適応障害についてあらためて考えてみる
適応障害とは
厚労省のHP見ると色んな例や対策などが細かく書かれている。改めてきちんと適応障害について知ろうと思って読んでいると目の下がピクピクしている。
今まで特に詳しく調べたことがなかったけど、読んでいくと凡その持っている認識とは特にズレていなくて安心した。
昨日は熱中症警戒アラートもなっているし、9時の時点で33度になっていたので引きこもることに決めた。
今日は30度だったので今の所サーキュレーターで過ごせている。
とりあえずクーラーは一日中つけて家の中は快適にしていたけどやっぱり動いていないと寒くなって途中でストレッチとかやってみたりした。
一昨日は動物園に行ったり外でぶらぶらしてみたりしていたのに落差が激しすぎた。
先週のカウンセリングで朝きちんと起きましょうと言われ、毎日目覚ましをかけているものの無意識のうちにアラームの場所まで歩いて切って寝ている毎朝。
びっくりする。
毎夜、睡眠時間確保のために23時半までには寝るようにやってはいるものの何だか気持ちが高ぶって寝れない。
結局布団に入っても2時まで目が冴えていたり、つい面白いYouTube動画を見続けてしまう。
最近の生活記録表を見る限り、23時半に寝れば7時半に起きるのは理論上可能。
でも頭はわかっていても身体は夜中に起きている事やYouTubeを見ることに快感を感じているのかドーパミンがたぶん出まくっている。
でも体質的にはある程度の睡眠時間がないと体調(フィジカル、メンタル含め)が悪くなるのが休んでいる期間中に分かった。
適応障害の話しに戻して、今はある程度体力も回復途上なのでこれからは今後のための順応力について考える必要がある。
なので適応障害になる前の生活を思い出してみる。きっかけになる要因については当てはまることばかりで、日々のそういったストレスが逃れるために携帯で動画をよく見ていた。でもよく見ていたのは仕事のハック動画ばかり。あとはSNSでのファッション情報。
もともと見るのも知るのも好きな分野で常に仕事で使えそうなネタや話題は探していた。
というか仕事に関わる物だけしか興味がなかった。
音楽も好きでよくライブにも行っていたけど、とりあえず行っていた時が多かった。刹那的で嫌なことを一瞬忘れられる場所。しかもかなり刺激的。
楽しいからドーパミンも出まくるのでその後どっと疲れてたしいつも楽しいのに変な怠さは何でだろうと思っていた。YouTubeを見まくった成果として、仕事をしていく中でアッパー系の交感神経優位で仕事をするタイプとそうじゃないダウナータイプがいる事を知る。
明らかにアッパー系タイプの仕事人間だった。
なので、仕事もオフも常にアッパーモードでリラックスモードはほぼ無かったと思う。
これだと休めてない状態なので良くなかった。
これまでずーーっと交感神経有意状態な生活で、さらに今まで以上の負荷が急に追加されて身体がついていかなくなったけど、休みの日に引きこもって1日過ごした日の罪悪感は半端なかった。
なので仕事をしていた時はとにかく外に出ていたし、家に居ても何か足しになる情報を常に探していた。
身体はずっと休みたかったけど、ずっと刺激を与え続けて無理くり頭も体も動かしていた。
適応障害になったこの反応は当然だった。
もちろんきっかけは仕事だったけれど、休み方にも問題があったと思う。
振り返れば振り返るほどそう思う。
ここ数年の写真を見ても全部顔は疲れているし、楽しかったけどそんなに覚えてないことも多かったし。
とりあえずは休み方の工夫はこれから絶対必要だし、アッパー系からダウナー状態に入ったとしても否定せずにいることが今の自分には大切だと思う。
なので昨日の自分は引きこもって正解だった。身体の状態に自然と沿って過ごせた。
この数ヶ月間、休んではいたものの休むことへあんまり前向きでもなかった。今の状態はまた仕事をするため、再開する為に休んでいるのであって自分のためにとは思えない部分が大きかった。建前上はそうだけど自分を回復させる為に休んでいる。それは悪いことでも何でもないし、必要なこと。でも思えなかった。
切り離して考えられなかった。
それは休まなきゃ行けない理由の中は常に会社が主語でワタシはそこになかったから。
書いててしっくりしだした。
口では休めてラッキー!とは言っていたものの奥底では違っていた。受け入れられていなかった。
ずっと復職が決まってから、どんどんしっくりこなくなってきたのが気持ち悪かった。
やっと回復はしてきたけど、やっと原因が自分の中に落ちてきたところでこれから順応するために動いている途中な感じ。まだ時間が必要そうな気がする。
ただ、一昨日の美容院、動物園、寄席と多少は気持ちを奮い立たせた部分はあったけどさほど無理なく自分の意思に従って動けたことは嬉しかった。
矛盾があんまりない状態。
今は一回崩れたジェンガを一つずつ組み立てていて、まだ山で言うところの2合目くらいな状態。
もう少し補強しながら積み立てて、6割とか8割近く積めたら戻っても大丈夫な気がする。
まずは引っ付きすぎている会社と自分を切り離す作業が必要。何なら今でも会社がよくなるためにはどうしたらいいか常に考えている。
今は自分を立て直すのが最優先で仕事や会社じゃない。
いつも真面目で責任感が強くて真剣なところは良いとして、別に自分の会社でも社長でもないし、もっと開き直れるようになりたい。それを考えるのは戻ってからでも遅くないし。自分が考えている以上に仕事も会社も好きすぎてそれだけになってしまっていた。
あとは恋愛関係と同じように今の仕事が好きだからこそ、依存せずにやりたい。自立する必要がある。
そのためには複数の依存先を増やす必要がある。
それは副職なのか趣味なのかまだわからないけど。
30歳前まではよく旅に出ていたし、ヨガも通っていた。
何なら絵を描く学校にも通っていた。
仕事は忙しかったけど他もそれなりだった。
長々と3時間近く考えて書いたけど、だいぶこの適応障害になった自分の性質が見えてきた。
30歳以降、自分の価値は仕事でしか見出せなかったしそれしかないと思い込んでた。生活もまあまあ苦しかったし余裕もなかった。
良くも悪くも逃げ道を作らず一つの道しかなかったと思い込んでいたのが問題だった。
今に集中もできず常に未来が不安、何とか溺れないように泳ぎ続けるそんな状態だった。
適応障害になるまで、気づかないふりしてたけど人間限界はくる。必ずくる。今回は2回目だったのでしんどいけどきちんと振り返る。3回目は遠慮したいし。
もっと自分へフォーカスして中のコップの水を満タンにしてみたい。
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