いなる存在(自然、または神)と人間が存在している。
 目に視えない太陽光線の中に、たまたま水滴の中を通って見える虹がある。

 人間の中に、虹の7色があるのだとすれば、
 人間 = 虹。
 人間も目に視えるし、虹も可視光線である。
 目に視えない大いなる存在が、作ったのが人間と言う目に視える存在なのではないかな?

 虹は光、そして人間の中にも虹色の光
 虹という素敵なものを
 キライな人はいないけど、
 人間の中にも
 虹と同じ七色の光があるなら
 人間はかなり素敵な生物
 なのかもしれないね?

 7つの色、全てをつみあげ、
 均等に維持できれば
 私たちは虹の7色がそろう
      ↓
 光(神)の存在になる
(※カラーセラピーはイギリス発祥です。日本的に言ったら、すっげ~いい人になる笑。生き仏様とか現人神っていう感じ?)

 虹は均等に七色が揃っているけれど、人間は、ある色が強かったり、弱かったり、ふにゃふにゃの歪んだ虹なのだろう。

 そして、赤紫はどこにあると思いますか?

 可視光線ではないので、目に視える人間の中にはありません

赤紫の場所

 なんと!
 赤紫は、人間の頭上から、降り注いでいる( ´艸`)

 赤紫には「小さな仕事をコツコツやる人が大きな仕事を成し遂げる」というような意味があるが、自分のベストを尽くしている人には、神様も味方するのでしょう。

 赤紫は、全く面白い不思議な色です💖(⑤までつづく)