協力隊3年目

ご無沙汰してます。
メールの始まりみたいな始まりですが、
何も知らずに足を踏み入れた、吉見町に来て2年が経とうとしています。

とはいえ、東京と2拠点生活で半々くらいのペースで行き来しているのですが、
任期3年目が始まります。

1年目は2拠点生活に馴染み、近所付き合いをしたり、田舎生活に慣れるところから始まり、2年目古民家をコツコツ片付け、日本酒作り計画を立てました。

もうすぐ、日本酒が出来ますね。
私が醸造するわけでも、お米を育てたわけでもないのですが、何とか売り切りたい!という願望です、まずは。
あとは、美味しいと良い!まだ味がわからないから、きっと美味しいと思うけど、まだ言えないのが現実なので。。
完成、販売の際は、また改めて発表します!

今年に入って、私の義理の兄でもある「国立の農夫」(はたけんぼ・農天気)とその仲間達(経営陣)に、私が何とかしたいと思って中々どうにも出来なく、考えあぐねた結果、助けを求め、地方創生、古民家利活用、民泊農泊、すべてを取り入れている彼らに助言、教えを請う会を開き、吉見町に来て頂きました。

講師陣

こちらのお三方です。よろしければ皆様是非。
農天気 https://nou-tenki.com
corot     https://www.corot.bz
るうふ.  https://loof-inn.com


4月末〜5月に日本酒が出来るので、その宣伝、営業に回る今時期ですが、並行して古民家の利活用については、ずっと考え続けています。

2年前、突如吉見町に現れた私がこの古民家に出会い、オーナーHさんと波長が合い、交流を続けてきました。
この2年間の間に、Hさんの家の事情や色々な状況の変化があり、大きく変わった2年間でした。
そして、私の任期の3年目の今年、いよいよ古民家改修に着手しようと計画中。
これまでの出会った重要なアベンジャーズ達を集めて始めたい。

これまでに出会った、吉見町アベンジャーズ紹介します。
・オーナーの姪っ子建築家夫妻。
・オーナー敷地、お隣さん、工務店さん。(私の家の隣の娘の同級生。驚く)
・任期1年目、町のイベントでファッションショーをやった時の出演者姉妹の
パパ、土間専門職。(こちらもうちのご近所、まさかの出会い。)
・隣町、大工さん。
・Hさん織物生徒さん旦那さん(元住宅メーカー勤務。何でもできる)

ここまで出会った人たちで十分立ち上げられるチーム。
しかし、まだ動かすには準備が必要。

Hさんは織物の先生で、その生徒さんが紙漉きを習得していて、その作業場所を入り口土間にスペースを作りたいところから始まる。
これには、紙漉きについてわかる本人の意思と紙漉きの必要材料、の情報が揃わないと始まらない。

土間作りもそれによって見積もり発注ができ、その前に壁を直して電気水道の設備を揃えないといけない。
逆算して、進められる情報が集まらないと進まないのです。

そして、ものつくり大学の生徒さん達に募集をかけて改修チームを作りたい。
ちなみに、隣町の大工さんがものつくり大学の非常勤講師でもあり、果たして何か繋がるかどうか。
学生は夏休み募集で、泊まり込みとかでも出来るといいなぁ。

それまでの間に、日本酒の販売、試飲イベント、などやりつつ。

家の全体の構造、どこを直すのか、どこまで完璧に直すのか。
ここ重要。
一般的、常識的建築士は安全と完璧な建物に変えようとするだろう。

それも勿論ありますが、それだけでも違うと思う。
古いものを、築100年建築の古民家を、中をモダンにきれいにする建物も沢山あるけれど、必要な部分は直すべきだけど、それじゃないような気がすると思っているし、それをわかってくれる人じゃないと、進まないのもある。

新アベンジャーズ現るか。

蔵もあり、蔵の使用方法も考えている。
民泊、農泊にするには家の大きさを考えると蔵の方がいい説はあるんだが。
だが。検討中。
敷地内の畑と田んぼの活用。

今年初、田植えに挑戦しようかと思ったが、毎日の水の管理をオーナーに任せるのは結構大変なことになりそうなので、別の田んぼで毎年米を育ててる方に教わってくる。今年初、田植えを体験。

この話を紹介してくれたのは古民家のゴミ回収をお願いした吉見内の業者さんで、まさかの田植えを今年始めようとしていて、未来の仕事に繋げようとしていたので、ここにもアベンジャーひとり。

考えてるばっかで進まないな・・と思う・・
私の家で持ち物で、お金をかけて好き放題ってわけにはいかないからな。
オーナーの意向と町の為になる形になればいいのだが。

まだまだ、アベンジャーズ募集中です。
興味がある方、ぜひ仲間になってください!

あやめ


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