花の名前を呼びたい

この花の名前、ご存知ですか？

こちらの花、名前は「カラー」といいます。

花びらが真っ白なので、とまっている虫が模様みたいですね。

写真だと大きさが伝わりにくいですが、実は茎の部分がこんなに長いんです。

では、なぜ「カラー」という名前なのか。

英語でカラーといわれると色（Color）のほうをイメージしてしまいますが、服の襟のこともカラー（Collar）と言います。

修道女が着ている服の襟に似ていることから「カラー」と名付けられたのではないかという説があるそうです。

言われてみれば、たしかに襟に形が似ているかも！

名前に由来してなのか、花言葉は「乙女のしとやかさ」「清純」「華麗なる美」だそうです。

ひとつ知識が増えました。

カメラをはじめて、よく花の写真を撮るようになりました。
そして、思ったことがあります。

名前も知らないのに写真を撮らせてもらうのは失礼なんじゃないか、と。

人であっても、誰かをフォーカスして撮る場合、被写体になってくれる方のお名前を把握していることがほとんどです。

だからこそ、せめて心の中で名前を呼びながらレンズを向けたいと思いました。

たとえ返事をしてくれなくても、生きていることに変わりはないから。

以前、水族館に写真を撮りに行ったときも同じ感情を抱きました。

お魚さんたちの写真を撮らせてもらったのに、名前を覚えていなくてnoteを書きながら、なんだか申し訳ない気持ちになりました。

そう思ってから最近、スマホで写真を撮ると画像で検索して名前を調べてくれるアプリを重宝して使っています。

中には分からないものもありますが、高確率で教えてくれるのでとてもありがたいです。
便利な世の中になったな～。

人間にだってひとりひとり名前があって、その由来も人それぞれ異なります。

それは他の生き物たちも同じだから、写真を撮らせてもらうとき、

感謝の気持ちを込めて、その花の名前を呼びたい。

そんな思いを今日はnoteに記してみました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。