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【映画20】フォールガイ(2024)

こちらは最近、劇場に観に行った作品です。
予告を観て内容に興味を持っていたのですが、公開後のレビューが良かったので観に行くことに決めました。

結果として劇場で観て大正解!!

スタントマンの話なので、かなりのスタントシーンが出てきました。あれは大画面の音と迫力で体験したほうが良いに決まってます。おかげでストレス解消になりました。


ストーリーも難しくなく、いくつか展開もあったのでハラハラドキドキ観れて楽しかったです。

もう一度観たいと思っている内に上映終了してしまったので、配信サービスが始まったらレンタルもしくは購入してまた観たいと思っています。


※この記録にはネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。



あらすじ

スタントマンのコルトは撮影中に起きた落下事故をきっかけに一線から退いていた。
そんなとき、元恋人のジョディが監督する作品でスタントマンを求めているという話を元仕事仲間から持ちかけられ現場に復帰する。
ところが、ジョディとの仲が思うようにいかない上に主演俳優であるトムが失踪してしまう。
ジョディの監督作品を成功におさめ、復縁を願うコルトはトムの捜索に協力するのだが、そこには思わぬ陰謀が隠されていたのだった・・・。


裏方のライアン・ゴズリングが良い!

スタントマンといえば、裏方の仕事です。
設定として事故をきっかけに怖くなって一線を退いていた背景がある分、主人公は最初どちらかというと負け犬のように描かれています。
口数も少なく、好きな女性にも上手く気持ちを伝えられないコルト。
そんな役にライアン・ゴズリングがピッタリでした。
にじみ出る裏方感。
なのに、アクションシーンはカッコ良すぎないカッコ良さ!
この絶妙な演技を見て、さらに彼のファンになりました。

お遊び感がとても良い!

シリアスになりすぎず笑えるシーンがいくつかあったのもこの作品の推せるポイントです。
特におもしろかったのが、『しれっといるユニコーン』。あとは『アタッケ!』
ディスコでのゲーム効果みたいな戦闘シーンや、二画面での演出などのお遊び感が個人的にとても良かったです。
そして、何といっても最後はスタントマンと映画監督のカップルの話なだけあって、撮影現場で決着をつける。普通なら有り得なくても映画なら許されます!
予告やエンドロールまで楽しむことができ、そういう意味でも飽きない作品でした。


スタントマンへのリスペクトが良い!

この作品のデビット・リーチ監督は元スタントマンだったらしいです。
どうりでスタントマンへのリスペクトを作品の節々に感じました。
特にすごかったのはやはり、キャノンロールと呼ばれる車が回転するスタントです。

この記録で見事ギネス達成したのだそう!
最後ヘリからフォール(落下)するシーンすごかったですね。
作中でもありましたが、本当にスタントマンのアカデミー賞部門も創設してほしいです!
スタントマンの『goodサイン』がこんなに安心するものなのとだと、この作品から教えてもらいました。


ラストのスカッと感が良い!

多くの作品の良し悪しは、ラストで決まると思っています。
終わり良ければ全て良し、とも言いますし。
そういう点で、この作品は素晴らしい!!
いわゆるラスボスとの対決を最後まで引っ張り、中指を立てて決着がつきます。
・・・こんなにスカッとして終わった作品、久しぶりだったかもしれません。
そして、戦闘シーンは多々ありましたが、今思い返せば事件の発端の被害者以外、人が死んでいなかったような。監督前作の『ブレッド・トレイン』はなかなかすごかったのに(笑)
この部分は観返した時に検証してみようと思います。


◆総評

デビット・リーチ監督の作品は前作の『ブレッド・トレイン』もなかなかでしたが、今回のほうが何倍も自分の中では当たりの作品となりました。
かなりスカッとした内容でしたが、音楽の存在も大きかったと思います。
ちょうど良いタイミングで良い音楽が流れて、気持ち良かったです。サウンドトラックを買おうか迷うほどでした。
さらに、コルトとジョディのカップルも何だかんだお似合いで可愛らしかったですね。スタントマンのコルトにも負けないジョディ、強すぎました。
こうやって作品の魅力について語ってたらまた観たくなってきました。早く配信スタートしてほしいです。




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