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ポジティブ心理学でウェルビーイングな日々を・15「言葉の力=幸せな言葉を使う人は長生きする」

私がとても大切にしているもののひとつに、
「言葉」がある。

言葉・・・子どもの頃から物語を読むことが大好きで、
今も、本を読むこと、何かを書くことが好き。

それと同時にね、
とっても大切にしているのは、
口から出す「言葉」。

何を言うか、ってこと。

日本には、「言霊思想」ってあるでしょう?
言葉には霊力が宿る。
その霊妙な力が、人の幸不幸を左右すると、
古代の人々は真剣に信じていた。
だから神社などの様々な儀式においても、
言葉が非常に大切にされているよね。

私たちの国は、「言霊の幸わう国」。
万葉集の、柿本人麻呂の歌の中にある。
言葉の持つ力によって幸せになっている国だと、
古代の人々は自分たちの国のことを考えていたんだね。


どう?
今あなたは、言葉の力って、どのくらい信じている?
どのくらい意識して、言葉を使っているかな?


私ね、このあいだ、
ポジティブ心理学の講座の中で、
先生に、こんな難しい質問をされたの。


「もし、自分の心の中の何かにGiveし続けるとしたら、
それは何に対してですか?
自分の中の「何」を育てたいですか?
自分の心の中の本当に大切にしたいもの・・・
火をくべ続け、育て続けたいものは「何」ですか?」


すごく難しい質問でしょう?
あなただったら、なんて答える?

私の場合、
胸に手をあてて、考えた末に出てきた答えは、
「言葉」だった。

自分の中の「言葉」を育てたい。
「言葉」の力に、火をくべ続けたい。
そう思ったの。


そのくらい、「言葉」を大切に考えているから、
自分が発言する言葉にも、
普段から気をつけているんだ。

なるべく、ネガティブなことを言わないように。
人の悪口を言わないように。
どんなに怒りを覚えても、
「一生涯、決して言わない言葉」と決めているものもある。

もちろん、未熟な人間だから、
人の文句を言ってしまうとか、あるんだけどね。
「疲れた~~~」とか、言っちゃうし。。。
でも言ってしまったら、反省する。
悪いことは言わないようにしようって、
何度でも自分に言い聞かせる。


ここで、幸福と言葉の関連を調査した、
米国の研究を紹介するね。
「修道女研究」といわれる研究だよ。

なぜ修道女が対象にされたかというと、
彼女たちは、修道院に入ってからは、
同じ生活、同じ食生活を送るから
比較研究・追跡調査には適しているとのこと。

修道女を対象として、
20代の頃に書いた自伝文を調査して、
その後の生存率を調べた、という調査なの。

よりポジティブな言葉を使って表現していた上位25%の人のうち、
90%が85歳になっても健在であり、
90歳時点の生存率は70%だった。

逆に、ポジティブな感情表現に乏しかった25%の人は、
85歳まで生きた人は34%しかいなくて、
90歳時点の生存率は30%だった。

幸せな言葉を使う人は、幸福感が高く、
幸福感が高い人は、寿命が長い。

・・・ということを証明した研究として有名なんだよ。


幸せな人ってどんな人?


・・・という質問には、
もちろん、様々な答えがあるし、
どれも正解なんだと思うけど、
私はまず、こう答えるな。

「幸せな言葉を使っている人だ」って。


人を褒める言葉。
自分を褒める言葉。

空を、雲を、海を、木々を、花を、愛でる言葉。

人を許す言葉。
自分を許す言葉。

人生や物事、出来事の良い側面に光をあてる言葉。

楽しいな。
嬉しいな。
面白いね。
幸せだな。

ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

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※このコラムは主にポジティブ心理学に基づき、
幸せでいるためのエビデンスに基づく方法を紹介しています。
※ポジティブ心理学の分野では「Well-being」を高める方法が数多く研究されています。

※このコラムの参考文献 :
 「幸せ」について知っておきたい5つのこと
 NHK「幸福学」白熱教室制作班

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