見出し画像

京セラドームとTORACODAYとペンライトが欲しい娘

先日、京セラドームに阪神の試合を観に行ってきた。野球が好きだけど阪神ファンではない人は「ん?」と思うかもしれない。だって、京セラドームはオリックスのホーム球場だから。

試合の日は8月20日。阪神のホームグラウンド甲子園では、高校野球が開催されている。そのため、甲子園での試合の開催ができないので、特例な感じで京セラドームをホームとして試合が開催される、年に数試合しかないレアな日。

わたしが観戦した日は「TORACO DAY」という、"タイガースを応援する女の子のためのお祭りDAY"だった。

入場者には、dazzlinとコラボした巾着がプレゼントされた。

さらに、公式ファンクラブの女性会員が他の女性を誘って2名以上で来場した方には、dazzlinコラボの選手タオルまでもらえた。10種類あるデザインの中からランダムにもらえるこのタオル、わたしは梅野選手が当たった(本当は近本選手のが欲しかった)。一緒に行った母は応援している佐藤選手が当たって嬉しそうだった。

ひと昔前は、結構治安がやばめだった阪神の試合も、ここ数年でぐんと変わった。こうした取り組みが行われていることで女性ファンも増えたし(何より近年強いのでファンが増えている傾向をひしひしと感じている)、球場に来やすくなったようにも思う。

甲子園と違って、空調が効いており快適な京セラドーム。座席はバックネット裏上段。

広角で撮るとこんな感じ。客席めっちゃ埋まってる

普段は外野側からの景色ばかり見ていたから、こうしてバックネット裏のこの画角で試合観戦できるのは久しぶりでとっても新鮮。冗談なので、幅広く全体を見渡せることができたのもよかった。ちなみに座席はなんと、上段の1列目1番だった。なんか縁起が良さそう。

今回は母とわたしと娘ちゃんの3人での観戦。座席は2席だったので、娘ちゃんはわたしの膝の上で……と思っていたのだけれど、席に着くなり娘ちゃんに「あたしのせきは~?」と聞かれてしまって。もうどこに行っても自分の席が欲しいみたいで、そろそろ膝上は限界か……と思うなど。3歳になるまでは膝上にいて欲しいんだけどなぁ。

今回の試合の対戦相手はヤクルトスワローズ。ヤクルトの観戦グッズには、応援傘という小さな傘がある。売店でその小さな傘を見つけた娘ちゃんは、見本になっているものを手に取って、気に入ってしまったのかなかなか離さなかった。そうこうしていると、娘ちゃんと同世代の女の子が「かさ~~~!」と指さして近づいてきた。そのお母さんが「子どもはその傘気に入りますよね~、うちの子、離さなかったんで買ったんです。阪神ファンなんですけど」と言っていた。あの傘は、どうやら幼児の心をわしづかみにするらしい。でもわかる。わたしもちょっと欲しいもん、幼児でもないし、スワローズファンでもないんだけど。

ヤクルトスワローズオフィシャルショップより引用

ちなみに試合結果は、8対3で阪神タイガースの勝利。

  

タイガース主催のナイターの試合では、阪神が勝った際はビクトリーディスコなるものが開催される。球場全体が暗くなり、タイガースオリジナルペンライトを音楽に合わせて色を変化させたり、点滅させたりして、会場を盛り上げる演出をするもの(ペンライトの光は無線制御なので自動で光る)。ちなみにこのペンライトは配られるものではなく、自分で購入しないといけない。わたしは、ペンライトは持っていない(今まで娘ちゃんが小さかったこともありナイターの試合に行くことがほとんどなく、勝っても出番がないだろうと思っていたため)。でも、周囲がみんな持っているペンライト、娘ちゃんもどうしても持ちたいらしく「むすめちゃんの、ぴかぴかのやつは~?」と何度も何度も聞いてきた。ごめんよ、持ってないのよ。いつか買うから、いつか。多分、来シーズンくらいに。

快適な環境で楽しく野球が見られて、おまけに勝って、良い気分で帰路に着いた日だった。

帰宅したら、実家でお留守番していた父に「おじいちゃん、ぴかぴかのやつ、かって~」と、早速おねだりしていた娘ちゃん。いつからそんな手段を覚えたのだろう。孫に弱いおじいちゃんは「そんなんなんぼでもこうたるわ~」と言っていた。買ってもらえるといいね(笑)


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。




この記事が参加している募集

サポートいただいた分は、なんだかちょっとときめくものとか、心がうきうきするもののために使わせて頂きます。それをまた、noteに書いてみなさんにお裾分けできればいいなって思ってます。読んでくださってありがとうございます。