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三河の女衆

どうする家康③を観て
私の中の新しい発見。

今川から家康が離れる時の
こんなに苦しい悲劇
今までは当たり前にスルーしてたんやな
ってこと。


今までいくつかの物語で
今川から家康が離れる頃って
観たことがあったけど

今まで観てきた物語の中では
割とアッサリと離れた感じだったから

あー、寝返ることって 
そんなに簡単なことなのかな。
国単位で考えたら、それがいいのかな。


っていう私の認識で

どこか
ゲームを観ているような感覚でしたが

今回の話を観て


いや、全然簡単なんかじゃないわ!!


っていう
ズシーーンとした重い気分です。


そりゃー、そうやんな。

そりゃー
昨日まで交流していた家臣の妻子たちも
殺されてしまうよね。

家臣の家族も巻き込んでしまう
難しい決断。

アッサリなんかじゃないよなー。

ゲームなんかじゃないよな。

って
人間の血流を味わえる物語に
惹き込まれました。


三河の家臣団の女衆たちのドラマを観て
今までの私の想像力の無さを痛感したし
あの女衆の背景を描いてくれたことに
すごく感謝しました。



本物の家康も
「嫌じゃ、嫌じゃーー!」と
泣きべそかきながら
決断したのかもしれない。


今回の家康像が
めっちゃ好きになりました。


とはいえ
瀬名姫とあんなに交流していた女衆を見た後に
あんな結末を見ることになるなんて
去年の鎌倉殿並のダメージを受けましたわ(笑)

戦国時代なら当たり前。
もっと悲惨な処刑だっていっぱいあるけど
(秀吉とか、もっと残酷!)
改めて戦国時代の厳しさを
目の当たりにしましたね。

あー、つら……

今川親方さまに縋りたくなるのも分かる。

親方さまが信長に勝ってたら
こんなに苦しいことなんてなかったのに〜。


とか言いながら
去年もそうでしたが

歴史ドラマを観ながら
物語の「痛み」を感じるのも
なかなかいいものです。

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