見出し画像

産後6w健診と産後の過ごし方について

産後6週間が経ち、健診に行ってきました。娘ではなく私の健診です。内容は、子宮の戻りのチェック(触診)と子宮頸がん検査。所要時間は30分程でした。

最後に、岡村先生から家族計画と今後の避妊方法について説明がありました(これについては追々書いていきたいと思っています。)。産後間もない健診でこんな話が具体的にあるなんて素晴らしい!こちらからは聞きづらい話題でもあるので、先生からお話があって色々聞けて本当によかったです。これで岡村先生にお会いするのが最後になるかもしれないと思うと寂しい気持ちもありましたが、産後の回復に太鼓判を頂き、これで心置きなく外出できると思うとワクワクしてきました。これからボストンは過ごしやすい季節になりますもんね!楽しみ!

さて、日本とアメリカでの産後の過ごし方の違いについて少し書きます。

日本では、母子ともに産後1か月健診が終わったら少しずつ外出を始めるのが一般的かと思います。私も、長男、次男の産後1か月は実母や義母のサポートを受け(そういえば次男の時は主人が1か月育休を取得してくれました)、家でほぼ寝たきりで、赤ちゃんの授乳とおむつ替えだけをして過ごしていました。天国ですな。

一方、アメリカでは、産後に寝たきりで過ごすのはむしろ母体の回復を遅らせるという研究結果があるらしく、産後の外出に制限なし、It depends(場合による)らしい。産後1週間やそこらでママが職場復帰して職場で母乳を絞って胸の張りを収めるなんてのも普通。日本だと「母乳育児が大事だ」とか古臭いことを未だに言われますが、アメリカでは祖父母や旦那さんのサポートをフルに受けて早期に職場復帰するワーママも多く、産後1か月程度で母乳からミルクに切り替えるママも多いんだとか。

これはアメリカの会社では長期の産休・育休が認められないケースが多いという事情もあるそうで、思ったよりアメリカの社会は産後の妊婦さんに優しくないみたい。いや、日本企業(特に大企業)が優しすぎるのかもしれませんが。(いずれにせよ、こんなに長い間(最長3年!)育休を取得させてくれている会社には感謝しないとですね。)

私の場合、今回は親のサポートなし、上の子供たちはほぼホームスクーリングという状況。私が出来るだけ横になれる環境を主人が作ってくれてはいたものの、主人には授業や試験等もあるので、私が家事・育児を全くせずにずっと寝たきりという訳にもいきませんでした。というかついつい色々やってしまうのが母親の性。産後2週間くらいは体が結構きつかったです。特に上下運動をしたときに骨盤がぐらぐらする感覚を何度も味わいました。痛み止めは毎日飲んでいましたが、3時間おきの授乳と子宮の痛み(今思えば後陣痛だったのかなあ)で一度過呼吸気味になったことも。イライラして息子たちに理不尽に怒ってしまったこともあったなあ・・・反省。

そんな中、子供たちを預かってくれたりご飯を届けてくれた友人たち、家事サポートに来てくださったドゥーラさんに本当に助けられました。産後に家族以外の周囲の人を頼るのは少し気が引ける部分もありましたが、自分が倒れると子供たちが一番困るから、と自分が思う限界よりも早めに休息をとるように心がけました。

かくして、なんとか大きなトラブルなく、産褥期を終えることができました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?