いなぐまあやの@介護ライフサポート ふわり縁

いなぐまあやの   ☆名古屋市生まれ名古屋育ち ☆好きな食べ物:干し芋、鬼まんじゅう ☆主な活動:ツクツク正規代理店 EC商店街展開中、介護サポート、ケアされプランワークショップ開催、看取り士、コーチング ☆https://lit.link/fuwarien

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最近の記事

自分で決める幸せ

もう3年以上関わらせてもらってる88歳のイズミさん(仮名) 今日も、一息ついたところでココアを入れると・・ 「私は、稲熊さんが入れてくれるこの "量" がちょうど良いのよね」 と突然言われる。 (‥決して、稲熊さんが入れてくれるココアが美味しいのよねと言うわけではない( ̄▽ ̄;)) ワタシ:「あ~そうですか。それはよかったです。」 イズミさん:「他の人も入れてくれるけど、カップ並々に入れられるとなんか飲む前にお腹膨れるというか・・飲みたいと思う量じゃないのよね」 ワタシ:

    • 私が看取り士になったわけ    

      心友になった彼女のこと②私が看取り士になったのは、 きっと・・自分が救われたかったから。 彼女はなぜ、身内でもない、友人でもなかった私に最期を託したのだろう?その答えが知りたくて、私は看取り士にたどり着いた。 彼女と会う半年くらい前、 ヘルパーとして関わっていた彼女のお母さんが亡くなった知らせを受け、施設までお別れに行った。 本当に、ご両親の介護を一人でよく頑張っていた。 春から海外赴任が決まったと聞き、これでやっと自分の人生を自由に生きられるねって、心から彼女にエールを

      • わたしの母のこと

        母は今年80歳になった。 24歳で私を産んだから、もう56年の付き合いになった。 子供の頃は、母のことが好きだったと思う。 でも、本当によく叩かれた記憶がある。 布団叩きやハエ叩きの柄の部分で思いっきり叩いてくるから、よく手や足にミミズ腫れができていた。 手足を縛られ、押し入れに入れられたこともある。 あるとき、また怒られてトイレに逃げ込んだら鍵を閉められた。怖くて扉をたたいて開けて!と叫んでいたらガラスが割れ、手首を4針も縫う大けがをしたこともあった。 今でもそのときの傷

        • 生きがいフォーラム2022

          こんにちは! ふわり縁 介護ライフパートナー・看取り士のいなぐま あやのです。 今日は生きがい研究員でもある私からのお知らせです。 実は、明日です(^^;)  明日開催される生きがいフォーラムのお知らせです♡ (もっと早くお知らせしようと思いながら・・明日です) 【生きがいフォーラム2022】 2月6日(日)9時から12時 オンラインZoomにて開催されます。 2022年2月6日(日)開催 第1回生きがいフォーラム2022年の公式サイトです。 https://iki

          父からの命のバトン

          9月29日、ちょうど4年前のこの時間・・ 一日の仕事を終え、名大病院で勉強会に参加したあと、友人と遅めの夕飯のラーメンを食べていました🍜 その時、父の訪看さんから電話があり、「お母さんから電話であやのが電話に出ないといって、こっちに電話かかってきてますけど、お父さんちょっと病院で処置だけしてもらったほうがいいかもです。救急車呼んで病院で腹水だけ抜いてもらうと少しは楽になるかもしれません』 という内容でした。 父は胃癌からの転移で膀胱癌でしたが、最後は治療を拒否していたので正

          心友になった彼女のこと①

          今日は心友の命日。もう4年…   時が過ぎるのは早い…。 親友ではなく、心友になった彼女。 彼女が亡くなる少し前、私たちの人生は本が書けるくらい波乱万丈だよねって笑って話してたことを思いだした。 本までは書けないけど、今日は彼女のことを書いてみようと思う。 彼女と出会ったのは、わたしがヘルパーステーションの管理者になったばかりの頃・・ もう10年以上前のこと。 彼女は、両親の介護を一人自宅でしていた。 お父さんは寝たきり、お母さんも介護が必要で、私はご両親の介護ヘルパ

