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読書が苦手なワーママのオーディブルのススメ!湊かなえ「告白」本当にあったら怖い話ですが…

じつは、私は子供の頃から読書をすることが習慣にありませんでした。漫画は読んでいたのですが活字だけの本は苦手です。

しかし、本好きな息子の刺激を受け、今ではミステリーをメインに本を楽しむようになり本を楽しんでいます。

活字を読むのではなく朗読を聴くオーディブルがメインですが…。

今回は最近聴いた本、湊かなえさんの「告白」の感想です。

本を読んで感想を一言で表すと…

すごくズドーンと重く残酷な話です。正直、怖かったです。
この事件があったら本当に怖いです。

ただ、怖いだけではなく人の「欲」が大きく裏にはあったのかなと思うのです。
「承認欲求」です。人は誰かに認められたい生き物なのだと思いました。

また、私自身が3人の子どもの親であるからでしょうか。

育った環境、親の存在や関わり方は、その子の人生の「心」に大きく左右するのだと感じずにはいられませんでした。

娘を殺された教師も母。そして、殺した犯人2人(生徒)もまた母からの影響を受けているのです。

著者「湊かなえ」プロフィール

1973年広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年第二回BSーi新人脚本賞で佳作入選。
07年第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞。
同年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。
08年同作品を収録したデビュー作「告白」は、「週刊文春08年ミステリーベスト10」で第1位、第6回本屋大賞を受賞。

Amazon「告白」より

あらすじをざっくりお伝えしますと…

物語は女教師の告白から始まります。
娘を自分のクラスの生徒2名に殺されたと…。

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」

Amazon「告白」より

娘の愛美は事故死とされました。しかし、彼女はクラスメートの前で事件の真実を淡々と「告白」し、退職。
学校を去っていきました。

クラスメートには誰が犯人なのか気づきます。
その後の彼らは、精神的にジワリジワリと追い詰められていくのです。
女教師はどこまでそれを想像していたでしょうか。

そして、ストーリーは語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と変わり、事件の全貌が明らかにになっていく。

静かなる復讐、衝撃の結末へ向かっていき…

オーディブルを聞き終えた感想

感情の一言で表すのなら「切ない」が一番当てはまる気がします。
凄く悲しいです。

支えてくれる人のありがたさを感じていたら、小さなことでもいいから大切に毎日当たり前のことをそれぞれが生きていたら良かった。
こんなことにはならなかったと思うのです。

…と、現実のように作品にのめりこみ感情を揺さぶられる。
小説は凄い!!としか言いようがありません。

まとめ

いかがでしたか?以上が聞く読書(オーディブル)で読書が苦手だった私の感想です。

共通して言えるのは、小説に出てくる人物は一生懸命「思考」をめぐらせていることだと思います。

思考というのは時に残酷であり、時に救うものかもしれません。

今回ご紹介した「告白」を読んでなくて、興味を持ったらぜひ聞いてみてください。読んでみてください。

映画化されているストーリーには意味がある。
メッセージ性が強いのだと思います。

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