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あなたと。細胞呼吸

オンラインクラスで使用したワイルドノート

 先日のオンラインクラスで使用したテキストブック a.k.a ワイルドノートを解説とともにupしてみたいと思う。コロナのおかげで得たものがあるとするならば、このオンラインクラスだろう。通常の対面クラスではできないことがしたい! おうちでも安全に再現してもらいたい! という気持ちがあったので、しっかりとしたエヴィデンス含む座学とテキスト付きのクラスを作った。つもり。

 幸いなことに、私が行っているボディチューニング®︎ とはものすごく相性がいい。ティーチャーズトレーニング(集中して自分の体に向き合いたいという一般の方もwelcome)では実際、4つのモジュールで構成し、そして各60ページ以上に渡る教科書が4冊用意されているのだが......to tell you the truth, オンラインクラスでは、その中から、ちびちびと抽出している。すばらしいネタ本だ。

    ただ、自分個人の新たなミッションとしては、それを一般の方たちに向けてさらにかみくだいて料理するということ。おもしろく&わかりやすく、さらに時代の雰囲気やカルチャーを入れられるといいなと欲張りな妄想を描いて、毎回苦しんでいる。「詩人ジョン・キーツと Body Scanな夜」などは、まさなコロナ禍でなければ出会えなかった、ネガティブ・ケイパビリティという心理学のアイディアから生まれた。この会で“いまの気分“とか“時代のエッセンス“と結びつけることの楽しさを知ったような気がする。なんだかんだいって年間100冊くらいは本を読むし(かなりの偏り・再読多し)、そんな素敵な本たちとの出会いをみなさんにも紹介できたら嬉しい。

ということで本題。

スーハースーハー何度も深呼吸。 私たちは酸素がとにかく必要で、二酸化炭素は毒!と思っていないか?

  かくいう私も、息を止めちゃいけない!苦しい時は深呼吸しなくっちゃ....と昔は考えていた。クライアントさんたちを見ていても、やたらと呼吸したがる人がいる。呼吸できないということに、やたらと囚われている人がいる。結論からいうと、答えはNOで、もちろん時と場合にはよるが、私たちの体には二酸化炭素( CO2)も必要だ。ラジオ体操の振り付け的深呼吸と、環境問題の地球温暖化でCO2が増えている!あたりから、この2つの既成概念が植えられてしまったのかな。

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 ワイルドノート登場。去年の誕生にお父さんに買ってもらったi padを駆使して書いている。お父さん、いいものくれた! 

 厳密に言うと、呼吸は2つに分けられる。外呼吸と内呼吸。口や鼻から空気を肺に吸い込み、肺で酸素と二酸化炭素のガス 交換を行い、その後また口や鼻から空気を吐き出すこ とが外呼吸。この外呼吸のことを通常、呼吸と呼んでいる。酸素が大切!二酸化炭素が悪!というイメージはきっとこれからだろう。でも、今日クローズアップしたいのは、細胞呼吸だ。内呼吸とも呼ばれるこちらは、毛細血管に入った酸素が全身にまで運ばれ、酸素+食物からとった栄養分→二酸化炭素+水+エネルギー という反応を細胞が起こして、生きるためのエネルギーを作ること。これが細胞呼吸だ。

本当の意味での効率がいい呼吸とは?

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