          簡単なことが難しい

          ヘルパーで入っている利用者さんから、美容院に行きたいけど、昔から行ってるところは地下鉄に乗って行ってたからなかなか行けないから近くにないかな?と相談された。もう1〜2ヶ月以上も前から何度も聞いてる話し・・ ちょうど近くに美容院があり、そこの美容師さんは介護施設とかにも出張されてるような美容師さんだし、歩いてすぐだし、連れていってあげたいなーと思った。 でも、、今は、その人にとって、私は介護保険でのヘルパーの一人でしかない。 そもそも、ヘルパーが美容院に連れていくことは、

          コロナ渦で迫られる選択の別れ道

          新型コロナウイルスというワードを聞くようになってから半年ほど過ぎましたが、この半年ほどで高齢者におきている落とし穴… 高齢者が新型コロナウイルスに感染した場合、重症化リスクが高いと言われています。 そのため、外出を控えたり、子供や孫と会うのも我慢したり・・ きっと、この状況下では多くの人が辛抱して行っていることでしょう。 そんな中で起こっている入院での落とし穴… 「高齢ですし、一度大事をとって入院して様子をみましょう」 よく聞かれるこの言葉‥ 大事をとる 様子をみる

          じっと待つ それは大変だけれども大切なこと

           私の一日は、一人の幸齢者様にモーニングコールをすることから始まります。 サービス付き高齢者住宅にお住まいの可愛らしい素敵な方です。 認知症状が出始めて、今までできていたことがだんだんとわからなくなる。できなくなる…。それで、介護保険のヘルパーさんに毎朝モーニングケアをお願いしていました。 朝食を食べたか?薬は飲めたか?デイサービスに行く支度はできているかなど… ところが、あの人は来てもなんしもしないけど何しに来るの?と…   介護現場ではあるあるなことです。 なか

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          介護ヘルパーのモーニングケアをオンラインでやってみた!

          私がサポートさせていただいている方で、月曜から土曜日までは、介護保険の大規模デイサービスに通われていましたが、新型コロナウイルスの影響でデイサービスをお休みすることになりました。  認知症状があり、いろんなことを一人で行うことが難しくなってきており、デイサービスに行くことで生活ができている状況の中、娘さんとしても、高齢のお母さんを毎日大勢の人と接することになるデイサービスに通わせるのか、新型コロナウイルスの感染を防ぐために休ませるのか、苦渋の選択を迫られました。 できれば

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          賞味期限が過ぎてるコーヒーを捨てられない訳

          こんにちは。介護ライフコーチのあやのです。 わたし、なぜかよく、困ってる人に出くわします! 去年の11月頃かな?車の運転中に歩道に座り込んでいるおじいちゃんを発見😲 特に転んでた感じではなかったから一旦は素通りしたものの、なんとなく気になって次の交差点でUターン  「おじさん、大丈夫?どうしたの?」って声をかけてみました。 すると、 「タクシー待ってるけど、もう1時間以上待っても来ないから疲れて座り込んだら、立てなくなった😞」 この道は、なかなかタクシー来ないだ

          賞味期限が過ぎてるコーヒーを捨てられない訳

          プロフィール

          こんにちは。 はじめまして。ふわり縁のあやのです。 上の写真は、わたしのIKIGAI Mapです♡ 制度にとらわれず その人の気持ちに寄り添い 介護されるではなく 『自分の人生を生きる』 そのための介護ライフサポート事業を行っています。 ふわり縁とは、『ふわ~りふわ~りと素敵なご縁が風にのって、わたしのところにやってくる』 そんなイメージで名付けました。 介護保険・障害保険事業を行っている訪問介護事業所のヘルパー、サービス提供責任者、管理者、その地区の訪問介護事業所連

          母と娘

          自分が子どもだった頃の親と、もう大人になった自分の今の親は、同じだけど、同じじゃない・・・ でも、親と子は、何年絶っても変わらない 本当は、優しく接したいのに、心とは裏腹に、すぐに喧嘩になってしまう親と子の関係 どんどんと年老いて、いろんなことを忘れたり、できないことが増えてきた親を見るのは辛い そんな娘さんからのご依頼で、娘代行サービスをさせてもらったお母さまとお寺に行った時の出来事です。 会えば喧嘩になってしまうお二人のようですが、 手を合わせて、 ◯◯ちゃんの