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フリーランスになって思う、生活と仕事のバランスについて
限られた時間の中で、何を手に取り、何を切り捨てるのか。その選択を常にしながら日々を過ごしている。
今週の予定を考えると、〇日にこれがあるから、△日までにはこれが必要で、ってことは今日中にこれをしないといけなくって。そのために今からやるべきことはこれとこれで、ってことはつまり、今日はこっちをやっている時間はなくて。
フリーランスとして働き始めてから、いつも頭の中で「いつ」「何を」するのかを考えている。「会社に行きさえすれば仕事のことだけを考えられる環境」とは全くちがう今。生活をする場も、仕事をする場も、自宅。生活をしながら仕事をして、仕事をしながら生活をするという感じ。仕事とプライベートは密接に関係している。
会社員時代は、まず出社したら、自分のノートにやるべきタスクを全て書き出していた。それを、上から順番に消していくことで、仕事がサクサクと進んでいく感じ。
(会社員時代のタスクノートの例)
・〇〇社メール返信
・〇〇さん面接日程FIX
・〇〇社に△△の件TEL
・〇〇社アポ取る
・MTG準備
・〇〇社アポ準備
でも、今のわたしのやるべきタスクは、仕事のことだけではない。今の生活でタスクノートを作るなら、こんな感じになる。
(フリーランスの今のタスクノートの例)
・食器を片付ける
・掃除
・チラシチェック
・スーパーに買い物
・今日のnote書く
・〇〇取材準備
・夕飯の準備
・〇〇の原稿を書く
・洗濯物を畳む
・〇〇の記事の構成を考える
・絵本読み聞かせ
・チャットワーク確認
生活のタスクと、仕事のタスクが並列する。誰にとっても当たり前に1日は24時間しかないので、何をどこまでやるのか、あるいは何をやらないのか、切り捨てるべきは生活のタスクなのか仕事のタスクなのか、常に見極めないといけない。
「決断の回数が多ければ多いほど疲れる」というのをどこかで耳にしたことがある。でも、そんなこと言ってられないくらい、毎日が選択の繰り返し。「今日のベストはどのような動きか」を、自分の仕事の状況と、その日の娘ちゃんのコンディションと、日々変動する夫の帰宅時間の中で、最適解を常に探りながら選んでいる。
会社に行けば仕事のことだけを考え、自宅に帰れば生活のことだけを考えられたかつての生活って、楽だったんだな、と今なら思う。
ただ、今の生活も、別に悪くはない。フリーランスになってから、当たり前だけど自分で考えなければならないこと、自分から動かなければならないことが増えた。だから、自分で選択すべきことが増えたな、とは思う。
でもその分、圧倒的にストレスが減った。毎朝満員の通勤電車に乗るストレス、上司のご機嫌を伺わないといけないストレス、納得のいかないタスクを素知らぬ顔でやり遂げないといけないストレス。そういうストレスが、今は皆無。
今はわたしのやりたいと思うことしかやっていないし、仕事で発生する取材だって、行きたいと思うところにしか行っていない。もちろん通勤なんてタスクも発生しないから、満員電車に乗ることもない。
生活と仕事が並列して色々と大変ではあるけれど、今まで抱えていたストレスからは完全に開放された。生活と仕事を分けて考えられることがどれだけ楽だったとしても、わたしはもう会社員には戻りたくない。
ということは、今のこの生活と仕事が並列する暮らしに、どうにか慣れないといけないということ。この暮らしを、今後さらにうまく回していく方法を模索しなければならないということ。
なんてことを書きながら、ふと思った。
わたしは常に「生活と仕事」と言っている。決して「仕事と生活」ではない。そう、生活が先。仕事よりも、生活の方が優先なのだ。
今のわたしの主軸は、生活。育児をして、家事をする。大切な娘ちゃんと一緒にいられる、かけがえのない時間を共に過ごすこと。今しか見られない幼い娘ちゃんの、ひとつひとつ成長していく姿を、そばで見守ること。それが最優先。
育児>家事>仕事
今のわたしの優先順位は、きっとこうなのだ。タスクは混在して並列するけれど、優先順位ははっきりしている。
最優先事項以外のところは、溜め込みすぎず、さっさと折り合いをつけてやっていくしかない。サクサクと、淡々と、こなしていくしかない。
目まぐるしい毎日だけれど、大切ににしたいものははっきりしている。大切なものを大切にできるよう、しっかりと自己管理できる自分でありたいと思う。
そんなわけで、今日もおつかれさまでした。
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