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「読書ノート」の効果

最近よく本を読むようになりました。
いや、”読めるようになった”が正しい表現かもしれません。

長い文章を読めるだけの余裕を持てるようになったというのも理由の一つではありますが、読書ノートによる効果も非常に大きいです。


世間一般的なイメージの読書ノートは、後から参考にするために本の内容を要約してまとめたもの、かもしれません。

でも、私の読書ノートは本の内容を読みながら書くためのものです。


最初は、本を読むためのリハビリ代わりに始めたことでした。
読書に復帰するようになった(という言い方も変ですが)頃、気が散ってしまうというか、なかなか本に集中できない感覚がありました。

その対策のため、内容をノートに書きながら本を読むことに。
もちろん全ての内容を書くわけではありません。主要だと感じた部分や、心に響いた言葉やポイントなどを抜粋して書いています。

とはいえ、自己啓発がテーマの本は大事だと感じることが多く、ついページ数も多くなってしまいがちなのですが。

そうやって書いていくと、何だか本の内容と会話しているような気分になり、その内容に対する自分の意見や感じたことも書くようになりました。
読書ノートというよりも、本との交換日記のような状態です。

おかげで、いつの間にか文字を目が滑る感覚も、集中できない悩みも無くなっていました。
それは嬉しいことではありますが、1冊の本を読み終わる時間が長くなるのと手が疲れるという欠点はあります。

でも、今の読書ノートを書きながら本を読むスタイルを結構気に入っていたりします。
読む間隔が空いてしまうと内容を忘れてしまうこともあります。しかし、読書ノートを読めばすぐに思い出すことができます。それに、そのとき感じた思いも書いてあったりするので、感情まで思い出すことも。
他にも、たとえば第1章の内容と第5章の内容が意外とつながっていた時。本で探すのは大変ですが、ノートは自分で書いたのでどこに書いたか覚えている確率が高いです。

それほどキレイにまとめているわけではないので、他人に見せることはできませんが、これは自分流の「読書ノート」です。

おかげで、1冊の本を以前より本気で楽しみながら読めています。
これは思いがけない「読書ノート」の効果でした。


新しいスタイルが見つかるまで、今の読書のスタイルを続けていこうと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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