冬を元気に乗り切るための麹甘酒の勧め
こんにちは!
静岡県の中小企業診断士、大滝綾乃(オオタキアヤノ)です。
先週まで少し余裕があったのですが、今週は伊豆に行ったり御殿場に行ったり浜松に行ったりと、まさに静岡県を横断してきました。さすがに疲れましたね~(^^;)もうすぐ40歳。スケジュール管理は余裕をもって行わねばと実感しました…。
さて、今週は甘酒を製造販売している事業所様の所に初めて伺いました。甘酒を製造している企業の支援をするのは、実は今年3件目になります(結構高い割合です(^^;))冷蔵庫・冷凍庫には必ず甘酒商品が入っています。
甘酒を扱う事業者様の多くは、身体が辛い時期に甘酒と出会い、その魅力を伝えるために事業を行っています。甘酒は『飲む点滴』と呼ばれるくらい、豊富な栄養を持つ食材です。今回はその甘酒について紹介したいと思います。
甘酒の種類について
甘酒は米を蒸して酒粕や米麹を混ぜ、一定の温度を保ちながら数時間程度かけて糖化したものです。糖化過程でお米のでんぷんが糖に変わるため、砂糖を加えなくても甘みをつけることができます。
甘酒には大きく分けて2種類あります。①原材料に酒粕が含まれている酒粕甘酒(年始に神社等で振る舞われるもの)と、②原材料に米麹が入っている麹甘酒です。さらに、甘酒には缶等に入っていてそのまま飲めるストレートタイプ(清涼飲料水等)と、少し水で薄めたり他のものと混ぜたりして飲む濃縮タイプの2種類があります。私の支援企業は濃縮タイプの麹甘酒を作っている企業が多いです。濃縮タイプの麹甘酒を飲まれる方はそのまま飲む以外にも、ヨーグルトや果物を入れてスムージーにしたり、料理に入れたりしています。
麹甘酒の効能
麹甘酒の主な効能は5つだと言われています。
①疲労回復に期待できる
麹甘酒には体内で合成できない9種類の必須アミノ酸やビタミンB群、ブドウ糖が含まれていて、消化吸収を助け、栄養を吸収してエネルギーに変換する働きがあります。
② 腸内環境を整える
甘酒は発酵食品であり、腸を整える効果があると言われています。また、食物繊維やオリゴ糖も含まれており、腸内の善玉菌を増やす働きがあり、腸内環境が整うことで便秘の予防や解消に役立ちます。
③美容効果が期待できる
甘酒には、ビタミンB1、ビタミンB2、アミノ酸などの美容成分が豊富に含まれており、美肌や肌荒れ対策に効果があると言われています。
④ダイエットをサポートしてくれる
甘酒に含まれる成分には血行と代謝を促進するほか、空腹感を抑えたり、食べ過ぎを防止したりする効果があると言われています。
⑤抗酸化作用がある
甘酒には、ビタミンCよりも高い抗酸化作用を持つエルゴチオネインという成分が含まれています。老化の原因になる活性酸素を抑制してくれるので、老化防止はもちろん、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の防止に効果的です。
麴甘酒は上記のような効果があり、麴甘酒を広めたい方は、実体験からその効果を伝えています。
・2人目を産んで大変な時に、知人から甘酒を作ることを勧められ、寝る前に食べ続けてみると、翌朝にはすっきり起きられるようになった。
・⺟は腎臓が悪く⾷事制限をしており、思うように⾝体に⼒が⼊りませんでした。⽢酒を少しづつ飲むようになってから、脚が軽くなった!!と喜んでいます。
効果や感じ方は人それぞれですので、参考にしてみてください。
麹甘酒のアレンジ
麹甘酒はそのまま飲むと癖があるため、色々なものと混ぜて飲みやすくする方が多いです。一般的なアレンジ方法を紹介します。
①甘酒ヨーグルト
甘酒と同量のヨーグルトを混ぜて食べます。米麹で作られた甘酒と、ビフィズス菌入りのヨーグルトを摂取することで、腸内環境を整え、美肌効果も上がります。また、甘酒ヨーグルトを凍らせてシャーベットにしたり、牛乳や豆乳を加えて飲んだり、イチゴやブルーベリーやバナナを加えてスムージーにしたりするなどもおいしく食べられます。
②ココア甘酒
甘酒を温めて、ココアを入れて良く混ぜます。甘酒が苦手なお子様の夜食にも最適です。ココアの代わりにきな粉を入れると美肌効果にもなります。
③甘酒卵焼き
砂糖の代わりに甘酒を少し入れて通常の卵焼きの要領で焼きます。甘酒を使うことでしっとりとした卵焼きになります。また、焼く前にパンに浸せばフレンチトーストにもなります。
また、甘酒と豆乳を混ぜてシャーベットにするのもお勧めです!
最後に
今日は甘酒の効能と一般的なアレンジを紹介しました。寒くなる季節には温かい甘酒で代謝を高めるのは効果的です。免疫力を上げてコロナ禍の冬を乗り切りましょう!私も疲労回復のために毎日甘酒生活を続けてみたいと思います!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。