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海外経験なんてないのに、育児休暇明けに国際部しかなかった人の顛末

2023.6.6追記

こんにちは。
現在、下記のようなタイトルで
コンテンツを販売しています。

海外経験ゼロの平社員でも再現可能!
実践的な目的別のテンプレートで、
英会話スクールにに通わなくても、あなたもできる英語の仕事。

この記事では、
どんな経緯・想いで
この教材の開発に至ったかを
紹介しようと思います。


育児休暇明け直前

私が産休前に所属していた部署は、
自分の頃よりも上手くまわっていた。



妊娠中、つわりがひどくて
どうしようもなかった私を
他部署から異動してきた
派遣社員さんが優しく、
力強く支えてくれた。



雑な引継ぎしかできなかったのに、
私がいたときよりも
仕事がしやすい状態になっていた。


感謝感動。
もうこの人でいいでしょ!


しかし、私が育児休暇明けに
同じ部署に戻れば、
彼女の派遣契約は更新されないそうだ。



「私戻るので席空けてね。はい、さようなら」

そんなことできるわけないでしょ!?
この人必要だよ!!!


そうだ、異動しよう!

そういうわけで、復帰直前の段階で
募集中の部門を確認してみたところ

空いているのは国際部のみだった。


確かに、学校での英語の成績は
それなりによかった。


だからって海外経験のない私に、
その部署がアサインされるわけなんてないだろう。


しかし、予想は外れ、
復帰に向けた面談で 

「英語の仕事やりたいって言っていたよね?」

と念を押された。


「なんだ?そんなこと言ったっけ・・・?」


でもここ断ったら、育休切りに遭い、
25歳でキャリアが途絶えてしまうかもしれない
という焦りから、


「そんなこと…言ったかもしれない?かなあ~?
かもしれないですねえ…」

なんて煮え切らない返事をしてしまった。


晴れて国際部に配属されることになった。


事件その1

英語のできない私は、
必要としてもらえるように
小さい子を抱えながら
とにかく働いた。


そんなある時、
ちょっとした事件が起きた。
(いわゆるズル)



そしてトラブルを起こした本人が
「あの人にアドバイスされたからやった」と
私を名指しして言い訳をしたそうだ。


その後、一番信頼していた外国人女性から、
【Discredited】という
単語の入ったメールが届いた。


Discreditedの意味がわからなかったので、
ググってみると「信用の失墜」と表示された。
(DisーCreditーedに分解すればわかりますね)


その瞬間、血の気が引く気がした。


「私はそんなこと言っていない!」
「言うわけない!」と弁明したが、
うまく言えなくて
耳を傾けてもらえなかった。


その日は家で泣き続けた。


当時2歳だった息子は
「ママ、ニコニコだよ」と言いながら
ティッシュを持ってきた。


号泣した。 悔しかった。悲しかった。
二度と同じ思いをしたくない!


自分の英語スキルのせいで、
もどかしい思いをしたから、
業務外の時間もオンライン英文添削、
電話英語レッスン、書籍、オンライン英会話、
各種モニター受講などに時間とお金を投じた。

 

そこで衝撃を受けたのは、

「世界で一番話されている言語は、
英語ではなく、ブロークンイングリッシュ」

だということだ。


そこからメンタルブロックがはずれ、
日本語でのやり取りと同様に、
堂々とテンポよく発信できるようになった。


事件その2

そんなある日、次の事件が起きた。

忙しい時期に、髄膜炎で
緊急入院することになったのだ。(私が)


救急車の中で取引先に
翌日の接待キャンセルの連絡をしたほど
急な展開だった。


その後、病院から
海外パートナーに訳を話した。


相手からは心配の言葉とともに、 
"We need you."
という返事が来た。


返事をくれたのは、
あのDiscreditedさんである。

その時、とても報われた気がした。



まだ20代だったが、
ここまでがむしゃらに走ってきて
ようやく一人前になれた気もして誇らしかった。


普通の平社員でもできた

社会人になったころの私の英語力は、
TOEIC600点くらい。


一般的には悪くないと思うが、
国際部では何も発言できない
レベルであることは明確だ。


それでもいい同僚に恵まれ、
時には部署に私一人だけの時期もあったが、
なんとか5年以上切り盛りすることができた。


振り返ってみると、
日本語でも英語でも結局、
メールでは「お願い」「伺い」「確認」
「報告」「提出」「お礼」などの
簡潔なやりとりがほとんどだということ。


電話やオンライン会議だと
少しややこしくなるが、
それすらメールのコミュニケーションに持ち込めれば
なんとかなってしまう。


今は翻訳の精度もあがってきているので、
なお環境が整っているだろう。


だからノウハウ・テンプレを共有して、
英語の仕事をしたことない人にも
将来の仕事の選択肢を広げてほしい。


そんな想いを実現するために、
教材の開発をすることにした。


海外経験ゼロの平社員でも再現可能!
実践的な目的別のテンプレートで、
英会話スクールにに通わなくても、あなたもできる英語の仕事。


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モニター価格で提供しています。
(ハッキリ言ってバグ価格)


あれから10年以上。


あの時の経験のおかげで、
私は現在、外国人サポートを事業の一つとして
取り組めるようにまでなりました。



本日もお読みいただきありがとうございました!


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