成功のプロセスとは、水の入ったグラスに塩を入れていくようなものである

※本稿は、弊社にご登録いただいている方向けに５月にお送りしたメルマガの文章を掲載しています。

こんにちは。
株式会社nameでキャリアアドバイザーをしています、細田理菜です。

タイトルの言葉は、
なんだか最近うまくいかないなぁ…
そう思っている方に届けたい言葉です。
解説は後ほどお伝えするので
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

「５月病」という言葉がありますが、
新しい生活や仕事で気を張っていた４月が過ぎ、
５月の連休が明けてもなんだか気が重い、やる気が出ない、、
なかなか通常モードに戻れずにくすぶっている、、
そんな方も多い時期です。

４月から新しい部署に異動したり、
お客様が変わったり、チームや上司が変わったり。
何らかの変化があった方は、まだ調子がつかめない中かもしれません。

私も、転職して１～２か月経った頃が一番辛かったです。
転職してすぐの頃は、毎日が新たな学びと気づきで刺激にあふれ、
緊張感もあるけれど、ある程度楽しい時期でした。
でもだんだんと、あれ？こんなにやってるのにうまくいかないなぁ…
こんなこともできない自分はなんて劣っているのだろう…
と、自分がイメージしている通りに成果が出せないもどかしさで
自分を責め、期待に応えられないことに落ち込む日々でした。

そんな当時の私に教えてあげたい言葉があります。
皆さんは、「成功曲線」という言葉を聞いたことがあるでしょうか？

「成功曲線」を頑張って文章で説明してみますね！
多くの人は、努力と時間に比例して成果が出る
とイメージしますが、実際には
努力の成果が出るまでには想定よりも時間がかかる、
結果は遅れてついてくる、というものです。
この、直線と曲線の間の「ギャップ」に当時の私は苦しんでいたんですね。

ここで、本稿のタイトルの言葉に戻ります。
この言葉も基本的には同じことを伝えています。

新しいことを始めたときには、
長い間、何も起こらないように見えるのですが、
それでも腐らず毎日グラスに塩をひとつまみでも入れ続ければ、
いつか飽和点に達し、水の中に新しい結晶ができるのです。

これは、結果ばかりを追い求めるのではなく、
自分ができる行動やプロセスに注力するということにも同義です。
「結果」と「他人」は、外部要因もあり
100％コントロールすることは不可能です。
一方、「プロセス」と「自分」の行動であれば、自分がやるだけです。

もちろん、成果は出さなくてもいいとか、
結果を軽視していい、という話ではないですよ。
そして無駄な努力に時間をかけるのではなく、
日々の振り返りと改善をして「行動」の質を上げていくことも重要です。

そう考えると、皆さんは十分に頑張っていらっしゃるのではないでしょうか？
もしくは、もっとできることがあったな、と思う点もあるかもしれませんね。
いずれにしても、今日も明日も、グラスの水に塩を入れ続けましょう。

いかがでしょうか？
少しでも新しい仕事や変化に関わるストレス・不安が軽減されればいいなぁ、と思ってお伝えしてみました。

仕事がうまくいかないと、転職したくなるものです。
だけどそれは、本当に環境を変えたらうまくいきますか？
その判断に迷う場合は、ぜひご相談ください。
自分だけの視点で悩んでいるよりも、
第三者の意見が突破口となることも多いです。

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最後までお読みいただきありがとうございました！
ではまた次回。