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2023年秋に読んだ本&漫画

何冊もの本(雑誌含む)を同時並行して読んでしまっていて、読み物が散らかっている・・・。ゆえに、なかなか「読了」となる本が現れない~(;^_^A

という状態の中でちゃんとこの秋に「読了」した本と一部マンガです。

スピリチュアルな仕事をしているもので、ちょいちょいそういった目線の感想になってます。

歴史小説2冊、雑誌2冊、マンガ2作品、ラノベ小説1冊


●歴史小説2冊【鎌倉時代】

源頼朝の弟、源範頼が主人公!ということで飛びついた。

頼朝の弟と言えば、義経のものばかりなんだもの。

かなり現代の口語なのが最初は気になってしまったけど、あとからは全く気にならなかった。

なぜかって、この小説の主題はおそらく、「偉大な兄・頼朝と弟・義経のに板挟みになった、源範頼その人の心情」
を描くのが目的だから。

歴史のことではなく、心情を伝えるには、ちょっとくだけた現代語でも良いだろう。

現代にも通ずる、「THE・サラリーマン」の板挟みの感じが、すごくリアルでよかった。


こちらも鎌倉物で、姉・北条政子と弟・北条義時の物語です。
源頼朝の死後から始まっています。
まさに2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも描かれた舞台です。

私は瞑想者でありヒーラーですので、
幕府を築くためにたくさんのことを犠牲にし、苦しみぬき「夜叉」とならざるを得なかった政子と義時の、エゴの格闘の物語

たのしく読みました。

エゴとは、格闘だから
それがいかに辛いことか。

すごくよく描けていた。さすが伊東さん。


●雑誌2冊【趣味関連】

マティスのことをトータルに学べてGOOD.

NHKの番組視聴と併せて園芸を勉強している。
雑誌って読みごたえがありながら、安いな~。


●マンガ2作品【手塚漫画!】

偉大なる手塚治虫先生の。
新選組の漫画を描いているのを知らなかった。
2巻あります。完結。

ベートーヴェンのこと。
手塚治虫自身が、ピアノ弾きだったみたいですね。
こちらは2巻あるけど、完結していない。
手塚治虫最後の最後の、晩年の作品。

しかしまあ、本当に手塚治虫はすごいよな。
専門的な描写、細かな描写・・・超人だ。


●ライトノベル(人生初)

戦争モノ、特攻隊のことは興味があって手に取ってしまう。
こちらはライトノベルで大流行して、現在映画化中だということから知った。

最初は、ライトノベル・・・ちょっと少女漫画過ぎて、文章も拙いというか、展開も恥ずかしくて、何度も読むのをやめようと思った。
でも結局気になって最後まで一気に読んでしまった。

のだから、やはり書き手は必ずしも拙くないってこと。
むしろ上手なのだろう。

展開や文体が少女漫画過ぎるだけだ。

そしてやはり私は瞑想者でありヒーラーなので、ついそういう目線で読んでしまう。
史実、事実がどうだったかは知ることができないので、あくまで作中の話だが、

特攻隊で絶対がんばるんだ。も、
特攻隊行かないで。も

どちらも、エゴのドラマの中からのストーリーだ。

エゴから抜ければ、そのことはなくなる・・・
しがみつくことは・・・

でも、エゴの目線で読めば、もちろん、話題通り、「泣ける」話だろう。
こんなに辛いことはおかしい、戦争は違う。

ってのも、結局はエゴのストーリーからの意見にとどまっている・・・。

でも私はさらに目線を進めて、本当の平和とは、

エゴから抜けてものごとを見て、生きていく事で、それしか平和はない、とここに書いておきたい。

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