過ぎ去ったピークを、myTODOノートから感じる

やることがたくさんあって、いくら時間が合っても足りない…！猫の手も借りたい…！って思うほど忙しくしていた時期は、「暇な時間」だとか「余裕のある時間」だとかにすごく憧れを抱いていた。

ところが、つい数週間前までの怒涛の日々がまるで嘘のように、今のわたしはすごくゆったりとした時間を過ごしている。ドドドドドっとこなした後だから、まるでずっと休憩時間かのように、手持無沙汰な時間をのんびりと過ごしているこの頃。忙しく動き回っていたあの頃が恋しく思うくらいには、はっきり言ってとても暇だ。

これは今の仕事の話で、業務時間中の話。出勤前や帰宅後の自分のプライベートの時間の使い方に関しては特に何も変わっていない。

ただ、日中に職場に出かけて、やらないといけない業務量が大幅に減った。数週間前のピークの時の業務量が10だとしたら、今は1とか2くらい。どうせならどの時期もまんべんなく5くらいになれば一番いいのに、なんて思うけれど、これはもうわたしのコントロール外のことだから仕方がない。

わたしはいつも、その日にやらなければならないTODOを全て手書きでノートに書きだしている。そして終わったものから線を引いて消していく。1日が終わるころにその日のTODOには全て線が入っている状態にするべく、猛烈に業務をこなす。
仕事中のTODO管理方法については色んな方法を試したのだけれど、結局このアナログな方法が一番自分には合っていた。

myTODOノートをペラペラとめくってみる。数ページ遡ると、そこにはぎっしりびっちり黒のボールペンでやるべきことが書き込まれており、青のボールペンで引かれた線がたくさんある。「めっちゃ仕事してるなぁ」って一目でわかるくらい、過去の自分の事を「よぉ頑張ってるやん」って褒めたたえたくなるくらい、そのページはわたしの殴り書きの文字で埋まっている。
ところが今は、TODOを書き出しても、ゆったり書いて半ページ埋まるかどうか。業務のピークが過ぎ去って、収束に向かっていることを自分のノートからもありありと実感する。

今のプロジェクトは3月末で終了する。4月からはまたきっと新しい案件に携わることになって、また怒涛な日々がくるのだと思う。今はひとまず、つかの間の休息時間なのだ。いや、ちゃんと仕事してるから休息ではないのだけど。

こうして落ち着いた時期が来ると、忙しく動き回っていたあの頃が恋しくなってしまう。
ばたばたしていた頃は、一刻も早く落ち着きたいって思っていたはずなのに。
もう、ないものねだりだなぁ（笑）

貴重なこの落ち着いている時間、せっかくだからちゃんと味わおう。

そんなわけで、今日もおつかれさまでした。

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