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誰かを傷つけてるのではないかと心配な人に向けて(後編)

こんにちは!シャバンです。

前回の続きです⇨繊細で傷ついてしまう人の今後の人間関係を楽しく生きるために

今回は、傷つけてしまう側、何か一言余計な事を言ってしまうという人の心理状態や心がけについて書いていきます。少し長いですが、読んだら絶対に今までの自分の発言と照らし合わせて、今後に活かせます。

身近な関係であるほど、余計な一言って言ってしまいませんか?私はこれから書くことを意識したら、「あ、これ言わんでいいやつや」とグッと堪える瞬間が何度かあります。

知らずに誰かを傷つけてるかも・・と心配な人にはこのブログを読んで、ぜひ普段の会話で意識してもらえたらちょっと気持ちの良い人間関係が運営できるかもしれません。

言いたい事は言っていこう?

昔からポンポンと発言ができるタイプではない私ですが、ある時こんな事を知り合いに言われた事があります。

「いつも言いたい事を我慢しすぎ」「もっと言いたい事を言った方がいい」

私は当時はこの意味がよくわかりませんでした。もっと言えば(当時20歳現在30歳)、自分の事がよく分かっていませんでした。自分が言いたい事?改めて言われても余計に何を言ったらいいかわからない。もうsupernova/Bump of chicken(わかる人いる?😂)って感じ。

確かにその知り合いは言いたい事を言っている、感じはする。けど、周りの人もその人に好感を持っている。けどピンとこなかった。そこから私の「言いたいことを言う」ことについて考える人生が始まりました。

世の中には「言いたいことを言う」=「何を言ってもいい」と勘違いしてる人がたくさんいるように感じます。SNSではその話題で持ちきりですよね。

なので私はこの誤解を与える言い回しをこう表現したら、もっと分かりやすいのではないかと思うのです。

「伝えたいことを、ネガティブな気持ちを除いて伝えよう」

これには、伝える側の配慮が必要です。そしてその人自身が、自分の気持ちを自覚する必要があります。

なぜなら、余計な一言を言う人、相手を不快にさせてしまう人の特徴はその時の自分のネガティブな気持ちを相手に伝わるように話すからです。でも、これを言った側は自覚してないことが多いんです。

そのネガティブな気持ちは「嫉妬」「悲しみ」「悔しさ」「相手への不満」などなどです。

例を出すとすると、部活動で友達がレギュラーになり、自分がレギュラーになれなかったとします。

嫉妬から来る発言の場合「先生に気に入られてる」と本人の実力を認めたくないことを言ったり、悲しみが大きすぎて「どうせ私なんて」と自分を卑下した言い方をして、悔しさから「あんたなんて運動しかできない」と相手を下にしようとし、レギュラーを取ったことと関係のない相手への不満を見つけそれを責め立てるんです。

これらの問題は、レギュラーになった友達が悪いわけではないのに、自分が感じてるネガティブな気持ちを自覚せずに、それを相手にぶつけているということ。

では自覚するためにはどうしたらいいのか?ここで自覚するために必要な作業があります。

①言おうとしてる発言にはどんなネガティブな気持ちが隠れているのか考える

②その気持ちを認める⇨伝えることがあるならその気持ちを除いた内容を伝える、不快にさせると思うなら伝えない。

人間は皆ネガティブな気持ちを誰に対しても何に対しても感じることがある

これを自覚するだけでこの後の作業のスムーズさがグンと変わります。ネガティブな気持ちが”悪い”という事はないんです。ただ、これを伝えるから関係が悪化するんです。私の中にこんなネガティブな気持ちがある、嫉妬を感じていると自覚することが大事なんです。

そしてそれを決して否定しない

ネガティブな感情を、「そんな風に感じる自分はダメだ」と否定している人が多いです(私もそうでした)。

ですが否定せず、自分の中でだけ、それを認めてあげましょう。「あぁ、私はひがんでるんだな。悔しいんだな。実は相手のここに不満があったんだな」心の中はあなたの自由です。

そして自分が今から相手に向かって発する言葉は本当にそのネガティブな部分を含めてないか?相手を不快にさせようと言っていないか?

答えがYESなら、言うのを辞める

それだけなんです。

それか、認めた上で、ネガティブな気持ちを除いて言う。そうすると本来言おうとしてた内容ではなくなるはずです。

心の中で「自分がレギュラーを勝ち取れなかった。友達が取った。ずるい。悔しい。なんであの子ばっかり」

「そうか、私は悔しくて嫉妬をしている。あの子と私の違いはなんだろう?次のレギュラーを取るためには何をしたらいい?本当に私の努力は足りていた?正しかった?」

この作業をしていくと、一歩離れた客観的な視点が見えてきて自分の悪かったところなんかも分かったりします。レギュラーを取った友達に対して、嫌味なんて言わずに素直に「今回は悔しいけど、次に向けて頑張る」と言えるはずなんです。(言わずに思うだけでもね)

嫉妬をしていると言うことは、その子と同じくらいのレベルにいるんです。だからこそ負けて悔しい。だったらその子ではなくその子の上を目指していくんです。自分の最高を目指そう。

これらを踏まえると、そういう不快発言は「私は嫉妬しているのよ、悔しいのよ」と自分の本音を相手にも自分にも解らせるために出てきた発言ということになりますよね。

それってなんか恥ずかしい気がしてきませんか?本当なら秘密にしたい部分を隠し切れずに出してしまっている。

これを考えるようになってからは、不快発言をする人は「心に不満がありそれを自覚とコントロールができていない人」という目で見るようになります。

さて、長くなってきてしまったので後少しにしますが、最初の方で出てきた、私の知り合いの発言。

「言いたいことを言った方がいい」

言いたいことを言っていてこの子が好かれた理由は、ブログの内容を踏まえると、「ネガティブな気持ちを含めずに言いたいことを言ったらいい」というところに行き着きます。

人間は相手の本心が見えると安心するものです。私はどちらかと言うと隠したがってしまう。けど、ネガティブな気持ちも認めてありのままを出しなさいということなんだな、と10年経った今、わかります。

しかしここでまた新たな疑問が出てきませんか?

自分と相手が違う解釈をしたら?不快にさせるつもりがないと思った発言に相手が怒ってしまったら?

これはまた別の話になってきます。次のブログでまた書こうと思います☺️

いかがでしょうか?優しさに包まれれば、トゲトゲした人間関係も丸くなります。

ぜひ試してみよう!と言う方はスキボタン押していただけると嬉しいです!

一緒にたくさんのハッピーを振りまきましょう🤗

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