見出し画像

金曜日の晩ご飯は手作りハンバーグ

いつものしんどいのとは違って、今日は少し調子が良かった。体調が安定すると気持ちが前向きになるし、色んな事にやる気が出る。そうじゃない時は起き上がりたくもないし、何もしたくないし、時間だけがただただ過ぎていって、ネガティブになってしまう。

今日は前向きな日だったから、元気に駅前のスーパーまでお買い物に行って、元気に晩ご飯まで作った。料理が苦手なわたしが、珍しく晩ご飯を作った。

昨日今日と、旦那の帰宅が遅い。残業が続いているみたいで、忙しそう。疲れて夜遅く帰ってくるのだから、晩ご飯くらい用意してあげないとなんか申し訳ないような気がした。わたしは在宅ワークでずっとお家にいるのだから。

今日は何を食べたい気分だろう?と、自分に問いかけてみたところ「ハンバーグだな」という結論に至った。旦那の希望を聞くのではなく、あえて自分の希望を優先するタイプ。食べれるときに食べれるものを食べた方が良いのだ、まだ体調が安定しない妊婦なんだし、なんて自分に言ってみたりして。

ただ、自分が作ったハンバーグを旦那に食べてもらうことが、どうしても怖かった。以前(といっても2,3年も前の話)、彼の1人暮らしのお家でハンバーグを作ったときに、それはそれはもう盛大に失敗した。なんか、全然おいしくなくて、「なんかしょっぱいな……」って言いながら苦い顔して2人で食べたのがずっとトラウマで。それ以来彼にハンバーグを作って食べてもらうことが怖くて怖くて仕方がなかった。

だけど、そんなことを言っていたらわたしは一生ハンバーグを作らずに生涯を終えそうな気がするので、今日はそのトラウマを克服すべく作ってみることにした。

前回はネットで見つけたレシピを見て作ったのだけれど、わたしはそもそもお母さんが作るハンバーグがとっても好きなのだ。わざわざネットのレシピに頼らなくたって、お母さんのレシピをわたしは覚えている。作り方も覚えている。今日はそれで作ろう。

旦那が帰ってくる前に一旦自分の分を作って食べてみた。いつも食べていたお母さんの味のハンバーグがちゃんと出来上がった。でも、火加減がちょっとあれで焦げちゃったし、つなぎが少なくて(というかパン粉が無かったから入れなくて)、やわやわになってしまったから見た目はちょっとあれだったけれど。でも、味はちゃんとおいしかった。

でも、わたしがおいしいと思っても、彼がおいしいと思ってくれるとは限らない。わたしは食べ慣れた味だからおいしいと思うだけなのかもしれないし。

なんて思いつつ、彼が帰宅するという連絡が入ってからキッチンでハンバーグを焼き始めた。さっき自分の分を作る時にちょっと失敗したこともあって、そこから学んだことを生かして今度はうまく焼けた。
帰宅に合わせて晩ご飯を作りながら「なんかめっちゃ主婦っぽいことしてるなぁ」と思った。みんな毎日これをやってるのか。すごいなぁ。というか旦那は毎晩これをやってるのか。ありがたいなぁ。

帰宅した旦那がわたしの作った晩ご飯を食べてくれた。

「これ玉ねぎ多めにいれた?」
「玉ねぎも入れたけど、ニンジン多めに入れたかな」
「ニンジンか~!甘くておいしい!」

おぉ。料理に厳しい、食にこだわりの強い旦那の口から「おいしい」という単語が聞けた。嬉しい。思わず「なぁなぁ、おいしかった?」って何回か聞いてしまった。何回でも「おいしい」って言わせたくて。

久しぶりにちゃんと料理したけど、おいしく作れたら嬉しいなぁ。

2人分と思って作ったら、なぜかハンバーグの種が4人分くらい出来てしまったのは想定外だったけれど、また食べられるからそれで良し。

苦手な料理でも、こんな感じでちょっとずつ成功体験を積み重ねていって、いつか苦手じゃなくなる日が来たらいいなと思う。



そんなわけで、今日もおつかれさまでした。



#日記 #エッセイ #ひとりごと #あやめしのひとりごと #毎日更新 #毎日note #note毎日更新 #1040日目

サポートいただいた分は、なんだかちょっとときめくものとか、心がうきうきするもののために使わせて頂きます。それをまた、noteに書いてみなさんにお裾分けできればいいなって思ってます。読んでくださってありがとうございます。