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無職の三十路女がリモート撮影されてみた

こんにちは、無職の三十路女のちこです。

大変恐れ入りますが、私は斎藤工の夢女。
夜な夜なたくみとの同棲生活を妄想しているのですが、先日写真家の蜷川実花さんがこんなツイートをしていらっしゃるのを拝見しました。

やだ……すっごく素敵……!

ZOOMで接続しながら、たくみの(おそらく)自宅でのあんな姿やこんな姿を撮影するなんて……!カーテンに!私はそのカーテンになりたい!!たくみの部屋のレースの繊維の一本に、私はなりたい……!
夢女のちこの妄想はただただ膨らむばかり。

そんなとき、Slackにこんな書き込みが。

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というわけで、人生で初めてリモート撮影(ZOOMグラフィー)をしていただくことになりました(たくみとおそろ☆)

今回私がリモート撮影をしていただき感じたことや今後の改善点等を体験談として書いていきます。
今後リモート撮影に挑戦してみようと思っている方に少しでも雰囲気が伝わり参考になれば幸いです。
※ちなみに私は技術的な知識は全くないため、あくまでも「リモートで撮られる側」の雰囲気や心構えについての記事になります。

リモート撮影者:たにわきあきら さん

■ 準備

「撮影」と一言にいっても、当たり前ですが私はモデルの経験もない、ただの夢女の素人。何をどうすればいいかもわかりません。

でも撮っていただくからには、最大限準備はしておかなければ!と、写真うつりがよくなるメイク方法について検索してみました。

写真撮影でのおすすめのメイクについて指南している記事はたくさんあったのですが、一番参考になったのは資生堂フォトスタジオで撮影したというこちらのブログ。

私はシェーディングが得意ではないので、シェーディングに力を入れるよりも光を取り入れるメイクのほうが映えるかもしれないと思ったため、今回はだいすきなThreeのシマリンググローデュオ01の明るい色を使うことにしました。

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目元・目頭と鼻の間のくぼみ・鼻筋・唇の山のところにチョンチョン塗ると、自然な質感で艶っとした肌になりました。あえて暗い色でのシェーディングはせず、光だけで陰影を作るようにメイクしてみました。

結果なかなか綺麗に光が入ってくれたような気がしています。

今回、撮影者より「薄いメイクと濃いメイクどちらも撮りたい」と言われていたため、それ以外にはあまり余計なことをせず、とりあえず初めは薄めのメイクで撮影に臨むことになりました。

■ 撮影

ZOOMでリモート撮影といっても、どうやって撮るのかいまいちイメージが湧いていなかった私。
どうやって撮るんや。もしかして画面をスクショ?えっそれって撮影っていわんよな……カメラをどうするんや……と悶々としつつも、とりあえず私はiPhone、撮影者はMacbook ProでZOOM接続してみました。

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!!!???

えっ!!!そうやって撮るんだ!カメラ本格的!背後でなんかライトらしきものが光ってるし、持っているカメラはライカ!?カメラ知らない私ですら知ってるカメラじゃん……!めっちゃ本格的ですやん……!!!!!

思っていた100倍はちゃんとした撮影すぎて、緊張はマックス。
でもやると決めたからにはやるしかありません!

不安を抱えつつもとりあえず一通り私の部屋の内装を紹介して、早速撮影が始まりました。

<撮影されながら思ったこと>

・リモート撮影の場合、自撮りをしながら撮影してもらわなければならない。普段自撮りしない私は、どの角度がいいのか皆目見当もつかない。
→ポーズだけでなく、カメラの角度や持ち方も指示してもらう必要がある

・その場に撮影者がいないため、やってみると意外と緊張しない。
多分私の性格上、目の前に誰かいたら笑いが止まらなくなると思う。

撮影者が「いいね!」と言いまくってくれたのでその気になれた。
撮影者との信頼関係はもちろん、自分はいい女だと思い込むのがとっても大事。

・この部屋にひとりだと思うと、気楽に撮ってもらえた。最後あたりは全く緊張しなくなってた。

・最後まで目線をどこにもっていけばいいかわからなかった。画面ではなく自分の持つスマホのレンズを見るというのが意外と難しい。

・なにぶん、無職の三十路女の部屋で撮影したため、素敵な家具や小道具が全くなく、色気のない100均のマグカップでお茶を飲む姿を撮影された時は貧弱すぎて自分でもひいた。
→事前に撮影者と小道具の打ち合わせをしておくといいかも。

・どうしても浸れない時には、「私はたくみの彼女で、ここは同棲するたくみの部屋で、たくみとの交際を匂わせるための撮影をしている」と妄想した。

元々撮影者が知り合いだったことももちろんですが、とにかく「いいよ~」と褒めて褒めて褒めたおしてくれるので、「私ブス~~~!」などと思う暇もなく安心して撮影してもらえました。

途中ZOOM上にお子さんが登場してくれたりもしたので、それも緊張を解くきっかけになったような気がします(ありがとう!次女ちゃん!)

また、途中カメラについての知識や撮影時の注意点等も細かく教えていただき、とても楽しかったです!

というわけで、撮影していただいた写真を紹介します!!!

■ 写真

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ちなみに(私の中での)写真の裏テーマは「たくみを見つめる無職の三十路夢女の日常(匂わせ女編)」です。頭の中では隣にたくみがいました(同棲設定なので)
無事希望通りたくみと同じ角度でカーテンに顔を押し付けることができて大満足です!!

たくみーーー愛してるぞーーーーー!!!

■ まとめ

普段「写真撮影苦手だな」と思う方もいらっしゃると思います。
いざ撮影するとなるとどうしても身構えてしまって、自然な表情がでなかったりかしこまったりしてしまいますが、自宅で手軽にできる「リモート撮影」ならば、部屋の中では一人なので思っていた以上に恥ずかしくなく撮ってもらうことができました

自撮りをしながらの撮影なので難しいと感じる点は多々ありましたが、撮影者に指示をしてもらいながら、お互いの共同作業で出来上がっていく感じがとても楽しくて、ハマりそうです!

最終的に1時間半、278枚もの写真を撮ったそうです。
いただいた写真を見て、正直いうと嬉しくてちょっと泣いてしまいました。

撮影すればするほど、笑顔が増えていって、まさかZOOMの画面越しの私の自然な笑顔に励まされる日がくるなんて思いもしませんでした。
勇気を出して撮影していただいて本当によかったです。

たにわきあきらさん、本当にありがとうございました。

このご時世、閉塞感のある毎日を過ごしている方も多いと思います。
でもそんな方も、もしかするとこういった「リモート撮影」が、心をぱっと明るく前向きにする機会になるかもしれません。

こんな時だからこそ「リモート撮影」、一度試してみてはいかがでしょうか。


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