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(久しぶりに)1位をとった


セブンネットショッピング(2024/01/20 00:00)

最後に一位を取ったのは多分イヴのめざめだと思う。以後一位から遠く離れてしまい、近頃ではAmazonロマンスランキングで自著を見かけなくなってしまった。
振り返れば2019年9月にAmazonで電子書籍を販売してから4年が経ったものでも、たまにトップ100に入ることがあるというのは、とても幸運なことだと思う。

2019年9月のAmazonロマンスカテゴリーは、海外作品を翻訳したものが9割を占めていた。そこに自著が食い込めるか、「それは甘くほろ苦く」「雨のあとは、きっと良い日が来る」を出版したときは不安で仕方がなかったことをいまだに覚えている。が、ムーンライトノベルズやエブリスタなどで読者となった方々に支えられ、いくつもの作品がベストセラー(一位)となった。だが、個人的には翻訳ロマンスがもっともっと盛り上がってくれることを心から願っていたので、私のような半端ものが一位となったことに対し心苦しい気持ちも実はあった。

【ロマンス】と【ラブストーリー】の違いをご存じだろうか?
どちらも男女の恋愛作品だが、実は明確な違いがある。翻訳ロマンスのラインナップを見れば一目瞭然だが、現実的ではないハッピーエンドの恋愛作品がロマンスで、結ばれることが確約されている。
対してラブストーリー。こちらを直訳すると「愛の物語」であり、必ずしもハッピーエンドで終わらないケースもある。と、以前どこかで聞いたことがある。

ロマンスとラブストーリー、自著はいずれに該当するのか、実は考え続けている。火龍の花嫁や金の糸と黒の糸はかろうじてロマンスだろう。他の作品も一応ハッピーエンドで話を結んでいるが、海外ロマンス作品にくらべて現実的だろうし、一応ロマンスなのではないかと自分に言い聞かせ続けている。

このたび電子書籍配信サイトBookLiveブリック出版さまと出版販売契約を交わした際「カテゴリーについては各配信サイトで決める」ということだったので、どのようにカテゴライズされるのか内心びくびくしながら出そろうのを待ってみることにした。

「鈴のアンクレット」の結果は以下の通り
①Amazon
昨年末まではロマンスだったが、今回のカテゴライズは「日本の小説・文芸」のみ
②Google Play
「フィクション&文学コレクション」
③BookLive
「ハーレクイン・ロマンス小説」
④ebookjapan
「文芸・ビジネス・実用」
⑤BOOK☆WALKER
「文芸・小説」
⑥紀伊國屋ウェブストア
「アダルト」
⑦honto
「小説」
⑧セブンネットショッピング
「ロマンス」
⑨コミックシーモア
「小説・実用書」
⑩DMM
「ロマンス小説」
⑪ひかりTVブック
「ロマンス」
⑫COCORO BOOKS
「ハーレクイン小説」
⑬いつでも書店
「書籍 / 文芸」
⑭モビぶっく
「ロマンス」
⑮music.jp
「文芸」「恋愛・ロマンス」
⑯エルラブ
「ロマンス」
⑰heart on ebooks
「ロマンス」
⑱漫画全巻ドットコム
「一般書籍」

とまあ、上記の通り。
・一般・文芸→9
・ロマンス→9
・アダルト→1
これに楽天kobo(個人)アダルトを追加すると……
・一般・文芸→9
・ロマンス→9
・アダルト→2
文芸とロマンスが同数という結果になったので、かろうじてロマンスと言えるんじゃないですかね。ホッとしました。

現在Amazonのみで販売している【合本版】は随時取り上げ→各配信サイトで販売となります。分冊版は出版しません。紙の本についてはAmazonのPOD(プリントオンデマンド)で販売継続となります。

一年後の確定申告でどのような数字を計上するかは分かりませんが、リアルで仕事を始めたわけですし、できることを出来る範囲でやるスタンスを変えずに宣伝したいと思います。

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