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わたしの周りにもようやくキンモクセイの季節がやってきた

11月が始まった。もう今年も残すところあと2ヶ月しかないというところに驚きを隠せない。

大阪では、ようやくキンモクセイが咲き始めた。

今年は関東の方ではものすごく早い時期に咲いていた(9月の初旬くらい?)みたいだけど、わたしが住んでいる大阪では全く咲く気配が感じられず。

もしかして気づかない間にキンモクセイの時期終わった…?なんて思ったりもしたけれど、周りの誰に聞いても「まだ咲いてないよ」とのことだったので、首を長くして待っていた。

わたしのお家の周りにはキンモクセイの木がたくさんあるので、咲き始めると一気に香ってくる。だから、本当に見逃すはずがない。

そしてここ数日で一気に秋の香りが町中に漂うようになった。ついにこの時期がやってきた。こうしてこの一瞬の花を咲かせ、香りを漂わせるまでは、キンモクセイの木があるなんて気づきもしなかったんだけれど、いざこの季節になると「あそこにもここにもキンモクセイが!」ってなるから不思議。

実はキンモクセイの香りをちゃんと認識したのって、ここ3年くらい。
それまではびっくりするくらいキンモクセイが近くにない人生を送ってきたので、急に漂ってくる香りにびっくりしたのがつい3年前のことだった。何この匂い!!ってなったのをよく覚えている。

みんなが表現していた”秋の匂い”ってこれのことだったんだなぁって初めて自分の中で合点がいった。というか、全くキンモクセイが周りにないって、今までどんなところで生活してきたんだろうね、わたしは。同じ小学校に通っていた彼はちゃんとその香りを認識しているのに、わたしは認識していなかったってどういうことなんだろう。同じ地域で幼少期を過ごしてきたはずなんだけれど。おかしいなぁ。

毎日感じたことをこうして文章に綴っているからこそ、日々感じた些細な季節の移り変わりを感じることが出来るんだと思っている。きっとこうして文章にしていなかったら、キンモクセイだって「なんか咲いてるな~」くらいにしか思わなかったかもしれない。

毎日をこうして記録することで、わたしは1日1日をちゃんと大切に過ごしているような気がする。その時に感じた小さな心の機微に気づけるようになってきたんだと思う。

わたしにとって毎日更新は、なんでもないとやり過ごしてしまうようなことを自分の言葉で丁寧にすくい上げていく作業だと思っている。それは、毎日を大切に、1日1日をしっかりとかみしめて生きていくことと同義。

だから、思ったことや感じたことを、こうして毎日言葉にすることを、これからもサボらずに続けていきたいなって思う。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。

 

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